こんにちは~~~~~!でこです~~~~~~!
有難いことに、開設して一ヶ月強のこのブログ「集合知」……読者数が100名を突破しました~~~~~~!!!!バクスバクス!!!ドンドンパフパフドンチャカピーピー!!!!
開設当初に紹介した「おすすめK-pop50選」から一ヶ月、10月の怒涛のカムバ期間を迎えたことによりあっという間に次のストックが50曲溜まりました。史上最速。トンデモスピード。ほんとうにケイポピはいい曲がおおいね!!!!
いつも読んでくださってる皆様へ感謝の意も込めて、新しく作ったおすすめ50選をご紹介させていただきます。プレイリストはこちら!
- まえがき:今回のプレイリスト概要
- 1~2曲目:オリエンタル情緒漂うオープニングブロック
- 3〜7曲目:音圧フルスロットル!ゴリゴリナムジャ曲ブロック
- 8〜11曲目:タイトなリズムで締める珠玉のお洒落トラックブロック
- 12〜18曲目:疲れた身体に沁み渡る癒し系サウンドブロック
まえがき:今回のプレイリスト概要
早いもので、今年の春先からまとめ始めた凸謹製プレイリストも第4弾となりました(第1弾・第2弾もおいおいこのブログで紹介します!)。
記事タイトルこそ「2019秋編」と銘打ってはいますが、その時々で耳に残った曲を都度お気に入りプレイリストに追加していき、50曲溜まった段階で整理するスタイルで作っているので、その時々のでこトレンドに内容がめちゃめちゃ左右されています!!なので最新曲ばかりではないです!!すみません!!先に謝っておきます!!
プレイリストの作り方・聴いていただきたいポイントはこちらの記事で解説しているので、先にお読みいただけるとこの後の紹介をより分かりやすくお読みいただけるかと思います。
ちなみに今回の傾向はざっくり以下の通り
元々は広く浅くつまみ食いするタイプだったのでタイトル曲くらいしか聴いていなかったのですが、数多のアーティストのアルバムをフルで聴くようになったら到底絞り切れるわけもなく…10月期カムバ曲に絞ったプレイリストは別で制作中です。乞うご期待(宣言することで逃げ道を断つスタイル)!!!
ちなみにNCT沼にはまる事となったファンミーティングの模様を書き留めた記事はこちら↓
1~2曲目:オリエンタル情緒漂うオープニングブロック
1. "夢中夢<Dream In A Dream>" NCT U
前回のプレイリスト記事を上げた時、「一曲目は最新曲」というマイルールを書いていました。
この夢中夢が発表されたのは2017年です。
アッ待って待って待って!!!!!!戻るボタン押さないで!!!!!!右スワイプしないで!!!!!!!!!!!話すからちゃんと!!!!!!!!!!!!!!
前述の記事の通り、無事NCTアレルギーを克服した私はNCTと名のつくアルバムを片っ端から聴き漁っていました。そしてひと耳惚れしたのがこの曲、夢中夢……なんと艶やかで煌びやかな音使い……!ボーカルを最小限に抑えたトラック、他グループでアルバムに収録されていたら驚きますがキャッチーとは程遠い路線を歩みがちなネオカルさんなので今更驚かない。蜷川実花さんの世界観のような色彩を想起させる音の広がり…
なのに何故!!!!!!こんなに空気感を一変させる曲が!!!!!アルバムの14曲中12曲目とかいう半端な位置に!?!?!?!?
ということで凸プレイリストの一曲目に大抜擢させていただきました。そしてこれはきちんと次の曲への布石ですのでご安心ください。。。
そして記事を書くにあたりYouTubeを確認したところ、
エこの曲テンさんのソロなの!?!?!?!?!?!?!?!?!?(ベビドンスショック再び)
なんでも出来るNCT U。泣いた。
2. "가자<LIT>" ONEUS
今年大注目の新人グループ・ONEUSの最新カムバ曲!今までリリースした2枚の神秘的なコンセプトから一変、韓国の国楽を存分に活かしたオリエンタルな仕上がりの一曲です。
2018年にリリースされたBTSのIDOL以降、K-pop界で国楽要素を含む曲が増えたのかな?という印象があります。
こちらはPENTAGONの楽曲。曲調は国楽のそれとは異なるものの、後半出てくるウソクのラップパートで「얼쑤 좋다 판소리(オルス チョッタ パンソリ)」と国楽由来のフレーズが出てきます。
これまでの表題曲:Valkyrie・Twilight は2曲とも音に凝りまくった最高の仕上がりだったので*1、本音を言えば似たコンセプトの既存曲との差別化という意味でもっとEDM的な爆発力が欲しかったところですが…!
IDOL以降こういう伝統音楽モチーフやるグループちょっと増えてるなって印象なんだけど、TwilightとかでビビっときたONEUSならではのユニークさがもう少し欲しかったかな…(何様) 期待しすぎちゃった感は否めないかも、EDMサウンドをもう少し満遍なく混ぜた方が独特な音になった気がする勿体ない……!
— チキンでこスープ (@decoranger_neo) September 30, 2019
でも結局好き。めっちゃ聴く。のでこれを一曲目にしようとしてましたが、上述の理由+この曲にもうひとパンチ欲しかったので、イントロ・ゼロ曲目といった具合でDream In A Dreamと繋げることにしたのでした。東洋風味の曲調だけじゃなく、Bマイナースケールなところも共通しています。
3〜7曲目:音圧フルスロットル!ゴリゴリナムジャ曲ブロック
3. "RODEO" MONSTA X
イントロのギターアルペジオが渋くて良い異国情緒出てますね〜〜とか思った?残念!!!そっちじゃないです!!!
LITのラストで盛り上げたEDMサウンドに乗っかるかの如く、開始8秒でボリュームフルテンのベース音で殴ってきます。流石モンスタエックス先輩、音圧で全てを解決できると思ってる。できてます。
ちなみに8月に行われた「2019 MONSTA X WORLD TOUR 'WE ARE HERE' IN JAPAN」では、この曲がアンコール一曲目でした。本編ではエモいバラードや愛嬌全開アイドル曲も歌って多面性を見せてくれたのに!!アンコール一発目が!!!これ!!!治安がオプソ!!!!!!!そういうところが好きだ!!!!!!!!!1!!2!!3!!LET’S GO!!!!!(当方モンべべ)
4. "Wonderland" ATEEZ
爽やかキャッチーオープニングだったプレイリスト3の反動か、4曲目にしてこの音圧!!!!DマイナーのRODEOからキーを一音上げたEマイナーへ繋ぐは蛮族属性筆頭若手グループ・ATEEZの最新タイトル曲です(ATINYに怒られろ)
ATEEZ(에이티즈) - 'WONDERLAND' Official MV https://t.co/6lyFaCGL4c @YouTubeより
— チキンでこスープ (@decoranger_neo) October 8, 2019
私が求めてたアチズでめちゃくちゃすきだ〜〜〜〜〜〜!!Pirate King初めて見たときの衝撃に近い、Say My Nameは今思えばやや変化球だったのかもねえ これくらい蛮族属性全振りでいいんだよ(失礼)
ATEEZのこわい所は、攻撃力にステータスぶっぱかと思いきや、しれっと爽やかトロピカル曲とかも出しちゃうこと。
この曲もタイトルがWonderlandなので、お?もしかしてアイドルメルヘン来るか?と思いきや戦闘力が500000000倍になってカムバしてくれたのでもろ手を挙げて大騒ぎ!!野郎共かかれ!!!!!!!!大砲ドーン!!!!!!!!!!!
曲の勢いにはちゃんとした理由があって、これだけの音圧を誇る電子音&生マーチング楽器&多重ボーカルを全て殺さずに最大出力でミキシング出来てる技術力の高さ、王道EDMのトラップかと思いきや静寂のドロップを経たサビで勇み足にならざるを得ないマーチ調が突然来る構成の緩急、要素もりもりのトラックに負けないだけの歌唱力の高さ+抜けてくる声質+ラップの勢いがもう素晴らしい。今期カムバ曲でトップクラスに好き。ちなみに一番好きな音は2番Aメロで入るカンカンカン!!!です。
5. "Black Heart" UNB
そう簡単に勢いは落としません!!続いてはオーディション番組「THE UNIT」で選ばれた期間限定ユニット・UNB屈指のパワフルナンバー、Black Heart!
この曲の好きなポイントはただ一つ…ランタンタンタンランララ!!!!ランタンタンタンランララ!!!ランタンタンタンランララ!!!!!!!こんなの好きにならない人います!?ってくらいの説得力。何ならWonderlandと打って変わって、トラックはめちゃくちゃシンプルなんですよ。ブラスセクションも打ち込みだし。なんですけど、このユニゾンを浴びたいがためだけに無限に再生してしまうッ…………!もはや麻薬ッ…………!
ちなみにUNBには凸の推しグル・A.C.Eの万能マンネ、我らがチャンくんが参加しております。どこに出しても恥ずかしくない立派なマンネだね!
A.C.Eって誰よ?って方はこちらの記事をどうぞ〜!
6. "Her" Block B
Black Heartでシャブ漬けになった頭を更にスパークさせるのがブロビのキリングチューン・Her!!!このプレイリスト中、恐らく最もBPMが速いのがこの曲です。
Block Bは、クラブでよくかかるVery Goodのイメージが私の中で強くて。
なかなかのパーティチューンなのでちょっと敬遠してたんですが(凸は骨なしチキンなのでYG系のパリピサウンドが苦手です)、なんでもっと早く天下のZICOサウンドを聴かなかったのかと後悔したのがこの曲!
なんで私今までこれ聴いてなかったんだ???????? https://t.co/rID7qnDw5A
— チキンでこスープ (@decoranger_neo) October 8, 2019
ZICOさん、ブラックミュージックにも造詣が深いと伺っております。ファンク色強い生楽器サウンドにめっぽう弱い凸、イチコロでした。。。。一辺倒なコード使いが多いK-pop界隈において、ここまでベースラインを動かしてくれるなんて感謝しかない。曲のパワーが圧倒的すぎます。ブロビ履修しよ。
7. "SUPER Clap" SUPER JUNIOR
10年にも及ぶ兵役期間を経て、遂に完全体で戻ってきたスジュソンベニムのタイトル曲です!!Herのインパクトがあまりにも強すぎてその後につながる曲を全く見つけられずにいた矢先、天下のスーパージュニア先輩がやってくれました。Herを受け止められるのはこの曲しかない。
SMエンターテイメントが誇る「エンターテイメント集団」の真髄なだけあって(色んな意味で)、曲のキャッチーさが段違いです。タイトルにもあるクラップ音が終始リズムを取り続けるトラック、SORRY SORRYなどの往年のヒットチューンの香りを残しつつ現代的に施されたアレンジ、低音・高音ボーカルを適材適所に配置しサビはSMお家芸の多重コーラス。。。聴き所しかない!!!
ついでにMVも見所しかない!!!!!アイドルとトンチキとの絶妙なバランス!!!!!なんでテニス!?!?!?
8〜11曲目:タイトなリズムで締める珠玉のお洒落トラックブロック
8. "Lucky" SEVENTEEN
現K-pop界の光属性筆頭候補ことセブンティーン先輩の最新アルバムより一曲。ちなみに闇属性筆頭は防弾先輩です。
タイトル曲のFearでは、背徳感漂う耽美なSEVENTEENという新しい境地を見せてくれました。
でも!私は!この収録曲を推したい!!セブチ楽曲の制作を一手に担っているウジさん、どうやらブラックミュージック界隈に相当明るいのではないかと推察しています……セブチの楽曲はダンスの奇抜さや歌詞の魅力に注目が集まりがちですが(特に初期)、キャッチーさの一番の要因はファンクやフュージョン、アシッドジャズに裏付けられたウジさんの作曲スキルの賜物だと思っています。そんなウジ節が全開なLucky!!!!!Dマイナー、Fメジャー、Dメジャーを目まぐるしく転調しまくりながら中高音域が密集するボーカル陣とぶつからないように計算されたギターやピアノの彩り、ラップを聴かせたいところではしっかり引き算をしつつサビに最大出力を持ってくる構成の旨味……100点満点中1700000000000点です。もうこれはK-pop通り越してインコグニート。
加えてシンボルとしての「Lucky」、カイリー・ミノーグの名曲を想起しました。
あとはシンプルに「Lucky」の発音が好き(発音フェチ並感)。
曲も当然好きなんだけど何より「Lucky」が好きで……「ラッキー」じゃないんだよ、、、 https://t.co/JYwbwv1E7J
— チキンでこスープ (@decoranger_neo) October 1, 2019
9. "花요일<Blooming Day>" EXO-CBX
EXOから華やかさを抽出したら出来上がるユニットことEXO-CBX。ジャニーズで言うところの山田知念有岡。
チェンベクシの無敵スター感、ジャンプから山田知念有岡連れてきました感に通ずるものがある 身長も含め https://t.co/VtJ0SJBcoJ
— チキンでこスープ (@decoranger_neo) September 9, 2019
このユニットの魅力はなんと言っても「華」と「隙のなさ」。3人という限られた人数がハンデになるどころか、全員のポテンシャルをマックスまで引き出してくれる珠玉の楽曲には眼を見張るばかりです。
驚くべきはこの楽曲、全然キーが高くないんですよ!!普段EXO楽曲で惜しげも無くハイトーンフェイクを披露するベクチェンをこんなに贅沢に使っていいんですか!?!?!?という気持ち(まあ最後にはジョンデ印のスーパーフェイクが控えてはいるんですけど)。ハイトーンを用いない余裕が歌唱スキルに全振りされてて、三者三様のOh baby〜〜♪の歌い方がもうガッツポーズもの。ボーカリストとしての特性が全く異なるベクチェン(下記ツイート参照)とその間を繋ぐシウミンさんの手堅さ、、からのCメロユニゾンは聴いた人全員尊さで死ぬ。
ないし日本語的な「아」「あ」の発音なのが相まってどこか歌謡曲なアプローチなんですよね、、対比が凄くよい、、、、
— チキンでこスープ (@decoranger_neo) September 14, 2019
ただこの歌い方がベクの素の歌い方なのかというと実はそうでもないような気がしていて、例えばUN Villageは曲のテイストに合わせてだいぶ(続)https://t.co/QKkIVej4yy
ちなみに一番好きな音はど初っ端のベクパート、一音だけGがG♯になるところです。
10. "Coffee Break (feat. Richard Bona)" Jonah Nilsson X LUCAS
こんなにテンポ感合うことある!?ってくらい四つ打ちビートがぴったり繋がるのは、裏で何が動いてるのか全く見当がつかないものの取り敢えず積んでいる金の桁がヤバそうな天下の企画・SM STATIONより、現在SuperMの一員に選抜され株が急上昇中のWayVメンバールーカスと、トレンド最前線のスウェーデン出身バンドDirty LoopsのJonah Nilssonがびっくりコラボを果たした楽曲、Coffee Breakです。歌ってるのほぼジョナニルソンじゃん!!とか言わないで。。ルーカスも母語じゃない韓国語と英語でラップ頑張ってますので。。2番の「カムサ、ハムニダ」が異様にたどたどしくて毎度笑うけどさ。。
mi-casaメイトのすやちゃんから勧めてもらったこの曲、聞き捨てならなかったのがFEAT. RICHARD BONAの15文字……マ!?!?!?!?リチャードボナって私がブルーノートで観て一瞬で虜になったリチャードボナで合ってる!?!?!?!?!?!?!?!?
グルーヴィーでお洒落かつ技巧的なベースラインを弾かせたら右に出るものはいない、天下一品のベーシスト・ボナの名前をこんな文脈で見るとは思わなかった。1サビ前のスラップとかやべえよ…手首にモーター入ってる?????加えてベース以外のピアノシンセギターパーカスドラムブラスも全部生。嘘やろ。クレジット教えろください。幾らお金積んだらこんなことができるの……エッセムさんには脱帽です……
11. "Good Thing" NCT 127
SM楽曲が続きます。こちらは凸内にて大フィーバー中グループことNCT 127のアルバム曲ですね。一曲を通して印象的なサックスのフレーズが響き渡る曲で、トラックの作りはシンプルですが、その分イリチルボーカル陣の歌うまが光ります。
お聴きの方はそろそろお気づきかとは思いますが、ここまでずっとブラックミュージックの香り感じる、生楽器やブラスセクションが印象的な曲が続いております。理由はいたってシンプル、凸の好みなんです……一つ前のブロック、4曲目のWonderlandから既に布石を打っていたのでした。なかなかいい繋がりだったと思うんですが、ここまでいかがでしょうか?
12〜18曲目:疲れた身体に沁み渡る癒し系サウンドブロック
12. "DANDELION" AB6IX
Good Thingのテンポ感を引き継ぎつつ、ここまでの怒涛の勢いをまとめていきます。Wanna One出身者を2名抱えるエリート新人グループ・AB6IXの最新アルバムから一曲。タイトルはたんぽぽです。かわいいね。ちなみにDANDELIONの本来の発音はダンデ「ライオン」ですが、この曲の音のはめ方が綺麗なので今日からダンデリオンにします。(?)
一音目を聴いた瞬間にプレイリスト入りを決めました。なんっっっていいアコギだこと…………!!AB6IXは電子音と生楽器のバランスを凄く器用にとる曲が多いイメージ。特に今回の正規1集は、アルバム全体を通してAB6IXのカラーが一貫していてどの曲も捨てがたい名曲ばかり!このプレイリストにもあと2曲出てきますのでお楽しみに。
今のところ10月カムバ大賞でこカップ音源部門はAB6IXが一歩リードかな……タイトルからバラードに至るまで捨て曲が全く無いhttps://t.co/hj7y19ERjI
— チキンでこスープ (@decoranger_neo) October 8, 2019
13. "Do You Think of Me?" 10cm
アイドル曲から少し離れて、弘大系インディーズサウンドを一曲。元々は2人ユニットだった10cmですが、ユニット名義はそのままに、数年前から1人体制で変わらず活動してるみたいです。グループアイドルがひしめく韓国シーンにおいて、きっちり年末歌謡祭での出演枠を貰っていることからも、やっぱり国内でかなり評価されてるのでしょうか。
この聴き心地のいいギターは何キャスターかな〜〜〜〜!最小限の音で構成されるバンドトラックに、少し鼻にかかる不思議な高音ボーカルが大正解。聴いてるだけで良い一日になりそうな気さえします。声質や曲の明るさだけで言えば、日本でいうところの向井太一あたりを彷彿とさせますね。
14. "아침이면<IN THE MORNING>" JBJ95
奇跡の同い年コンビ・JBJ95のヒーリング楽曲です。タイトルの通り、レースのカーテンから差し込むやわらかな朝日が似合う曲ですね。ゆっくり起きた日曜日に、トーストとブラックコーヒーを用意しながら流したい(そんなQOLの高い暮らしはできていません)(まず部屋が汚い )(エエン)
声の特性こそ違えど、ケンタとサンギュンの音域が共に中高音域と高めなので、こういった繊細で軽いタッチの曲がとてもきれいに聞こえます。とにかくケンタは歌が上手い!!そして器用!!6人組JBJ時代から既に頭ひとつ抜きん出ていましたが、ラッパーひとり・ボーカルひとりのユニットとなり、歌要素を一手に引き受ける必要が出てきたためか、色々なジャンルを消化して自分ものとして歌い上げるスキルが着実に身についてきた気がしています。EXOのベッキョンに通ずるオールマイティさを感じる。
↑PRODUCE 101出身のイ・スミンさんと、我らが健太先輩がプデュシリーズ関連楽曲をメドレーの形で歌い上げている企画ものの動画です。殆どエフェクトのかかっていない生声で、数多の楽曲を歌いこなす二人の表現力に大拍手…!
15. "널 안지 않을 수 있어야지<Hold you tight>" CHEN (첸)
EXOが誇るメインボーカルのひとり・チェン氏のソロアルバム第2弾に収録されている楽曲です。表題曲のShall We?はバラード調の感傷的な楽曲ですが、チェンくんの温かみのあるボーカルがより活きているこちらを選びました。肩の力が抜けた、自然な歌声が疲れた身体に沁みる・・・
シンプルなアコギソロがとてもいい。その直後の2番Aメロで、ボーカルラインは変わらずにギターのバッキングが一瞬コードチェンジするブレイク部分もたまりません。一切の半音を含まないCメジャー曲は、ともすれば童謡のような凡庸さが生まれてしまいがちですが、maj7thのアルペジオを用いたり、9度にあたるDの音を効果的に加えたりと、平坦に聞こえない工夫が凝らされてますね〜〜!
16. "별빛이 피면<Star Blossom>" DOYOUNG & SEJEONG
16曲目にしてようやく女性歌唱曲が来ました!偏りがひどすぎる!!ここから3曲はSMエンタの男女コラボものが続きます。どんだけSMサウンド好きなんだよ。
まずは、NCT屈指のクリアボイス・ドヨンと、でこ一押しガールズグループgugudanにてメインボーカルを務めるセジョン嬢のコラボ曲・Star Blossom。原題の韓国語は「星の光が咲けば」という意味です。なんてロマンチック・・・!!囁くように歌い、ゆっくりと曲をリードするセジョン…そこに寄り添うようなどよちの透明感あふれるボーカル、それでいて中性的とはまた違う、男性的な落ち着き…聴けば聴くほど魅力的な一曲。
リズムはこのプレイリスト唯一の8分の6拍子。オルゴール音やブラシを使ったドラム、生ピアノで雰囲気を作りつつ、クライマックスでは贅沢なストリングスやティンパニのロール、ハープまでも駆使して盛り上がる壮大さ。ファンタジックな世界観はもはやディズニープリンセスのそれです。2番の掛け合いとかもう舞踏会。
17. "Love Deluna" TAEYONG & Punch
コラボ2曲目は、NCTの貴重なラッパー・テヨンと、OST職人の女性シンガーソングライター・Punchによる、IU主演ドラマ「Hotel Del Luna」の挿入歌です。Punchのしっかり抜けてくる美しいボーカルとテヨンのメロディアスな中低音ラップが互いに引き立てあう作りとなっていて、先程のStar Blossomとはまた違った男女デュエットの良さがありますね〜〜!
NCTはかなりパンチの効いた楽曲が多いからか、必然的にテヨンのパートもリリック詰め詰め低音威圧系ラップが多いです。それだけに、音符に乗せてゆったりとラップをするテヨンがすごく新鮮でしたしめちゃくちゃいい!!!!!そりゃ天下のSM Rookies出身者ですから音程取るなんて容易いことだっただろうと思いますが、個人的にはよりテヨンの魅力を味わうことができて万歳三唱でした。
一方のPunchさんの声もすごく好きでして!!これまでもプレイリスト2・3と曲を入れております。3に入っているEXOチャニョルとのコラボOST・Stay With Meは、より感情を訴えてくる切ない楽曲になっていてこちらもおすすめ。
この動画の一曲目ですね。珠玉のメドレーだ…………
18. "덕수궁 돌담길의 봄<Deoksugung Stonewall Walkway> (feat. 10cm)" YOONA
コラボ曲ラストは、13曲目で紹介した10cmのフィーチャリングによる、少女時代・ユナのミドルテンポナンバーです。少女時代の中だと、ぱっと目を引くパートこそあれどボーカリストとして活かされる場面は少なかったユナですが(TWICEのツウィ的ポジションですね)、ここまで聴かせる歌を歌える人だったのかと感心しました。
これは10cmソンベニムのプロデュース力あってこそだと思います。ユナは思ってたよりかなり落ち着いた声で、音域も下に広いタイプなんだとこの曲を聴いて初めて気づきました。サビの音域、下のGの音が綺麗に出せる女性はそこまで多くないんですよ。一緒に歌う10cmの音域が男性としては高い方なので、低め声のユナと合わさるとまるでひとりの歌声かのごとく溶け合って聴こえるのがすごい。
にしても、この曲もStar BlossomもCoffee BreakもDream In A Dreamも全て同じSM STATIONという企画で誕生した曲でして・・・wikiに載ってた楽曲一覧、豪華すぎて目眩がする・・・ディグがまあ捗ること・・・!
10000字をとうに突破してしまったので…解説第一弾はここまでにします!第二弾はでこプレイリスト史上初の採用となったYGエンタのナムジャ曲から始まります!!ぜひ引き続きお付き合いください!!!!
おわり
*1:第2弾プレイリストに入っております。後々沢山語らせてください。