でこです、こんにちは。
本日の記事は、2020年が終わってしまう前に書き留めておきたかった件について。
タイトルのまんまです。
4人体制になったAB6IXを改めて応援しようと心に決めたので、これまでの感情のゆらぎを整理しておきたくて記事にしました。
普段の記事で書いてる楽曲解説などは全く含まないセルフお気持ち文章のため、気が向いた方だけお読みください。散文です、ノークレームノーリターンでお願いします。
AB6IXと出会い、惚れ込むまで時間はかからなかった
でことAB6IXの出会いはデビュー直後。
当時プデュ・Wanna Oneは未履修ながら、デビュー曲Breatheのクオリティの高さに気がつくまでそう時間はかかりませんでした。ほぼほぼ活動をリアタイで見ていたことになります。
Brand New Boysとして出演していたプデュのHOLLYWOODを遡って見て、自作曲だと誇らしげにアピールする最年少デフィの肝っ玉に惚れ込みました。
PRODUCE 101 season2 [2회] ′Welcome to my hollywood ♬′ㅣ 브랜뉴뮤직 김동현, 박우진, 이대휘, 임영민 170414 EP.2
6IXENSEのアルバムは好きすぎて2019年最も好きなアルバム3選にランクイン。すり切れるまで(サブスクはすり切れなくてすごい)聴いた。他人にもめちゃくちゃ勧めまくった。とにかくAB6IXのディープハウスは間違いないぞと口癖の如く言ってました。
2020年はAB6IXの年になるはずだった
新人枠を脱し一皮むけるであろうと予想された2020年。勝手に今年はATEEZとAB6IXがバチバチに鎬を削り合う一年になるだろうと胸を躍らせていました。ブログ記事まで書こうとしてた。
【ブログネタ】
— でこ (@decoranger_neo) 2020年3月21日
エビとアチズを比較しながら最終的にどっちも強気にダイマする記事 ようやく記事書けるだけの知識ついてきたから絶対に書く
ATEEZはATEEZで、メンバーの怪我が度重なり思うように活動が出来なかったであろうことが非常に悔やまれる。若手ドルだと2020年はスキズ&ドボの快進撃が凄かったように思います。
5月、VIVIDのカムバ発表。これまで音盤は購入していなかったながら、彩りあふれるAB6IXのビジュアルに惚れ込み、どの盤を予約するかドキドキしながら悩む日々が続きました。今見てもやっぱり本当に可愛い。
で、件。
カムバ直前に脱退したヨンミンのことは、許せるか許せないかで言ったらそれはまあ許せない。
アルバム全回収の羽目にあったブレンニュが気の毒…残されたメンバーの気持ちになって…色んな意見が色んな人から聞かれたけど、シンプルに私は「ABSOLUTE SIX」が崩れるのがめちゃくちゃ嫌だった。文章にすると薄っぺらくなるけど、めっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっちゃ嫌だった。スンンンンンンンンンンンンンンンゴイ怒ったし悲しかった。
それほどまでに、「完全体である5人」の形に惚れ込んでいたわけです。
渦中の彼らが出演したK:CONTACTのステージを見て、筆舌に尽くしがたい絶望感に苛まれました。
毅然としてる4人がどこか苦しそうだと思ってしまうのはこちらのエゴかなあ #Kコン最前列の凸
— いっぱいしゃべるでこ (@decoranger_loud) 2020年6月24日
プロ意識を欠いてしまった長兄が離脱した緊急事態の中ここまでまとめあげた弟たちのプロ意識をこうして知ることになるなんて皮肉だなあ…… #Kコン最前列の凸
— いっぱいしゃべるでこ (@decoranger_loud) 2020年6月24日
若手ナムドルの代名詞でもあるヨンジュン先生の振り付けを、ダンサーなしの5人でバチっと踊るAB6IXが好きだった。第4世代K-Popを引っ張るアーティストとして勝手に夢を見ていました。
だからこそ、5人用に完成された振り付けを崩しダンサーを加えて再編成した過去曲を見て、シンプルに病みました。BLIND FOR LOVEのサビでウジンがいなくなるのは今でも無理すぎる。
フォーメーションも変わってる・・・サビ3人・・・・ #Kコン最前列の凸
— いっぱいしゃべるでこ (@decoranger_loud) 2020年6月24日
誰が悪いとかではなくて(いやヨンミンさん悪いんだけど!!!!!)、4人って…形として「締まらない」よね…しんど……… #Kコン最前列の凸
— いっぱいしゃべるでこ (@decoranger_loud) 2020年6月24日
縋るように購入した6IXENSEソウルコンのブルーレイを何遍も何遍も見ました。なぜ私は5人の彼らに会うことが叶わなかったんだろう、コロナが無ければ8月の来日公演に行くはずだったのに、ともすればヨンミンが脱退しない世界線だってあったかもしれないのに・・・頭によぎるのはたらればばかりで。
完全体が崩れるのが嫌すぎて、でもその気持ちは果たして他のファンにとって歓迎されたものかもわからず、こっそりふせったーに叫びを投げてやり過ごす日々でした。
🦐のカムバをようやく見てるわけだけど、あまりにも○○○○○○○○○○○○○
— でこ (@decoranger_neo) 2020年7月30日
※エビニュは閲覧非推奨です、ノークレームでお願いします https://t.co/AsVyMPYdAn
でもやっぱりブレンニュ印の楽曲はどれも最高で、特にVIVIDなんか大好きな一曲で。兵役直前のZICOヒョンが携わった一枚なんてそりゃ名盤に決まってます。
カムバの映像を見られるようになるまでは時間がかかったけれど、音盤はひたすらに聴いていました。聴けば聴くほど、なぜこの新境地のサウンドを5人で迎えられなかったんだろうと苦虫を噛みつぶしながら・・・
4人の船出:MIRROR~SALUTE
で、何が転機になったかというと、MIRROR。
4人になってから初の単独コンサート「SO VIVID」は無観客オンライン開催となりました。配信プラットフォームの接続が地獄だったことはさておき(Fanboxてめえのことは一生許さない)、アンコールで披露した新曲・MIRRORがとにかく衝撃的だった。
これは別日の映像ですが。
[Simply K-Pop] AB6IX (에이비식스) - MIRROR _ KMDF 2020
4人という人数は、グループダンスにおいて最も難易度が高い人数の一つだと思う。
センターも作れなければ、シンメの形も限られる。ダンサーを足しすぎると肝心のメンバーが埋もれる。ダンスにおける勢いが人数を理由に全部失速する。ナムジャドルの4人組が全然いないのもそれが理由な気がします。
そんな不利な状況を強いられたにも関わらず、初めての4人体制の楽曲として発表したMIRRORは、むしろそのハンデを逆手に取る「鏡合わせ」というコンセプトでした。
開いた口が塞がらなかった。
韓国アイドルに限らず、グループアイドルからメンバーが抜けることは悲しいかな少ない話ではありません。
大体そういう場合って、次に出す曲で「僕らはまた飛び立てる」とか言いがち。未来に希望抱いてここからが再スタートしがち。AB6IXが爽やかサウンドに乗せてそんなことを宣ったらファン公言するのやめるかなくらいの覚悟でいました。
良い意味で期待を裏切ってくれて、画面越しの彼らを見ながら痺れてたまらなかった訳です。
程なくして、ヨンミンの入隊が決定。奇しくも入隊日は弟たちのカムバックと同タイミング。
MIRRORの衝撃は背負いつつも、どこかでやっぱり2019年の破竹の勢いに焦がれる自分もいて。(兵役から戻ってきたら、罪を精算してしれっと戻ってきてくれたって良いんだよ)そんなことをこっそり思いながら、実は2推しだったヨンミンを見送りました。
そして迎えたSALUTEカムバック。
彼らの挨拶である代名詞の文句「SALUTE」をタイトルに持ってきたことからも、ある程度の覚悟を持って見届けましたが。
[AB6IX - SALUTE] Comeback Stage | M COUNTDOWN 20201105 EP.689
ちょっと衝撃が強すぎた。なぜって、あまりにも「4人の完全体」がしっくり来てしまったから・・・
「おしゃれで完成されたアーティストドル」とはまるで毛色の違う、さも牙をむき出しにしたような覇気。デフィを筆頭にメンバーが抱いていたであろう野心が、余すこと無く表に出た歌詞・曲調。見せかけの兵隊コンセプトとはとても思えませんでした。
VIVID活動期の後続曲・SURREALで片鱗を見せていたダンサーありきの複雑なダンスは、この曲でさらに開花したように感じます。
研ぎ澄まされた彼らのパフォーマンスは宗教画のよう。
[AB6IX - SURREAL] KPOP TV Show | M COUNTDOWN 200730 EP.676
カムバ当時はしんどくて見られたもんじゃなかったけど、後追いでようやく良さに気づけたSURREAL。本来意図していた5人のパフォーマンスからは離れたかも知れない中、回数を重ねて全員がレイピアの様な鋭さと繊細さを併せ持つようになったこの曲のステージが好き。
SALUTEのカムバックを経て、ハート・ダイヤ・スペード・クラブ…4つのスーツが合わさって完全なるひと組となるトランプの様に、全く隙の無い4人の覚悟をしかと感じ取りました。
「いつもそうしてきたように 僕たちは別の道を探すんだ」
これは時間が解決してくれる苦しみかなと当初は思っていました。
でも、案外乗り越えられないものってあります。別界隈の話になりますが、現に私は未だMONSTA Xのウォノ脱退には納得がいっていないし、6人で活動する姿を見て、ふとした瞬間今でも複雑な思いを抱く日々です。
でも、こと彼らに関しては、新体制となったことで後が無くなり、それまでの「エリート街道」をぶち壊しにかかったように見えて。
日を追う毎に切れ味を増す4人を見て、同じ船に乗り続ける覚悟を決めました。だってその姿はあまりにも格好良い。
騒いで探してみろ 玉に瑕僕たちはもう同じ船に乗ってるんだ前もって言っただろ 僕たちはここに全てをbetting一緒に大声で叫ぶwhut努力して 努力して ずっとworking挙げて 手を挙げて 手を挙げて トロフィーNo pain no gain 死ねなんてことはないよいつもそうして来たように 僕たちは別の道を探すんだ
2021年こそ、胸を張ってAB6IXを勧めたい。
彼らにとっては間違いなく想定外であっただろうこの「別の道」が最良の選択となるよう、困難な状況下でも風穴を開け続けてもらいたいです。
SALUTE、AB6IX!
예삐들이 2020 Asia Artist Awards에서 AAA ICON 상을 수상했습니다🏆 사랑하는 우리 ABNEW 고마워요🥰 앞으로도 같이 오래오래 달려요💗#SALUTE #AB6IX #에이비식스 #전웅 #김동현 #박우진 #이대휘 #브랜뉴뮤직 #BRANDNEWMUSIC pic.twitter.com/OoTlNfLT1o
— AB6IX (@AB6IX) 2020年11月28日
【追記】
載せようと思って失念していました。AB6IX、BDC、ウンサンのコラボ名義で発表された冬ソングCHANDELIERは紛れもないブレンニュクオリティで最高でした。
[MV] AB6IX(에이비식스), BDC, Lee Eun Sang(이은상) _ CHANDELIER(샹들리에)