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3人の限界Kドルオタによるあれこれ

【でこ】「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」を6日間で摂取した国プが見た幻覚【ネタバレ有】

 

こんばんは、でこです。

本日は一風変わった記事を。「主戦場とは全く異なるジャンルを突然浴びたオタクの末路」を文字化してみました。

 

K-Popカルチャーを主に扱っている当ブログにて、このトピックを取り上げるのは若干戸惑いましたが…

アニメ作品少女☆歌劇 レヴュースタァライトTVシリーズ12話・総集編映画・新作映画を6日間で全て履修させられた日プ2の亡霊は日本中どこを探しても恐らく自分しかいないと思うので、折角だから共感度外視感想文をまとめてみようと思い立つに至りました。

新規コンテンツに導いてくれた元凶友人Yへの謝辞と代えて。どうぞ半笑いでお読みください。

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※本記事は下記コンテンツのネタバレを含みます。

 

 

はじめに:まず用語解説します

本記事に興味を持っていただいた国プの皆様・舞台創造科の皆様へ。なんだかすみません。ありがとうございます。

まずこの記事で出てくる作品およびそれにまつわるワードをさくっと紹介しますね。

 

【PRODUCE 101】

  • PRODUCE 101 JAPAN:韓国発祥のオーディション番組シリーズ「PRODUCE 101」の日本版。通称プデュ・日プ。101人のアイドルの卵から、視聴者投票で11人のデビューメンバーを選抜する。2019年の第一弾ではJO1がデビューし、2021年に第二弾が放送。6月13日にデビューメンバーが決定した。
  • 練習生:番組に参加しているアイドルの卵たちの通称。
  • 国民プロデューサー:プデュの視聴者の総称。通称「国プ」。練習生がデビューできるか脱落するか、全ての命運を握っている。こわい
  • 評価(バトル):練習生たちのパフォーマンスステージ。毎回国プの投票で順位が決まる。デビューするには、ルールの異なる「グループ評価」「ポジション〜」「コンセプト〜」「デビュー〜」4つのバトル*1を勝ち抜く必要がある。

少女☆歌劇 レヴュースタァライト

  • 少女☆歌劇 レヴュースタァライトブシロードによるマルチメディアコンテンツ。2017年よりミュージカルとアニメの2本柱で展開*2。舞台のトップスターの座を賭けて、9人の女子高生が歌・踊り・演技によるオーディションバトルを繰り広げる物語。
  • (同)ロンド・ロンド・ロンド:2020年に公開された、TVアニメシリーズの総集編映画。通称「ロロロ」。総集編といいつつ、重要な伏線となる新規映像が織り込まれている。
  • 劇場版(同):「ロロロ」を踏まえて公開された完全新作映画。2021年公開。
  • 舞台少女:トップスターを目指す女子高生たちの通称。
  • キリン:オーディションを主催するキリン。紛れもないキリンだがイケボで人語を喋る。舞台少女のきらめきを愛するあまりしょっちゅう言動がおかしくなるので多分こちら側のキリン
  • レヴュー:舞台少女たちによる1対1*3のオーディションバトル。華麗に歌い踊りながら、壮大な殺陣を繰り広げる。武器持って物理的にバトる。

 

似てるよね??????????概念が

 

筆者の雑食遍歴・履修までの過程

そもそもなぜ急に新ジャンルを履修する運びになったのか…まず、筆者の遍歴は以下の通り。

【現在の主ジャンル】

  • K-Popアイドル
  • 日プ2

【履修済みジャンル】

流行問わずその時々気になったコンテンツを雑食に摂取してきたものの、2次元女の子ものの知識はほぼ皆無。当然スタァライトの予備知識はゼロ。

にもかかわらずYから突然ド直球の布教を受けた一部始終↓

 

6月10日(木)

Y「スタァライトの映画をぜひ見ていただきたいのでまずはアニメを履修しませんか、全部解説するので!!!!」

凸「(熱量がやばい)ええよ」

 

6月12日(土)

Y「お菓子もジュースもあるよ、お昼はUberで頼むね!!!」

凸「(あっこれ全話見終わるまで部屋出られない)ええよ」

~アニメ12話完走~

Y「来週木曜空いてるならその日に映画行こう、総集編映画のブルーレイ貸すから見てね!」

凸「(あっ宿題)ええよ」

 

6月13日(日)

~PRODUCE 101 Japan S2 最終回~

「蓮汰なんで落ちるㅠㅠㅠㅠㅠㅠㅠㅠㅠㅠㅠㅠㅠㅠㅠㅠㅠㅠㅠㅠㅠㅠㅠㅠㅠㅠㅠㅠ」

 

6月16日(水)

~総集編映画完走~

Y「ロロロ見られた?明日の映画の前にうちで見る?」

凸「今見終わった…(深夜1時30分)」

 

6月17日(木)

~新作映画完走~

Y「どうだった?」

「1週間で浴びる情報量じゃね〜〜んだわ」

 

99期生とはじめましてした6日後に全員高校を卒業してしまいました

結論から言うとめちゃくちゃ面白かったし、監督のインタビューやファンの考察を読んで思考をぐるぐる巡らせる経験が久しぶりだったので楽しかった。ありがとうY。

んだけど、日プ2のファイナルを迎えてズッタズタの状態のところに、3年分の特大新規コンテンツを1週間で浴びせられたらさすがに幻覚のひとつやふたつ見えてしまうんですよ、脳がバグるので・・・というわけでここからネタバレ有りの感想文です。8割がた虚言だと思って読んでください

 

【ネタバレ有】アニメシリーズ・総集編・新作映画感想

キャパオーバーで脳みそぐらぐらなので、アニメ・ロロロ・劇場版の感想がごしゃごしゃになってます。すみません。上手くまとめられなかった。新規が戸惑う様子を楽しんでください…(どんなブログ?)

  • バンクがバンクだとわかるまで3話くらいかかったけどバンクだと理解した瞬間からめちゃくちゃ心が躍りましたおジャ魔女で育っているので…9人分のバンク見たいです
  • キリンって何?
  • ステージが終わると「死ぬ」そして「再生産する」舞台少女たち…幾重ものペルソナ…本当の貴方はどこ…
  • ふたかおには外野が入り込んではならないとのこと、承知しました 全見守り体制に入ります
  • 大場なな・・・・・・・・・・・・・・・・
  • テレビが仮面ライダー龍騎、映画が仮面ライダー鎧武。大理解。戦え……戦え……
  • レヴューが「現実」なのかを理解するまでに時間がかかった 舞台なら「嘘をつける」(例:テニミュはボールが無くても「見える」)けど、映像作品は、特にアニメは、全てを描こうと思えば描けてしまうが故に、描かれているもの全てを「真実」だと思って受け取ってしまった
  • 大場なな・・・・・・・・・・・・・・・・
  • 「〇〇のレヴュー」「舞台装置〇〇」とかテロップで出すの総じて癖(へき)ですねありがとうございました
  • 推しですか?クロディーヌです
  • キリンって何?
  • ぶっちゃけアニメの最終話難しくて殆ど咀嚼できてない、取り敢えず第100回聖翔祭の新解釈シナリオおめでとうって感想で大丈夫ですか?
  • 結局私は愛城華恋がわからない…最後までつかみどころが無かった主人公…
  • ロロロ総集編エ?私の知ってる総集編じゃない(片手間に見ようとしたら冒頭から全く違ったので慌てて仕切り直した)
  • 大場なな・・・・・・・・・・・・・・・・
  • 「舞台少女の死」で締める総集編、何?私こそ翌日に伏線回収したけど1年待たされたオタクの心情お察し過ぎる
  • 映画館のスクリーンサイズで見る作画、良〜〜〜〜〜!!!!
  • ワイドスクリーンバロックという言葉の意味を知ってからのワイ(ル)ドスクリーンバロックの重み
  • いやあの電車内の様子ちょっとおかしいなとは思ったんですよカバン持ってないし、でも冒頭がわりかしきちんとラブライブ日常アニメしてたからまさかね〜と油断していました、電車がステージに変形しました…そうだこれレヴュースタァライトだったわ…
  • 「「「「「皆殺しのレヴュー」」」」」複数人に突っ込んでいく殺戮天使大場ななパイセンのガチ殺陣マジカッケ〜〜〜〜
  • 幼少期かれひかの滑り台シーン、アニメと映画で構図違うの何故?アニメだと滑り台の上にいたよね?
  • 狂気まひるやばい、今更ひかり⇆まひるが対の概念(光⇆真昼)だと気づくなどした、突然の毒々しい色使い痺れた、見応え抜群レヴュー
  • 劇場版後半マジ置いてけぼりでわろた、比喩が多すぎて脳が思考を放棄した
  • クロディーヌ、舌、舌、舌、あああああああああああああああああああああ
  • レヴューシーンの応酬、もはや本筋と関係ないのでは?←無粋質問了解
  • 音楽と映像の同期に胸キュン、フィルムスコアリングの手法つくづく凄いですね、これは映画館で聴く音楽
  • 急に「こちら側」を意識させてくるじゃない…オタクが続きを求めて悪かったな!!!!!!
  • トマトきらいでよかった(そっか)
  • 終始増えたり刺さったり折れたりする東京タワーかわいそう(そっか)
  • エンドロールでその後の舞台少女たちが映るやつ良〜〜〜〜〜〜!!!!真矢双葉まひるの組み合わせ新しいですね
  • キリンって何?

 

アニメの後半あたりから、あ〜〜〜〜これはスペクタクルなフィクション映像世界に生きる監督のやりたい放題大芸術大会なんだなと理解しました。びっくりさせたいんでしょ、客を…いいだろう…盛大に驚いてやるぜ…とかいう誘い受けメンタルで見たら想像以上にハイになれた。合法シャブ、レヴュースタァライト

行き先不明の剛速ジェットコースターに乗せられて必死にしがみついてたけど、(あっこれ理解とかの次元じゃねえな)って受け入れた後はもうただただそのままどこかへ運ばれていく感覚。た゛の゛し゛い゛

 

一通りの鑑賞を終えてから、監督をはじめとした制作陣のインタビューを読んだり、舞台創造科の皆様の考察を読んだりして、ようやく自分の中でちょっとずつスタァライトという作品の輪郭がわかってきました。敢えて本筋に余白を持たせたキャラクタームービーなんてそんなのオタクの想像が膨らむに決まってるじゃない……!!!!

公開から日が経過するにつれていろんな界隈のオタクが騒ぎ出してるし、ひょっとして2021年屈指の怪作映画になる?

 

レヴュースタァライトはサバイバル番組ですよね?

2ヶ月間にわたって私の生活の大部分を占めたプデュの最終回前後に履修したこともあり・・・

国プにはスタァライトがサバ番にしか見えなかったよ

 

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https://anitubu.com/archives/post-13944.html

↑だってこれは

↓こうじゃん

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https://gyao.yahoo.co.jp/episode/60a638e1-7670-4885-af00-8f1221db112d

 「歌とダンス、表現力でバトルし勝敗を決める」構造、どっちも同じだよね・・・・・・・・・

スタァライトのレヴューバトルには「肩の上掛けを落とされたら負け」という明確なルールがあるけれど、本来同じ物差しで優劣をつけるのが難しい「パフォーマンスの評価」を二次元的に分かりやすく見せているだけだと思っていて。

現実世界のプデュになると当然剣や弓で殴り合うわけにはいかないので、パフォーマンス後の「国民プロデューサーによる投票」という評価が彼らの運命を左右するわけです。一票一票の重みは輪舞*4もびっくりの殺傷力だよ。

 

燃え落ちるキリン=国プの末路

本作の鍵を握る謎多きストーリーテラーキリン。

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https://twitter.com/revuestarlight/status/1291381075244064768

初見オタク、例外なく脳が「???????」でいっぱいになる。

 

キリン(CV:津田健次郎)??????????

 

3行で説明すると、

  • 「オーディション」の主催者…?
  • 1位になった舞台少女が望む「運命の舞台」を実現させるためなら時空だって空間だって歪めちゃうよ!すごいね!
  • 推し舞台少女の煌めきを前にするとめっちゃ声色気持ち悪くなるし推し舞台少女の言うことなすこと全てに「わかります」って言う全肯定マンだしこいつ多分オタクなんじゃないかな

です。??????????

 

キリンが何者なのか…という考察は本業の皆様に委ねるとして、確かなことは「オーディションを望む者」「バトルに干渉ができる唯一の第三者ということ。

スタァライト」――それは遠い星の、ずっと昔の、遙か未来のお話。
この戯曲で舞台のキラめきを浴びた二人の少女は、運命を交換しました。

(中略)やがて二人は再会します。
一人は悲劇の舞台に立ち続け、もう一人は飛び入り、引き離され、飛び入り、
二人の運命を書き換えて……キラめきに満ちた新章を生みだしたのでした。

もう目を焼かれて塔から落ちた少女も、幽閉されていた少女もいません。
ならば……その新章の結末は?

スタァライト」は作者不詳の物語。
キラめきはどこから来て、どこに向かうのか。
そして、この物語の『主演』は誰か。

私は、それが観たいのです。

ねぇ――聖翔音楽学園三年生、愛城華恋さん?

引用元:劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト

 

物語の『主演』=『主人公』を望む存在。そう、これって、国民プロデューサー・・・ 

 

나를 믿는다면 내 손을 잡아줄래

(私を信じるなら 私の手を握ってくれる?)

꼭 잡아 놓지 마

(絶対 掴んで逃さないで)

cuz you're my star

이제 네 맘속의 주인공은 바로 나

(もう君の心の中の主人公はまさに私)

I want you, pick me up

引用元:【Produce48】내꺼야 (ネッコヤ) NEKKOYA (Pick me) 歌詞和訳・かなルビ - 落書きブログ

 

これはIZ*ONEを輩出したPRODUCE 48のテーマソング・내꺼야 (Pick Me)の歌詞なんですが、ご覧の通り練習生が「私が主人公だ」と国プに訴えかけています。*5


www.youtube.com

 

オーディションの傍観者が練習生たちの人生を消費する構図・・・国民プロデューサーの本性、それは練習生たちの煌めく熱いバトルを望み、自らが「授ける者=神の立場」だと錯覚している、エゴイスティックで罪深き存在。

 

劇場版で印象的だった「キリンが燃え落ちる」シーン。

「レヴュースタァライト」を舞台少女たちが演じるための燃料?心血注いだ観客=オタクの熱意の表れ?シュールレアリスムのオマージュ?その真意には諸説ありますが、個人的にこのシーンは「求め過ぎた傍観者への断罪」に見えました。

舞台少女も、練習生も、「スタァ」「アイドル」でありたい以前に、己の人生を生きていて。それは舞台上の姿とは別であって然るべきものだと思います。しかし傍観者は、舞台上の偶像に熱狂するあまり、無意識にひとりひとりの人生をステージに並べて身勝手な物語を描いてしまうもの……

"授ける者"の暴走は、演者の本質を見失わせる罪。レヴューの行く末を見届けて燃え落ちたキリンは、エンドロールの進路シーンを踏まえても、観客が強く求め過ぎた「レヴュースタァライト」から舞台少女たちが決別する最初の一歩の象徴だったような気がしました。

だから国プも綺麗に燃えて、プデュという物語から成仏しような(突然強引結論)

 

「コンビ推し」の美学

プデュ、そしてスタァライトを語る上で欠かすことのできない「コンビ推し」という概念。カプ、ケミ…思想を含んだ呼び方が色々ありますがここではあくまでも「2人の組み合わせ」という意味で「コンビ」と呼ばせてください

スタァライトではオタクホイホイと言わんばかりにコンビ要素がどんどん供給されるし、、プデュでは練習生本人たちが知ってか知らずか無数の黄金コンビが誕生するし、、オタクみんなコンビが好きですよね?わかります。

 

日プ2の王道コンビと言えば「れんたじ」「キム西」「髙牧」あたりが思い浮かぶけど、私の推しはここ。

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木村柾哉&田島将

 

ダンサーとして確かな実績を積み重ね、経験の豊富さと人徳の高さで練習生を牽引する「テーマ曲センターを務めた愛されリーダー」木村柾哉。

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幼い頃から芸能活動を行うも、幾度の試練に苦しみ続け、来るべきチャンスのために韓国で技術を磨いた「心技体オールAクラス」田島将吾。

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この2人がそう、言わずと知れた「日プ2の頂点、最上位争いコンビ」────────!!

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毎週発表される「現時点での順位」は常にこの2人がトップを独走。2ヶ月間もの間、不動の強さを見せ続けました。

 

オーディションにおける頂点争い、異なるバックグラウンドを抱えぶつかり合う至高のライバル、争ううちに芽生えていくお互いへのリスペクト、誰にも手出しできない最上位の聖域・・・

 

 

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https://akiba-souken.com/article/37324/

 

真矢クロなんだよな~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~(大の字)

出会っちゃったよ。真矢クロに。こんな抜群のタイミングで

 

天堂真矢、通称真矢様。

www.youtube.com

高名な舞台俳優とプリマドンナを両親に持つ演劇界のサラブレッド。

恵まれた体躯、高く通る声。

天賦の才に恵まれながらも、決してあぐらをかくことなく、

さらなる高みを目指して努力を続ける孤高の舞台少女。

引用元:キャラクター | 少女☆歌劇 レヴュースタァライト

スタァライト世界における「圧倒的1位」の真矢様。「追われる者」としてのプレッシャーを感じさせないほどの気高さを誇るキャラクターです。

 

一方の西條クロディーヌ。 

www.youtube.com

日本人の父とフランス人の母を持つハーフ。

豊かな才能を持ち、子役として何度も舞台に出演してきた舞台少女。

だが入学して真矢という強烈な輝きを放つ存在と初めて出会い、

以来ずっと彼女をライバル視している。

引用元:キャラクター | 少女☆歌劇 レヴュースタァライト

確かな芸歴を持ちながらも常に「追う者」として描かれるクロちゃん。アニメでは「追う者」として共に技術を磨く双葉との絡みが印象的でした。ところでふたクロの組み合わせめちゃくちゃツボなんですけどもしかしてマイナーケミですか?

 

・・・・・・・木村柾哉と田島将吾がいますね(頭抱)

 

エ゛ッ゛だってわたし「追う者」「追われる者」の構図だいすき、お互いがお互いの実力認め合ってリスペクトしてる中に燃え盛る闘志が垣間見えるのやばい、いやだって映画の真矢クロレヴューなに????あれ?????本編の展開と関係ないですよね??????オタクのためのエキシビションマッチ?????ありがとうございます再敬礼??????そもそもレヴュー名「魂のレヴュー」って、、、、、それ主人公がやるやつですやん、、、、何が最高かって今更私なんかが言及するまでもないですけどクロ「今のあんたが今までで一番可愛いわよ!!!!」真矢「私はいつだって可愛い!!!!」ハァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!??!??!?!?!?!????!?!?そんなオタクが喜ぶリップサービスある!?!???!??自分との戦いによってライバルのポテンシャルを最大限に引き出したと思ってる「追う者」クロと実力に裏付けされた確かな自尊心を改めて説く真矢エ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!??!???????

 

ハァ…ハァ…

 

冷静にいきましょう。冷静に考えても木村柾哉は天堂真矢だし田島将吾は西條クロディーヌ。

 

まず田島。

ポジションバトル*6での1位を渇望する歌詞…普段は温厚な人柄のたじが突如として見せた剥き出しの本性…

www.youtube.com

 

簡単に吐かない弱音 まだまだ上がっていくmy way

目指す1位は目の前なのに遠く感じた

捨てろこの気持ちは we don't get enough no no

no turning back もっと向こう もう躊躇なくkillフィーリングでlike炭治郎

 

このリリックとクロディーヌの口上に同じバイブスを感じてやまないのは私だけですか?

 

月の輝き 星の愛など

血肉の通わぬ憐れなまぼろし

爆ぜ散る激情 満たして今

あんたの心に叩きつける

99期生 西條クロディーヌ

今宵 キラめきで あんたを

 

劇場版で見せた「悪魔クロディーヌ」、ポジ評を経た後のコンセプト評価*7で、センターを明け渡してなおチーム内トップの得票数を稼ぎ、チームを1位にのし上げた「確変田島将吾」そのものだった…鋭い覇気と漂う色気…ふたりとも漆黒がよく似合う…

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https://twitter.com/produce101jp_/

 

そして木村。

真矢クロレヴューシーンの冒頭最も印象深いのが、真矢様の「神の器」宣言。どんな役でも演じられる舞台少女として、自らを「無限の役を映し出す空っぽな神の器」と称します。

 

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https://twitter.com/produce101jp_/


この振れ幅を神の器と呼ばずして何と呼ぶ

誰に対しても愛想が良く、常に「頼れるリーダー」として練習生を率い、各バトルのステージごとに全く異なる印象を見せつけた柾哉さん。アイドルとしてあまりに「完璧」すぎて、推しながらも彼の本心は分からないことだらけでした。「神の器=本当の自分がない」という構造がここにも。

  

でもクロディーヌが「本当の自分がいないわけない、私には見えている」と言い放ち「神の器」を叩き切るんですよ…なんなんその胸熱展開…本性を剥き出しにする天堂真矢…そして最終的にレヴューはクロディーヌが勝利するんですよね…

圧倒的実力の持ち主・木村柾哉を常に真後ろから脅かし、闘志を奮い立たせたのは他でもない田島将吾の存在あってこそでした・・・・・・・・・・・


www.youtube.com

 

輝くチャンスは不平等

千切って喰らえ共演者

愛も自由も敗者の戯言

天井天下 唯我独煌

99期生 天堂真矢

奈落で見上げろ 私がスタァだ

 

感情を露わにした真矢様の口上には思わず胸が高鳴りました。「奈落で見上げろ 私がスタァだ」なんて言える人間普通います!?!???!???

 

……いました、ここにひとりだけ。「挑戦を受けてやる」御方が

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https://www.youtube.com/watch?v=CO8P_vwaGLA

 

さて お分かりいただけただろうか 

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https://yukinao0208.hatenablog.com/

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https://www.youtube.com/watch?v=eZ4yoOM3v6o

Q.E.D.  ─ありがとうございました─

 

こじらせた国プは幻覚を見た

アニメシリーズの展開を大きくひっくり返した「大場ななのタイムリープ」。

news.ameba.jp

9人が並列の同級生に見せかけて、実は一人だけ「すべて知っている」のはあまりにも全世界御宅総意最愛特大胸熱展開・・・・・・

 

あれっ

日プにもいたな

「プデュが何か」を知っていた練習生が、、、、、、、

 

www.youtube.com

 

 

よ、四谷真佑────────ッ!!!!!!

 

よっつこと四谷真佑、101人の練習生の中で最もプデュを愛する男。

JO1を輩出したシーズン1にも当然応募するも、残念ながら本編出場を叶えられなかった彼。転じて今シーズンでは奇跡的な豪運を発揮し、何度もスポットライトが当たった「裏の主人公」。

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でももしこの「四谷の奇跡」がすべて彼の思惑通りだったとしたら・・・

 

 

キネマシトラスで映画化してくれんかな(大の字)

 

おわりに:スタァライトのオタク プデュを見て

にわかオタクの斜め上感想文にここまでお付き合いいただいた舞台創造科の皆さん、どうもありがとうございました…貴重なお時間をいただいてしまいすみません…

日プ2のリアルタイム放送は終了しましたが、現在もGYAO!で全話無料配信中です!後追いでも十分楽しめるので一緒にスタァライトしちゃいませんか。

にわかには信じ難いかもしれませんが、アニメみたいなことがほんとに3次元で起こりまくります。ていうか真矢クロのオタク  ぜったいみて

gyao.yahoo.co.jp

 

全話見終わった暁には、煌めきを放つ11人・INI(アイエヌアイ)の生き様をぜひ一緒に見届けましょう。今から追いつけば古参オタク名乗れます(重要)

 

……にしても感想文まとめればまとめるほど細部が気になって仕方ない、、、、、何せ一回目に観たときは衝撃のあまり記憶がぼろぼろと零れ落ちていったので、、、、、、、、、野菜キリンってなに、、、、、、、、、皆殺しのレヴューって何だったの、、、、、、、、

 

 

もう一回見に行くかな・・・・・・・・・・・・

 

 

【終幕】

 

 

関連記事もぜひ!

mi-casa.hateblo.jp

 

*1:JAPAN Season 2では、グループ評価の前段階として「オンタクト評価」(101人全員を対象とした課題曲・自由曲審査)が行なわれ、番組スタート前の時点で101人中41人が脱落した。かわいそう。

*2:本記事ではアニメに絞って紹介する

*3:例外あり

*4:大場ななの使用する日本刀の名前

*5:引用したのがネッコヤなのは深い意味はありません、念の為。強いて言うならレミフラの歌詞は直接的な「Pick Me」要素が薄かったのと、「舞台少女」に重ね合わせるならヨジャシリーズがいいよね、って理由で選んでます

*6:ボーカル・ラップ・ダンスの3ポジションに分かれて披露するバトル。ラップポジションは全員が自分でリリックを書き下ろす

*7:合計5曲のオリジナル曲をチームに分かれて披露し、得票数で競うバトル。