集合知

3人の限界Kドルオタによるあれこれ

【でこ】おすすめK-pop50選!2019秋編②

こんばんはでこです。最近雨ひどいですね。家から出られないならK-popを聴くといいとおもいます!家から出られるならK-popを電車で聴くといいとおもいます!

ということで(どういうこと)おすすめK-pop50曲紹介企画その②をお届けします。今回お送りするプレイリストはこちら。19曲目からのご紹介です。

 

 

1~18曲目の紹介は下記リンクからご覧ください。

mi-casa.hateblo.jp

 

19~22曲目:ご機嫌お散歩ミュージックブロック

19. "또또또<CALL ANYTIME> feat. MINO" JINU (from WINNER)

クリーンなギターのトーンが気持ち良い、WINNER・ジヌさんのソロ曲です。ずっとアコースティック調の曲で来た流れで、オーガニックなバンドサウンドに繋げました。タイトルにも使われている歌詞「또 또 또(トトト)」は「また、また、また」という意味なのですが、そのあとにつながる「똑 똑 똑(トクトクトク)」=「ぽち、ぽち、ぽち」(メールを打つ擬音)と相まって、聴き心地のいい発音が印象的です。

前回の記事にて少し触れましたが、凸はビビリなインドアオタクのためYGのパリピサウンドがかなり苦手でして…ブルピンちゃんの女王感は拍手大喝采レベルで好きなんですが、ナムジャ曲はなぜか身の危険を覚えてしまう、、怖い、、LDH系列へ感じる恐怖感に似ている、、、(各所ファンの方ごめんなさい)要因のひとつとして、多分歌唱時の発声法が関係してるんだと思います。こちらは最近出たばかりのWINNER新譜に収録されている別メンバーのソロ曲なのですが、この平たい発声のニュアンスはまさにYG印。

FLAMENCO (HOONY)

FLAMENCO (HOONY)

  • provided courtesy of iTunes

 

ただ、このジヌさんの曲はその癖もなくすごく聴きやすかったので、今まで聴いてこなかったYGサウンドに触れる良い機会となりました。まだまだ知らないことの多いKポピの深淵。(そんなジヌさんは近く兵役に行ってしまうみたいで泣いています)

 

20. "HAPPINESS" PENTAGON

今夏リリースされたPENTAGONの日本オリジナル曲です。キレの良いギターのイントロから始まるは!!そう!!みんな大好き(※凸調べ)ニュージャックスウィングで〜〜〜〜〜〜す!!!!!やった〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!元々はプレイリスト3のニュージャックスウィングブロックに入れようと思っていたのですが上手くはまらずこちらに延期、結果ご機嫌ブロックのクライマックスに持ってこられたので大満足してます。

mi-casa.hateblo.jp↑NJSブロックの解説はこちらから。21曲目のTag Tag Tagからです。

この曲、元々はもう少しロックテイストの強いトラックになる予定だったとか。NJS曲といえばレトロな電子音を多用するジャンルなので、イントロからずっと右耳になり続けるギターのカッティングは当初のテイストの名残なのかなと思いました。このギターとBメロのコーラスワークによって、PENTAGONらしい爽やかサマーソングに仕上がってますね!もう寒いけどね!

にしてもペンタゴンちゃんたちは何故こんなに日本語の発音が上手なんだ……全ての歌詞がきちんと聴こえる、ジノウソクあたりはマジネイティブ発音……やっぱりグループ内に日本人がいる影響ってあるんでしょうか。当のユウトダ先輩は何故か韓国語よりラップが固く聴こえるんだけど……(こら)

 

21. "Actually" ZICO

前回の記事、Herの解説にてブロビ恐怖症を克服したと書きましたが、きっかけは「ジコヒョンの新アルバムがいいぞ!!」と勧められたことでした。そんな新アルバムの収録曲から一曲。肩の力の抜けたシンセサウンド粒の細かいドラムトラックが気持ちいい仕上がりのActually、実はタイトル曲のHumanよりお気に入りです。

Block Bから脱け、ソロアーティスト兼楽曲プロデューサーとして活躍しているZICOさんは、あまりの活躍ぶりにいつも印税いじりをされている印象があります(どんな印象)

www.soompi.com

先日兵役から戻ってきた元祖自作ドル・G-DRAGON先輩を筆頭に、自らのグループに留まらず、外部への楽曲提供を積極的に行うアイドルが増えてきていますね。いつかプロデューサードルのまとめ+おすすめ曲リストの記事とか上げたいないつになるかな…まず10月カムバ記事…

 

22. "LOVE AIR" AB6IX

DANDELIONに続き、でこゴリ推しアルバムことAB6IXの新譜から天才的楽曲を持ってきました。天才なのはまずこちら↓

決めフレーズが全部同じ音程とか大胆すぎて痺れちゃう!!!!!(※実際の歌詞は"L.O.V.E LOVE AIR"でした)

メインとしてしっかり打ち出すではなく、でもどこかトロピカルな要素を匂わせるプラック音や乾いたパーカッション音も芸コマです。2番のラップ中に入るブレイクの32分音符フィルとかこれまた天才。からのラスサビがユニゾン!!!ありがとう世界!!!15曲目のHold Me Tightと同じく、これもCメジャーなのに全く飽きさせない作りの楽曲ですね。エビのトラックは本当に足し算引き算が上手……

あと、サビのフレーズに何故かずっとデジャヴを感じる……と思ってたらこれでした。

 

Focusのサビ終わりフレーズ、音程も歌詞も凄く似ててびっくり。どっちも大好きな曲だ〜〜〜〜ウワ〜〜〜〜イ(五体投地)!!!!!!

FOCUS

FOCUS

  • KIM DONG HAN
  • K-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

23~24曲目:技巧派トラック光るミニマル空間系ブロック

23. "SOMEONE'S SOMEONE" MONSTA X

3曲目のRODEOでも取り上げた、MONSTA Xの最新デジタルシングルです。筋肉オッパのRODEOから一変して、グッとテンポを落としたメロウなナンバーです。近年欧米展開に力を入れているだけあって全編英語詞!他の英語詞曲はエオキヒョンことSteve Aoki提供のPlay It Coolなどがありまして、国内活動のイメージとはまた違ったスタイリッシュな一面が見られます。

Play It Cool

Play It Cool

  • provided courtesy of iTunes

 

パワフルなラッパー2人が目立ちがちなモネクですが、もうひとつの魅力がボーカルチームの声の美しさ!メインボーカル・キヒョン君のスカンと抜けてくる声を筆頭に、ニゾン映えするクリーンな声質のボーカリストが揃っています。音域で言うと、低い順にショヌ→ウォノ=ヒョンウォン→ミニョク(※キヒョンくんぜんぶでる)かな?あまりにも綺麗に溶け合うので、モネクペンなのに中々聴き分けられないのはここだけの話…

この曲ではそんなボーカルチームの美声を余すところなく堪能できます。何てったってサビが!!!!アカペラ!!!!そしてその声を活かすようにフワ〜〜と広がるシンセの音色…これからの寒くなる季節、明け方のチルい空気を浴びながら聴きたい一曲です。

 

24. "작업실<Workroom> (feat. Donggyoung)" bintage

楽曲プロデューサーとして活躍していたBiNTAGEの、インディーズデビューシングル曲です。K-hiphopはとにかく日本語の情報が少ない…現時点では特にライブ活動等はせず、9月10月とシングルを2枚立て続けにリリースした、という情報しかわかりませんでした。。

hiphopkr.com

 

コラボ相手のドンギョンさんに至っては、この情報社会の中で謎のカービィアイコンのインスタしか出てこなかった…誰か詳しいこと知ってる人教えてください…

プレイリスト中最もミニマルで、最近流行りのASMRを想起させるかのような環境音を散りばめた珠玉のトラックが光ります。鳴ってる音は最小限ですが、広がりのある空間系の電子音にリズムを刻む乾いたパーカッションが響き、そこに乗っかる混じり気のない美しい男女ボーカル叙情的な生ピアノとラジオ音声…トラック聴くだけでうっとりする…本当に何者なの…

 

25~27曲目:静寂からのカタルシス!解放的エレクトロミュージックブロック

25. "Replay (PM 01:27)" NCT 127

Workroomのミニマル感をそのまま残し、静かに始まる低音ボイスイントロ。トラックの盛り上がりに合わせて幾重にも重なっていくボーカル、、そしてブレイクを挟み、一気に解放されて響き渡る電子音のダンスビート、、、!NCT 127の中でもほんっっっっっっっとに美しくて大好きな一曲です。1曲目の夢中夢然り、一曲でグッと空気感を変えてくれる曲はプレイリスト作りにおいて必要不可欠。安心と信頼のNCT音源クオリティ…!

アウトロでの低音イケボジェヒョン→ハニーボイスヘチャン→屈指の透明感ドヨン→歌唱力ラスボステイルの流れはもう鉄板ですね。イリチルボーカルチームはいいぞ!!!!!!!

 

すや子の教育の賜物で私はここまで育ちました。いいな いいな NCTっていいな

mi-casa.hateblo.jp

  

26. "BLIND FOR LOVE" AB6IX

はい!!!!10月カムバタイトル曲では三本の指に入る名曲(でこ調べ)!!!!AB6IXBLIND FOR LOVEです!!!!!本当に今年デビューですか!?!?!?

デビュー曲のBREATHEに続いて、エモさがパワーアップした4つ打ちダンスビート曲です。

BREATHE

BREATHE

  • provided courtesy of iTunes

 

お気に入りパートは2番の"I’ll be your, I’ll be your, valentine"!使うフレーズが洒落てるし、振り付けも可愛い!さらっと名曲をプロデュースするイデフィ氏・・・自作ドルは推せます・・・一本目の解説記事でも書いたように、このアルバムは全曲通してAB6IXの表現したいことが一貫していて、パッケージとしての完成度が非常に高いです。もしこのプレイリストきっかけで興味を持ってくださった方がいたら、ぜひアルバムの1曲目から通して聴いてみてください。

 

27. "To My World" PRODUCE X 101

X1を輩出したオーディション番組「PRODUCE X 101」より、デビュー評価曲のうち1曲です。最終ステージで用いられた楽曲なだけあって、求められる歌唱レベルが高い…!サビは基本裏声ベースのハイトーンで構成されていて、男性曲としては屈指のキーの高さ。踊りながらこれを歌いこなさなければならない練習生の皆さんには同情します、、、

プデュ楽曲はオープニングのPick Meシリーズを筆頭に、EDMを基調とした楽曲が多いですよね。

X1-MA

X1-MA

  • PRODUCE X 101
  • K-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

その分、癖のないクリアハイトーン系ボイスが映えるのだと思います。個人的には突き抜けるくらい声の太いボーカリストがいるといいのにな〜なんて思ったり思わなかったり。オーディション番組恐怖症で番組を見てないのでデカい口叩くなよという感じですが・・・すみませ・・・

この曲のキーであるFシャープメジャーは、Bメジャーと並んで屈指の透明感・解放感を誇ります。イントロやBメロで効果的に使われているコーラスの和音が、ある種空間系シンセサイザーの役割を果たしていて、さらに楽曲に奥行きが生まれてますね!!

 

28~31曲目:緊迫感漂うチルサウンドブロック

28. "Precious (Overture)" ATEEZ

ATEEZの新譜より、アルバム全体のイントロとして位置付けられている楽曲です。緊張感漂う導入部に始まり、アチズお得意の高圧ラップ……そしてウィスパーボイスの"Precious"から始まる怒涛のフルートのメロディーラインを聴いた時、ほんっっっっっっっっっとに鳥肌が止まりませんでした…エッエエッ…エイティーズさん天才では…

このクオリティのサウンドがイントロ曲に来るなんて……ストリングス一辺倒な邦ドル楽曲Pにも爪の垢を煎じて飲ませたい出来れば3リットルくらい……(こら)

夢中夢Replayと同じくらいガラッと空気感を変える力のある曲ですが、本家アルバム内での位置付けが一曲目なので、同じ印象にならないようにプレイリスト内では折り返しブロックのスタートラインに立たせることにしました。To My Worldに続いて、この曲もF♯やBといった癖の強い音を多用することでミステリアスな空気感を演出してますね。

 

29. "Moscow Moscow" ONF

こちらも10月カムバ大戦争の一派、ONFです。最近主力メンバーのラウンちゃん脱退がニュースになってましたね……Kドルの脱退ほんと突然過ぎて勘弁してほしい……(ドボイズ・ファル君の脱退で心がバキバキに折れた人)

最近は、アルバム全体のコンセプトを統一して、どちらかというとアーティスト寄りな音作りをするグループが多い中*1ONFの新譜はバラエティに富んだラインナップになっています。どちらかというとジャニーズのようなアルバムの作り方。これはこれでアイドルとしての多面性を感じられて、聞き応えがあって好きです。

そんな中でも、このMoscow MoscowはKポピでまず滅多に聴くことのできないジャズ調の一曲!出会えたあなたは超ラッキー!好きな人が振り向いてくれるかも!

大音量で聴くと、生のジャズバンドを主体としたトラックの情報量の多さにびっくりします。ぜひ解像度の高いスピーカーやヘッドホンで聴いてください。落ちサビ、単音ピアノだけをバックに淡々と歌えるボーカルはなかなかいないぞ…肝が据わってる…

 

30. "해야해<heyahe>" ONE

字面を見ると(あれっ2曲連続ONF…?)と思わせぶりですが、こちらはソロアーティストのONEさんです。楽曲の玄人感から勝手にアングラ系インディーズアーティストを想像しておりましたが実は華々しい経歴の持ち主でした(シンプルに失礼)。ONEさん、2015年に1PUNCHという二人組ユニットでデビューしており、相方はPRODUCE 101 Season 2に出演して話題を集めたキム・サムエルことSamuel(当時の芸名はPUNCH)。Samuelのソロ曲を普通に嗜んでいたでこ、まずここでびびる。

ONE (feat. JUNG ILHOON)

ONE (feat. JUNG ILHOON)

  • provided courtesy of iTunes

↑プレイリスト1に入っている一曲。BTOBのイルフンさんフィーチャリングです。 

韓国のヒップホップ界では屈指の知名度を誇るラップバトル番組「SHOW ME THE MONEY」に出演して注目を集めますが、1PUNCHとしてのユニット活動は終了。その後YGエンタに移籍し、一発目にリリースしたのがこのheyaheGettin' byの両A面シングルということでした。あと顔がいい。お見それしました。ちなみに2019年現在はYGを離れているようです。

(参考にしました↓)

ajmer.hatenablog.com

 

Moscow Moscowに引き続き、♭調のダークな楽曲です。両A面のうち「夜」を象徴するという曲なだけあって、大人の色香を漂わせるピアノの音色とダウナーな電子音の対比が印象的です。あとどうやら歌詞もアダルティな感じらしいので是非和訳をググってみてください(他力本願寺建立)。

ちなみに、イントロに入っている"Groovy Everywhere"というフレーズはGroovyRoomという楽曲プロデュースユニットのシグネチャサウンドですね!!シグネチャサウンドとはなんぞ…というそこの貴方、すやさんの超絶ありがたいまとめ記事をどうぞ。

mi-casa.hateblo.jp

 

31. "Moon" EVERGLOW

このプレイリストには2曲しか入っていない(まじかよ)、女子グループ楽曲のうち1曲です。モンスター新人ITZYに立ち向かう2019年デビュー組の中では、PRODUCE 48出身メンバーを2名要するEVERGLOWが筆頭候補だろうという勢い。ぶっちゃけメンバーのスクールカーストが高そうすぎて怖い(という話をすやとしておりました)。

 

デビュー曲のBon Bon Chocolat、2枚目のAdiosと、欧米クラブシーンに訴えるような強気の楽曲が続いております。実際アメリカ等ではかなり人気が上がってきているらしいですね。

Bon Bon Chocolat

Bon Bon Chocolat

  • provided courtesy of iTunes

 

メンバーのつよつよ感も相まって、タイトル曲はそこまで響いていなかったのですが…(どこまでも骨なしチキンなでこ)サブ活動曲のMoonを聴いて、印象が少し変わりました。ヨジャグルの中ではあまり代表的なグループが思い当たらない、体温低めのアンニュイな楽曲を演ってくれるとは!!男子グルでいうNU'ESTあたりの立ち位置にあたる楽曲・・・いいですよね・・・ぱっと聴いただけで心打たれて、heyaheの最後の音・Cを引き継いで繋げました。もっと色んなバリエーションのアンニュイ曲が聴きたいです。

 

↑これ呟いた後に、Velvet仕様のレドベル曲(Peek-A-Booとか)が該当するのかな?と思い当たりました。丁度色々おすすめ曲も教えてもらったので、次のプレイリスト作成に向けてディグろうと思います。 

Peek-A-Boo

Peek-A-Boo

  • provided courtesy of iTunes

 

 

短いですが、区切りの都合上今回はここまでにします!次が最後の記事になります〜〜〜〜爽やかハイテンションからのダウナーヒップホップからのエモエモクライマックスをお送りしますので次も読んでくれよな!オレ達の戦いはこれからだ!

☆でこ先生の次回作にご期待ください!

(※打ち切らないです)(読んで)

 

f:id:mi-casa:20191029005020j:plain

エビの新譜はいいぞ(何度だっていうぞ)

 

*1:このプレイリストに入っている中だと、散々言及しているAB6IXが最たる例ですね。天下のBTSなんかもその傾向が強いです。