集合知

3人の限界Kドルオタによるあれこれ

【でこ】ウォノの新たな門出を祝って

2020年4月10日。

entertain.naver.com

 

ウォノの復帰が発表されました。

ソロアーティストおよびプロデューサーとして、スターシップ系列のHIGHLINE ENTERTAINMENTと専属契約を結んだと。

 

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おかえりなさい、ウォノ。

 

mi-casa.hateblo.jp

 

ウォノの為に思いを巡らせ続けたこの半年を振り返って。

少しだけ、綴らせてください。

 

 

MONSTA X・ウォノ、脱退から再起まで

2019年10月31日 忘れもしないX-DAY

ウォノがMONSTA Xを脱退する、そんな衝撃的な報道があったのが2019年10月31日。

 

 

この日のことは今でも鮮明に覚えています。

 

数日前から、ウォノに関する身も蓋もないスキャンダルがネット上を駆け巡り、ひどいバッシングを浴びせられることとなりました。

女性蔑視の発言をした。借金を踏み倒された。薬物を使用した。過去には少年院に入っていた。

このことについて、ウォノは苦しい顔を見せながらも、きちんと謝罪しました。

誤解と取られてしまうような発言をしたことは申し訳なかった。かつて保護観察対象になったこともある。でも今は償って清算して、前を向いていると。薬物の使用なんて全くしてはいない、潔白だと。

それでも元凶であるとあるアカウントとヘイターは彼を攻撃し続けました。

 

奇しくも、ちょうどMONSTA XはFOLLOWでカムバックを迎えたばかり。

歌番組に出る彼の表情はあまりにも悲痛で、でも日本のしがないファンのひとりは、ただSNSでエールを送ることしかできませんでした。

 

そして公式からの脱退発表。夕方5時前。

動揺が広がる中、収録済み映像を放映してくれたM COUNTDOWN。これが最初で最後の、7人でのカムバ映像となりました。 


191031 엠카운트다운 몬스타엑스 컴백 MIRROR + FIND YOU + FOLLOW / MONSTA X COMEBACK SPECIAL @ M COUNTDOWN

 

ハッシュタグ活動・スターシップへの請願

モンべべの暗く、長い闘いが始まりました。

スターシップ本社へ脱退撤回要求のポストイットを貼り、沈黙の抗議活動を行なう本国モンべべ。海外からも参加できるオンライン署名サイトには数万の署名が集まりました。

世界中のファンダムが一体となって、Twitter上でのハッシュタグ活動を続ける日々。毎日更新されるタグのツイートを投稿し続けました。報道から数週間経ってもなおトレンドの上位に食い込み続ける様子に、次第に国内外のメディアからも取り上げられるように。

最終的にハッシュタグの数は500個を超えました。

 

それでも、何も変わらなかった日々。

日に日に痩せていくショヌ、ふとした瞬間表情に影を落とすミニョク、なお毅然として振る舞い続けるキヒョンとヒョンウォン、バッシングの矢面に立ち兄を護るジュホンとアイエム。

6人での活動を見るのは、正直苦しかったです。10月31日に心は留まったままでした。

 

6人になってから初の単独、クリパ2days

12月。多忙なスケジュールの合間を縫って、日本で行われた単独イベント・MONSTA X Christmas Party 2019。

券売が行われたのはウォノ脱退前。6人の姿を見て堪えられるのか…そんな不安は少なからずよぎりました。

 

まだ少しメンバーに緊張が見えた1日目。

ウォノが歌うパートは、曲ごとに別のメンバーが担当していました。Followならキヒョン、Alligatorならミニョク。

中盤で披露されたFind Youでは、会場中にモンべべのすすり泣く声が響き渡りました。ずっとウォノを探しているのはメンバーであり、モンベベなのに…ウォノが歌い出すサビの歌詞が苦しくて、辛くて、たまりませんでした。

멀어져 버린 너와 나 사이의 거리에

遠ざかってしまった君と僕の距離

지워져 지지 않고 남은 너의 모습은

消えずに残った君の姿は 

Ooh 선명한 vivid dream 난 오늘도 미친 듯

鮮やかなvivid dream 僕は今日も狂ったように

계속 바라고 있는걸 Someday we’ll meet again

ずっと願っているんだ いつか君にまた会うことを

引用元:FIND YOU / MONSTA X 歌詞 和訳 カナルビ | YOUR SOMEONE

Find you

Find you

  • provided courtesy of iTunes

 

最終日、2日目。

これまでウォノの件については口外禁止となっていたのか、何も言えないメンバーと事実を知りたいモンべべとの間でずっともどかしい空気が続いていました。

耐えきれないと、何か思いを伝える手立てはないかと。とあるモンべべひとりを皮切りにして、アンコールの呼び込みはグループ名コールではなく、7人の名前を懸命に叫びました。 どうかメンバーに、ウォノに気持ちを届けたくて。

その後出てきたアンコール最後のメントで、ジュホンがモンべべに向かって伝えてくれた言葉は今でも忘れられません。

「僕たちがトロッコで近づいたとき、自信なさげにうちわやスローガンを下ろしてしまうモンべべがいるけど、もっと自信を持って掲げていいんだよ」と。

当日はモネクへの思いを胸に、意を決して会場に足を運んだウォノペンさんが数多くいらっしゃいました。そんな方々もしっかり見ていて、背中を押してくれたジュホン。ああ、まだウォノを想っていて良いんだ…切ないけれど、少し勇気をもらえた言葉でした。

 

ジュホンの休業

ある時は不躾な質問の矢面に立ち、ある時はモンべべを鼓舞する言葉を与えてくれていたジュホン。そんなジュホンでしたが、クリパ終了後の年末年始スケジュールを休む日が続きます。ほどなくして、「不安障害による休業」が発表されました。

 

申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。

私たちはあまりにもジュホンに頼りすぎていたのかもしれない。 彼だって辛い気持ちは変わらない、人一倍しんどかったはずなのに。

どうかゆっくり心を落ち着かせて、いつかウォノと一緒に戻ってきて欲しい、そんな淡い希望だけを抱き続けました。この間5人だけで海外スケジュールをこなしたメンバーも、本当に辛かったんだと思う。

 

ウォノの捜査終了、薬物使用嫌疑なしに

2020年3月14日。ウォノからホワイトデーのプレゼントが届きました。

薬物使用疑惑の捜査が終了し、疑いの一切に感する嫌疑はなかったとの報道が出ました。

news.kstyle.com

それまでただひたすら待ち続けることしかできなかったモンべべにとっては、この上ない吉報でした。詳細は控えますが、この頃からじわじわとウォノと他のメンバーが会っている様子が目撃されるようになったこともあり、ウォノの芸能界復帰に期待せざるを得ない日々が続きました。

その後dispatchから独占公開されたインタビューでは、数ヶ月ぶりのウォノの現在が明らかとなりました。意を決して話してくれたウォノに惜しみないありがとうを送りつつ、当初スキャンダルの拡散の担い手となったdispatchに対する複雑な憎しみを抱いてみたり。

n.news.naver.com

 

ジュホンの復帰と5周年への期待

そして、10日後の同月25日。2ヶ月ほどの休業期間を経て、ジュホンもついに復帰するとの報道が。

news.kstyle.com

 

この後5月のカムバックが報道されたこともあり、7人のモネクに再び会えるかもしれないと全モンべべが思いました。そう、2020年5月14日はMONSTA Xデビュー5周年記念日だから。

7人が揃った第一報はファンにVライブで知らせて欲しいな、ウォノが辛そうにする姿はもう見たくないからお腹の底から笑って欲しいな、ワールドツアーはまた7人で回れるといいな、そんな風に思いを馳せていました。

 

ソロアーティスト・プロデューサーとしての新しい道

そして迎えた4月10日。 

 

ウォノは、スターシップ参加のHIGHLINE ENTERTAINMENTと専属契約を交わしたとのニュースが出ました。

正直色々思ってしまうところはあります。でもまずは、心からおめでとう、ありがとうと伝えさせてください。

 

ウォノの公式TwitterInstagram・Daumファンカフェができました

ウォノの新しくできたSNSおよびファンコミュニティを記しておきます。

 

ウォノの復帰を踏まえて、思うところ色々と

ここからは雑感をまとめさせてください。

 

本当は、7人のモネクにもう一度会いたかったのが本音です。

脱退からの再加入だって、物理的にはできないはずないから。色々とバッシングを受けながらも水面下で動き続けていたスターシップなら、5月14日にサプライズを用意してくれているんだろうと勝手に思ってしまっていました。

 

悲しみを抱えながら幾度となく見返した過去の7人のパフォーマンスを見ると、やっぱりウォノが持つ華って唯一無二のもので。真ん中に来るだけでMONSTA Xが完成するような、それだけのオーラを持つ逸材だったと。

それと同時に、誰よりも繊細な感性を持っていて、誰よりもモンべべに対する思い入れが深いウォノ。

ウォノの生い立ちは決して順風満帆とは言えません。家庭環境、友人付き合い、なかなかうまくいかない日々が続いていたであろう彼が、ようやく手にしたMONSTA Xという居場所。モンベベに誰よりも幸せそうな笑顔を見せてくれるのがいつだって救いでした。間違いなく、お互いを支え合える関係になっていたと思います。

そこはかとない愛がゆえに「自分のせいで迷惑はかけたくない」と選んだ脱退の道。ソロ活動が発表された今でもなお、戻ってきて欲しいと思ってしまいます。

 

あれだけ残忍なバッシングを受けて、彼の心は深く深く傷つけられたと思います。もう表舞台に出てこなくなってしまうのではないかというくらいに。彼が生きてきた音楽という道、表現という道すら奪われてしまうのではないかという不安がずっとずっとありました。

それでも、ウォノは戻ってきてくれました。ソロアーティスト兼プロデューサーという道で。心を強く持ってくれてありがとう。戻ってきてくれて、本当にありがとう。

 

何より嬉しかったのが、「ウォノ」という名前がまだ残っていること。

MONSTA Xを援護する」という意味が込められた彼の芸名ですが、何より守られてたのはアーティストとして生きる彼自身であったと思います。色々辛いことの多かったイ・ホソクを護ってくれる鎧が「ウォノ」だったと。

アーティストが所属事務所とトラブルを起こした場合、芸名の使用権すら本人に渡されないケースはまああります。なので、最初報道を聞いた時には少し心配していたんです。でも、HIGHLINEからの公示には、きちんと「WONHO」の名前が刻まれていました。

 

これからは6人のメンバーが常に一緒にいるわけではないから、再び辛い局面を迎えることももしかしたらあるかもしれません。それでも、モンべべでありWONBEBEである私たちは変わらぬ声援を送り続けます。MONSTA Xを護ってくれたウォノを、今度は私たちに護らせてね。

いつか近いうちにMONSTA Xへ楽曲を提供してくれるウォノPDに会えること、そう遠くない未来に再びファンの前で歌ってくれる日がくること、そしていつか、いつの日にか、6人と一緒にパフォーマンスしてくれる日が来ることを、願っています。

 

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ずっと大好きな7人だよ