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3人の限界Kドルオタによるあれこれ

【すや】いっそ悲しいほど透明な愛情 〜ジョングクソロ曲「Begin」と「Euphoria」によせて〜

まんまるの目をきらきら輝かせて、あいくるしくて、ときにかっこいい仕草と言動で勘違いしたくなるほどにファンとの距離をごりごりに詰めてくる男の子。

それが防弾少年団のセンターにしてマンネのジョングクです。(きわめて個人的な見解)

 

7人の中で、一番わかりやすいようでいて、実は掴めない。四次元ってほどではないのかもしれないけれど、何処か意味のわからない不思議さがある。

何でも卒なくこなす優等生アイドルのようでBad Guyないたずらっ子。優しくてよく食べてよく笑ってよく泣いて、ガラス玉のような大きな目と美しい声と強靭な体を持った、黄金の末っ子。

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そんな彼のソロ曲であるWINGS収録の「Begin」、そしてLove Yourself収録の「Euphoria」に思いをはせながら、少し感傷的なとりとめのない文章を書きました。

普段のブログとはかなり趣向が異なりますが、よかったらお読みください。

※これは一度すや個人ブログであげたジョングクセンイルエントリに加筆・修正を加えたものです。

 

Beginという曲 所感

Beginは、バンタンの曲にしては珍しく音圧均等配置ではない曲だなあと聞くたびに思います。上から下まで音域がみっちりつまりがち(そして奪い合いがち)な、華やかな音域構築が多いバンタン楽曲群のなかでは、割と地味で静謐な部類に入るのではなかろうか。

Begin

Begin

  • provided courtesy of iTunes

 

防弾少年団らしくないミニマルな音の設計

まずロー*1要素の音の種類が防弾の曲にしては極端に少ない。そしてハイ*2要素の音も少なくて、やたら真ん中に音が集まってるなっていうのが最初に聞いたときの感想。

深い響きのリバーブ*3を使って下に下に引っ張るようなビートの低音はあるけれど、低音がその音一強で…。1曲の中でやたらローの要素(種類)が充実しがちな防弾楽曲の中では珍しい部類の曲だな、という印象を受けました。

抜けるような高音楽器も特に入っておらず、ハイ要素の華やかな楽器も不在。ジョングクのボーカルパートも突き抜けるような高音や、爽やかな中高音域がメインって感じではない。

 

あれ・・・?音数少ない・・・?

と思ってよく聞いたらローミッド*4でいろんな音が鳴っている

正直、不安なバランスの曲だなあと最初は思いました
なのになぜか聞きやすくて何回も聞いてしまう、不思議な曲です。

 

そんな感じで、Beginはオケと声が割と中音域に寄ってるのに、不思議とごちゃごちゃしすぎてないところに好感が持てます。
使っている音数が実はよく考えて絞ってあって、良い意味ですきまがある感じなのがいいのかもしれない

あとは低音が無駄に凝ってなくて、空間設計も特に凝ってないように聞こえる。なのに、単調ってわけでもなくて、不思議と充実してる。

 

Beginのジョングクの声

でも何よりも、音域的には一番色んな音とぶつかりそうで埋もれそうなボーカルが、ストンって抜けてくるのがすごい

もちろん、ボーカル音量がミキシングできちんと調整されているせいでもあるけれど、ジョングクの声は音の波をかき分けてすっと聞こえてくる気がする。Beginは特に帯域分けが難しそうなバランスで、ボーカルと同じような帯域の音がたくさん鳴っているのに。

 

無意識でぼーっと聞いていても、耳が優先してジョングクの声を拾う感じ、というと伝わるのでしょうか・・・。

たとえ推しの声が鳴っていたとしても人間の耳は正直なもので、バランスや声質によっては全く聞き分けられなかったりバックの楽器ばかり聞いてしまうということがあります。なので、こんなに同じ音域の音がたくさん鳴っている中で聞こえてくるBeginのジョングクの声は不思議だなあと思います。

 

ソロ曲ではない他の曲では、ジョングクの声って溶け込みがちな気がします。個性の強い他の3人の声を繋いだり、楽器と乖離しがちなラッパーの裏でコーラスを入れて中和してあげたり。メインパートを張っている時以外はそういう風に使われているのをよく聞いていたので、Beginでの抜け方はより不思議な感じがしたんだと思います。

 

ちなみに抜けるといっても、ジョングクの声の抜け方は、他の音を圧倒して突き抜けるような感じではなく、あくまで自然に帯域の隙間から抜けてくる感じ

こうやって楽器の帯域の隙間から抜けてくるのは、きっとミキシング技術ではなくこの人の天性の声によるものなんだと思います。

 

ジョングクという歌い手について

音域や曲調によってはジンくんと少し似ている綺麗な澄んだ声だけれど、少し空気の多いジョングクの声は、音域によって聞こえ方が違う。

 

Beginの中低音キーは、少し太くてやわらかい声。

カツンと抜けるようなハイトーンではないし、密度が濃いはっきりとした発声方法ではないと思う。どちらかというとウィスパーな感じです。

なのに、スッといろいろな音の障壁を越えて聴こえてくる声。「澄んだ高音」っていう声質で歌っているわけではないのに、不思議と透き通った声に聞こえる。無色透明なイメージ。余分な成分が少なくて、マイク乗りが良い声だとも思います

 

声が通るように遠くまで聞こえるように歌わなくても、この人の声はきこえる。音の波形の間を縫って届く。
初めてジョングクの声を認識したときから、そんな声の持ち主だなあと思っていました。周りにうまく溶け込む透明さがありながら、他の音をすり抜けて耳に届く声です。

 

ジョングクとCover曲

ところでジョングクはSound CloudにたくさんCover曲をあげています。

これはその中でも個人的にかなり好きでリピートしているLost Stars
『Begin Again』という映画の主題歌で、Maroon5のフロントマン、アダム・レヴィーンが劇中で歌った曲です。

 

ジョングクは良い意味でCoverに向いている歌い手だと思う
カバー曲を聞くときに、私は絶対に原曲と聴き比べてしまうタイプなのですが、ジョングクは原曲のエッセンスを壊さず昇華するのがとっても上手です。

声真似をしているわけでも、歌い方を寄せにいっているというわけでもなく、あくまで「ジョングクの声」で歌っている。いつもの防弾の曲とそこまで声質や発音・発声を変えているわけではない。いつものジョングクとそう変わりません。

なのに、原曲のもつ雰囲気・空気感が損なわれない。

 

それは、やっぱりジョングクの歌がもつ透明さが影響しているのかなって思います。

音を通して明確に伝えたいことがある歌い手は、Coverにはあんまり向いていません。あと声と歌い方の個性があまりに強すぎるボーカルも・・・

それならリミックスとかサンプリングとかしてまた新たな曲を作って歌う方がよっぽど良いです。元々の曲がもつ根本の部分を歪めてしまうと、それがどんなに素敵な歌い手でも、Cover曲を聞いて違和感を感じる人はたくさんいると思います。

 

ジョングクは原曲がもつエッセンスをまっすぐ素直に捉えるのがとても上手。自分の中で解釈しすぎず、ストレートにシンプルに歌うことに長けている

その素直さがジョングクの歌い手としての魅力なんだと思います。

 

防弾少年団のボーカルとしてのジョングク

防弾少年団の曲は、歌詞にものすごく比重が寄っています。歌詞にしっかり意味があり、言いたいことがミチミチに詰まっている。重いです。そこが好きなんですけどね

私は韓国語ネイティブではないので、和訳を通してしか意味がわからないのですが、それでも意味を知ってから聞くとかなり刺さります。曲の作りも歌詞に合わせて劇的な展開のものが多かったり。


そんな歌詞を歌う防弾少年団のボーカル陣にジョングクというタイプの歌い手がいることの意味は大きいと思います。

 

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ジョングク以外の3人のボーカルは、とても感情的な歌い方をするボーカルです。歌詞がわからなくても込めた感情が歌声から響いてくるように聞こえる。正確にいうと3人またタイプが違うので一つにまとめるのは横暴かもしれませんがまたそれは別記事で・・・

そして3人のラッパーも感情的に言葉を吐き出すのがとても上手い人たちです。ライブ会場でのパフォーマンスだけではなく、音源を聞いていても防弾少年団の曲はとってもエモーショナル。

 

だけどときにそれが苦しくて聴けない日だってありますよね。
特にいくつかの曲は、一般人にはわからない苦しみを歌っているのも事実です。元気付けてくれる曲・寄り添ってくれる曲が100%というわけでなく、かなり攻撃的な曲だってたくさんあります。

ほとばしる感情はときに鋭さになって人の心につき刺さる。
それはそれで素敵な表現方法だと思うのだけれど、7人全員があまりに激情的だと、リスナーは置いていかれたような感覚に陥ることも少なくない。

 

ジョングクの声の透明さは、そんなヒョン達の激情をやわらかく透過させて、私たちにも見えるように聞こえるように、届けてくれるフィルターのような役割をしているのではないかと思うときがあります。もちろんジョングクだって感情的に歌っているのは知っています

 

ここでこの話を始めると長くなりすぎるので曲だけ挿入しておきますが、最近だとこの曲が顕著にその役割を果たしている曲だと思います。

言いたいことが少し近いのででこさんのツイートも軽く引用しておきます・・・。2枚目の画像をご参照ください。(超他力本願奴)

 

ジョングクの声は、耳にスッと届く声をしていると思う。

心が疲れて、楽しい音楽には浸れないとき、どんな音楽もつらくなってしまうとき、だけど世の中の雑音から耳をふさぎたいとき、わたしは高確率でジョングクの歌を聴いています。

 

無色透明なジョングク Beginの歌詞の話

幼いジョングクと防弾少年団のヒョンたち

Beginの歌詞は、まだ幼いジョングクが自我を確立する前の話が描かれているのはファンの中では有名な話でしょうか。

아무것도 없던 열다섯의 나 何にも持ってなかった15歳の僕

세상은 참 컸어 너무 작은 나 とても大きな世界と あまりにも小さな僕

이제 난 상상할 수도 없어 今じゃ想像もできない

향기가 없던 텅 비어있던 나 나 香りのない空っぽだった僕

-引用:防弾少年団(ジョングク) 『Begin』 歌詞 和訳 カナルビ | K-POPに染まる日々

ガラスのように透明な、何にも染まっていないジョングクは、自我がはっきり育まれる前に、ソウルにやってきて練習生になりました。

思春期もまだ迎えていない、純粋で人見知りで恥ずかしがり屋な少年でした。

 

Love you my brother 형들이 있어 愛しい兄達がいる

감정이 생겼어 나 내가 됐어 感情が芽生え 僕は"僕"になった

-引用:防弾少年団(ジョングク) 『Begin』 歌詞 和訳 カナルビ | K-POPに染まる日々

まだ自我がなかった少年が「自分の感情」に出会ったのはいつ頃だったんでしょうか。

レプモニヒョンのラップを聞いて入社を決めた時?シュガヒョンとホビヒョンとジンニョンに出会って、たくさんのことを吸収した時?もっと歳の近いジミニヒョンやテヒョンイヒョンに出会って、喧嘩したり遊んだりした時?

 

まだまだ幼い時期に事務所に入り、芸能界で生きることを決めたジョングク。多感な10代の時に親元を離れ、たくさんの刺激を受けてたくさんの感情を手に入れていったんだろうなということは想像に難くありません。

 

ジョングクの愛情のかたち

참을 수가 없어 耐えられなくて

울고 있는 너 泣いている貴方

대신 울고 싶어 僕が代わりに泣いてあげたい

할 순 없지만 出来るわけがないけれど

-引用:防弾少年団(ジョングク) 『Begin』 歌詞 和訳 カナルビ | K-POPに染まる日々

ジョングクの、メンバーに対する愛のかたちってジミンとかテテとか、ホソクとか他のメンバーとは少し違うように見えます。※1ファンによる勝手な見解です

末っ子だからかもしれないし、ジョングクだからかもしれないけれど。

誰かが辛いとき、「ウンウンわかるよ」って理解して共感する感じではないように見える。そしてすべてを許容する包容力って感じでもない。

でも、痛みを分け合おうとするような場面を何回か見たような覚えがある。そしてジョングクはよく泣いている。共鳴性が高いとでも言えるんだろうか

もちろん私たちはバラエティやドキュメンタリーで切り取って編集された欠けらを見ているだけなので、これはあくまでその欠けらから私が個人的に感じたことなのですが・・・

 

죽을 것 같아 형이 슬프면 心が締め付けられる 貴方が悲しい

형이 아프면 내가 아픈 것보다 아파 貴方が辛いと 僕が辛い時よりも辛い

Brother let's cry, cry 울고 말자 ヒョン、泣こう 泣いていいんだよ

슬픔은 잘 모르지만 그냥 울래 "悲しい"は僕にはよく分からないけれど ただ泣いてみるよ

-引用:防弾少年団(ジョングク) 『Begin』 歌詞 和訳 カナルビ | K-POPに染まる日々 

 

Beginの歌詞は、ジョングクの話を聞いたナムジュンが書いたものだそうです。

www.vlive.tv

今年の上旬、1月くらいに皆で集まって、僕たち同士で泣いたり、いろんな話をしました。僕たち同士で、本当に中に溜まってた話を話し合った機会がありましたが…。

その時、初めて泣きながら自分の話をしました。
ジョングクがそんなに泣くのは初めてでしたね。

 

何か大変なことでもあるってことがその当時の主な話でしたが、その時、ジョングクが話したのは、自分は全然大変なことがないって。
小さい頃に何も知らず契約したし、本当に好きなことだから踊ったり、歌ったりしたけど、自分と一緒に住んでて、手伝ってくれる他のメンバーたちが辛いのが自分は一番辛いと。

 

その時、皆泣きましたね。だって悲しいじゃないですか。ジョングクにそんなことを言われたことが今まで一度もなかったんですよ。

 

ジョングクって”何か辛いこととかある?”って聞かれたら、いつも”いや、大丈夫ですよ”って答えるんです。僕、大丈夫ですよ。だって僕力も強いじゃないですかって。
いつもそう言っていたのに、ジョングクと4〜5年くらい一緒に暮らしてきたのに、初めて聞いた辛い理由が”僕の大事なメンバー達が辛いのが一番辛い”と。他のはいいけど、メンバー達が幸せでいて欲しいと。そしたら僕も辛くなさそうって言いましたね。

 

それがあまりにも頭に残ってますし、とても印象的でした。

-引用:BTS Live : WINGS Behind story by RM 日本語字幕(書き起こし・一部調整)

 

ジョングクが「ヒョンたちがつらいことが僕のつらいことだ」と泣いたとき、その曇りのない澄んだ愛情は、ヒョンたちの救いになったのではないかと(至極勝手に)思っています。

きっと聡い子なのであろうジョングクは、最年少の自分が土足で踏み込んではいけない、ヒョンたちの苦しみや辛さがあることをわかっている。

わかっていて、それでも「ヒョン達が辛いのが辛い」とメンバーの痛みに共鳴して泣く…。

純粋で優しい末っ子の涙はなんて透き通った愛情なんだろう。

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2017 BTS LIVE ~THE WINGS TOUR - THE FINAL~ Stage sketch

いつもヒョンたちに注がれていた、多分わかりにくかったであろうジョングクの気持ち。あまりに純粋で透明で幼い愛情は、そこにあることに気づかれにくかったのだろうな、と夢想してしまいます。

「"悲しい"は僕にはよく分からないけれど ただ泣いてみるよ」と歌うジョングクの声は悲しいくらいに透き通っていて、愛に満ちた声だと思います。 

この曲はこの時のジョングクにしか歌えないものだったんだろうなあ。 

 

器の大きな末っ子と6人の兄さんたち

ユンギは2019年フェスタの防弾屋根裏で、ジョングクの器ははじめから大きかったけど自分たちに注ぐ水がなかったんだと言っていました。 

 

今はきっと、ジョングクの大きな透明な器には、彼が心から愛するヒョン達が注いだ水がたくさん入っているのでしょう。

個性豊かなヒョン達が、愛する末っ子にたくさんたくさん注いだ水は、きっとすごくカラフル。

確かにジョングクの歌声には、WINGS以降から色彩がついたように感じます

今でも確かに透き通っているけれど、もうきっとあの頃のように全くの無色透明ではない。色とりどりの光を放っている声を、ジョングクは手に入れたように思うのです。

 

無色透明だったジョングクが、たくさんの彩を手に入れたとき 

初めて聴いたEuphoriaは、きらきらした中高音域が素敵で、一聴してすぐ惹かれた曲だったのを覚えています。どこまでも伸びていくようなスイートボイスが魅力的で、それもあってジョングクの顔と名前と声を最初に覚えました。なんて素敵な歌を歌う子なんだろうと。

音源を予習した翌日、初めてライブビューイング(LYS福岡)でEuphoriaを歌うジョングクを見たときは、純度100%の爽やかさに呼吸を忘れて、文字通り死にそうになりました

SYSコン静岡では、初めて生で観るジョングクに発狂してずっと泣いていました。生で、屋外の会場で聴くEuphoriaは本当に特別で、どこまでも伸びる歌声と一緒に楽しそうに空を飛ぶジョングクは、死ぬ間際に走馬灯に映るレベルで心の奥に焼きついています。 重……

 

  

Euphoriaは「LOVE YOURSELF 起 Wonder」に起用されたこともあり、特別な感情を抱く方が多いんじゃないでしょうか。

花様年華ストーリーの一端を担う、LOVE YOURSELFシリーズの開幕曲。
曲の立ち位置(演出)が憎いってところもありますが、こんなにもこの曲を名曲足らしめているのは、Beginからまた格段に変化したジョングクのボーカルが為せる技だとも思います

Beginの頃からまた成長して、ヒョンたちに愛されながら、きっと自我もどんどん確立されていって、たくさんの彩を手に入れたジョングク。

きらめく色とりどりの感情がたくさん詰まった歌声をしています。

 

おわりに:柔らかで透明なきらめき

大きくて透明な器に注がれた、色とりどりの綺麗な水は、差し込む光を反射して、同時にやわらかく受け止めて透過させる。

ジョングクの歌声はきっとそうやって、たくさんの人にやわらかで透明なきらめきを届けるんだと思います。

 

悲しいくらいに透き通っていた「Begin」、あたたかな光の通り道のような「Euphoria」、どちらも優しいきらめきを持った曲で、繰り返し聞いては、淀んだ心を幾度も救ってもらいました。

そんな美しい音楽をこの世に送り出してくれたジョングクには感謝してやみません。

私たちファンが見ているのは、創り上げられた彼のたったひとかけらの一面なのだろうけれど、 それでもその見せてくれるひとかけらだけで、あぁ応援したいなあって思わされます。

 


6人のヒョンしか知らない「不思議な可愛さがある」というジョングクを垣間見れるEuphoria piano ver.

 

人は成長するし物事は移りゆくものだけれど、BeginとEuphoriaをはじめ、たくさんの音源に注ぎ込まれたその透き通った感性と歌声は、いつまでもそこにあり続ける。きっと時が経っても、ジョングクの声はいつだって泣きたくなるくらいに透明で、聞いた人の心に溶け込んで優しく光を溶かすんだろうな。

そんな歌い手であるジョングクが私は好きです。

 

髪の毛が長くても、短くても、さらにムキムキになっても、歌が上手く歌えないと泣いていても、bad guyな末っ子でも、どんなジョングクだって愛しているよ。

どうかしあわせでいてね

 

*1:低音域のこと

*2:高音域のこと

*3:残響のエフェクトのこと

*4:中低音域