こんにちは、でこです。
先日書いた記事「Road to Kingdom 出演決定!SF9 vs PENTAGON:音楽番組1位獲得の要因を分析・解説」へ予想以上の反響をいただけてとても驚いています。お読みいただいた皆様、誠にありがとうございました。
中でも多かったのが、4月末からオンエア予定のサバイバルプログラム・Road To Kingdomに対する期待の声です。兼オタロードまっしぐらの私もそのひとりで、ワクワクして夜しか寝られない日々が続いています。
そんな昂りを受け、いつか絶対に書こうと思っていたこのテーマについて扱います…そう、THE BOYZ!!!
今回のRTK出演グループの中で、唯一私がファンクラブに加入しているドボイズ。「全員センターグループ」の肩書きを意のままにする彼らの魅力は語り出したら論文が書き上がるのですが、今回は11人という超大人数で魅せるTHE BOYZの群舞に焦点を当ててお話しさせてください。
本記事で取り上げる楽曲はこちら!
Special Clip(스페셜클립): THE BOYZ(더보이즈) _ No Air
2018年のカムバ曲、No Airです!!! えっ?なんで今更2年前のノエアかって?私が好きすぎるんだ!!!!!!!見過ぎてスマホに穴開いたんだ!!!!!!!!
どうぞ!!!!!!
- Road To Kingdom出演!THE BOYZとは…5秒でわかるプロフィール
- THE BOYZのダンスはここが凄いよ!
- THE BOYZの群舞を存分に味わうコーナー
- おわりに:そもそもTHE BOYZは音楽が良い
Road To Kingdom出演!THE BOYZとは…5秒でわかるプロフィール
THE BOYZとは全員顔がいい11人組(※2019年夏までは12人)です!!!!!!!!(衝撃のプロフィール)
…とまあ冗談はさておき、この記事にたどり着いていただいている方は恐らくざっくりとはご存知かと思ったので割愛させていただきました。簡単な情報であれば、下記の若手ナムジャドルおすすめ記事に載せているので是非そちらを読んでみてください!
THE BOYZのダンスはここが凄いよ!
気を取り直して、早速No Airのダンス解説を始めます。なにぶんダンス記事を書くのが初めてでして、わかりづらい表現等ございましたら申し訳ございません…!
その1:練りに練られたフォーメーション=揺るぎない視線誘導
ここからは、公式から出ているダンスプラクティス動画を用いて解説していきます。
普段ダンスプラクティスを見慣れているKドルファンの方であれば、一つ疑問に思うところがあるかとおもいます。そう、なんで固定カメラじゃないの?という話。
某エセセムエンタのネオなボーイズも最近は固定カメラじゃないのでオタクは日々フラストレーションを溜めまくっているのですが、このノエアに限ってはこの撮り方が正解だと思っています。
なぜかと言うと、この撮り方「しかない」から!
12人という莫大な人数を闇雲に全員踊らせてしまうと、視聴者は途端に「どこ見ていいのかわかりません」状態に陥ります。背格好の似通った顔の小さい男たちが全員同じことしてるんだから当たり前です。一度散漫になった集中力を再び呼び戻すのは至難の技なので、結果ファン以外が見ると「よくわかんないけどいっぱいいた」止まりになってしまうのがオチ。そんなんじゃ折角のカムバックも意味がありません。
ところが、このNo Airはどうでしょうか?
不思議とその感覚は全く覚えないどころか、ある時は一点を見つめ、またある時は数の多さに驚き…見た人誰もが同じ印象を同じタイミングで抱くと思います。つまり、全員の視線が自ずと誘導されているということ。これはひとえにフォーメーションの作り方が神がかっているからなんです!!ひとつひとつのポイントを解説させてください!!
0番がセンターとは限らない!
そもそもTHE BOYZのダンスプラクティスが毎回可動カメラかというと、全然そんなことはありません。こちらはNo Airの次のカムバック・Bloom Bloomの映像です。見比べてみて何かひとつ大きな違いに気がつきませんか?
まあ章題で言っちゃったけど!
このBloom Bloomは歌唱者の立ち位置がほぼずっと画面の真ん中から変わらないんです。多少横にずれることはあっても、歌唱者がいる「塊」の位置はほぼほぼ画面の真ん中。
ちなみに、章題で言っている「0番」とはステージの場ミリ番号のこと。
多くの舞台やダンススタジオには、ダンサーが自分の立ち位置を把握しやすくするために、中央から両舞台袖に向かって90cm間隔で…←2←1←0→1→2→…と番号が振ってあります。
この後もちょこちょこ場ミリ番号を用いながらフォーメーションの話をするのでよかったら何となく頭に入れておいてください。
一方のNo Airは、お気付きの通り歌唱者の立ち位置が右へ左へグイングイン入れ替わる。すごい。常に3つくらいの塊がスタンバイしているイメージ。この引きの映像がわかりやすいです。
これが何を意味するかというと、固定カメラで撮られたBloom Bloomはただぼーっと真ん中を見つめていればそれなりに何が起こってるのかを把握できる一方で、No Airはきっちり誘導してあげないと視線が散漫になる恐れがあるんですね。特定の推しを目で追ってくれる既存ファン向けのコンサートとは違い、不特定多数の目に触れるテレビ放送ならなおさら。
それを上手く解決し、なんなら解決どころか確固たる魅力にしちゃってるのが振り付けであり構成の妙!!なん!!です!!!
No Airダンス構成・超詳細解説!視線誘導の極意とは
まずは冒頭パートから。12人をグッと圧縮し、中央にはハンニョンを置いています。ハンニョンくんが随所で美味しいパートもらいがちで私は嬉しい。
ハンニョン以外は全員あえて顔を伏せた状態で、ハンニョンが上→左*1→前→右上と腕を動かすのに合わせて、まるで大きな塊が操られるかのように動いています。こうすると自然と見ている人の視線はハンニョンの目線・手に集中する。
Aメロの歌い出しと同時に、 全員がガッとしゃがむことで後列中央にいたケビンが突如視界に入ります。まだこの時はセンターは0番で固定しているので視線がブレないですね。一瞬ハンニョンにパートを渡したのちケビンに戻り、その後のヨンフンパートで立ち上がります。
立ち上がったヨンフンの後ろで控えているのが次のパートを歌うヒョンジェ。真後ろにスタンバイしているのでそのままセンター位置はぶれず、視線・カメラも左右に振らずに済みます。
↑の写真を見てみると、0番の位置に奥からケビン・ハンニョン(やや左)・ヒョンジェ・ヨンフンと既に整列が済んでいるのが見て取れます。
ありがちな構成だと、
- 前で歌っている人のターンが終わってはける→後ろにいる次の人が見える
- 歌っている人の前に次の人が割り込んでくる
いずれかのパターンが多いのですが、ここでは敢えて全員をしゃがませたことによって、歌唱者の位置を奥にやったり手前に引き戻したり自在に操れるんです。つまりは縦横のみならず奥行きまで駆使した3D的な舞台の使い方をしてるんです!はいここ巧〜〜〜〜!
ここからいよいよ12人がグループに散り、センター位置が動きます。ヒョンジェパート中、上手側に次のパートを歌うサンヨンとキュー・ジュヨンがスタンバイ。ちなみにこの3人、最初のケビンパートの時点でしっかり上手側にまとまっています流石無駄がない。
上手側は「かみてがわ」と読みます。
ステージをお客さんから見たときの右側が「上手(かみて)」、左側が「下手(しもて)」です。左右で話すと踊る人側/見る人側で認識が逆になってしまうのですが、上下(かみしも)であればどちらから見ても共通している概念なので、ダンスのみならず演劇等の舞台芸術関係では広く使われています。
そしてっっっっっ!!!!!!ここのっっっっっ!!!!!受け渡しがっっっっっ!!!!!!!スゴイッッッッッッッッ!!!!!!!良いッッッッッッッ!!!!!!!!
ヒョンジェが歌い終わるタイミングで、ゆっくりと右手で誘導するような動きをします。必然的に追随する視線……そしてその先には既にスタンバイを終えたサンヨンたちが待ち構えているんです!!!なんと華麗なセンターずらしの誘導!!!
そしてそして、この後上手にずれたセンターをどう引き戻すかというと…サンヨンが歌いながらそのまま0番まで移動し、歌い終わりとともに一気に下手へはけます。そうすると後ろで控えていたメンバーがあらわになり、次のパートを担うファルが突き抜けて出てくるんです!
(´-`).。oO(あれ?じゃあサンヨンの後ろで踊ってた二人は…?)というと、しっかり後ろ側の動線から中央まで戻り、そのまましれっとファルの後ろで控えていたグループに合流していました。サンヨンに視線を奪われている隙に再度センターを0番に戻す構成の妙・・・・・・!!!
ファル→ソヌと歌唱を繋いだ後は、0番の最後列に控えていたキューがポンと飛び出し、上手側に固まっていたハンニョン・ジュヨンを引き連れて再びセンターをずらします。ここで見事なのが、3人のうち最も前にいたハンニョンがグッと上手側にずれ、開いたスペースにキューが入り込んでくるという、地味だけどしっかり視線を動かす動きの連鎖。プラクティス動画では、カメラワークも相まってキューの突然飛び出てきた感が一層目立ちます。
キュー・ジュヨンが一瞬かがむことで最奥にいるハンニョンの歌唱パートにぱっと目線をうつしたかと思えば、その後のジュヨンに引き連れられるがまま視線はセンターを挟んだ逆サイドへ。ヒョンジェセンターでスタンバイする次のグループに流れを移してようやくBメロに入ります。ここのジュヨン、ただ視線をうつすためだけにわざわざ上手から下手に移動させられてる。ダンスメンの無駄遣い。すごい。他の二人はしれっと上手側から袖にはけています。
ヒョンジェパートは下手から始まるんですが、振り付けの中で身体を反転させながら跳ぶことによって自然に0番の位置に戻ってきています。スタンバイがセンターだと前のグループとぶつかるから端に寄せたんでしょうが、結果的にこのわずかな時間の中でステージの横幅目一杯を使うダイナミックな構成になってますね!!!
そしてそして、横幅目一杯を使ったと思ったら今度は縦幅目一杯を!そう、次のパートを歌うニューひとりを立たせて残り全員がしゃがみます!12人の中では決して身長が高くないニューですが、他をしゃがませることによって存在を際立たせることができます。冒頭のケビン・ハンニョンパートと同じですね。
ちなみに私はニューが他メン全員を従える構成を勝手に姫モーメントと呼んでます。急に他メンのしもべ感がすごくなるのがたまらん好き。
姫の後ろで従えていた王子ヨンフンがセンターへグッと上がってきて、サビ前のキリングパートを発動します!!!!ビジュアルメンバーの最高の使い方!!!!12人中もっとも背が高く、とんでもない顔面偏差値とオーラをお持ちのヨンフンの魅力をあますことなく活かすこのパート、カメラもとんでもなく近寄ります。それはそう。
そしてどんなサビのパフォーマンスが待っているのだろうとわくわくしていると…
全員でサビ踊りません。えっマ??????????????
初めて見た時ここが一番の衝撃でした。というかこの構成に惹かれてNo Air大好き芸人の道を歩み始めました。いくら大人数だからってサビで踊る人数半減するグループ私知らない。。。。。。。。。。なにそれ。。。。。。。。。。その後も2番に入るまで増員なしで進みます。なんてことなの。
ちなみにこの曲のキリングパートに当たるヌニ〜スミ〜マミ〜(顔の前でOKサイン作るところ)、センター→両脇→それ以外の順に腕を構える流れがまあ綺麗なんですが、このOKサインの振り付けをセンターで担当しているのは曲全体を通してヨンフン・ヒョンジェ・ジュヨンの3人のみ。あまりにも露骨なビジュアルメン推しが清々しいね!!!!!!!!!!わかるよその気持ち!!!!!!!!!!
なんかもう視線誘導とか御託を並べましたが結局ビジュアルラインの求心力には勝てません。お疲れ様でした。
という冗談はさておき…分量の都合で1番までしか書きませんでしたが、この後もカメラを誘導するような振り付けが終始続きます。つまり何が言いたかったかというと、12人という大人数を飽きさせることなく見させるダンス構成がいかに素晴らしいかということに尽きます。その魅力を少しでも伝えられていたら本望です…!
個人的なお気に入りポイントのスクショは下記抜粋して貼っておきますので、この後のパートもぜひチェックしてみてください。
2A終わりパート。中央のケビンが歌った後、両端にいるキューとファルがワンフレーズずつ歌い、その後全員がぐっとしゃがんで姫モーメントが発動します。上下左右4方向に一瞬で目線を運ばせる作りがすごい。
12人ユニゾンをこれでもかと焦らしに焦らした末のダンスブレイク!ステージを目一杯広く使い、ダンス長キューを筆頭に繰り広げる群舞は圧巻そのもの。その後センターがジュヨンにシフトし、ダンスライン3人がトップに上がってくる無敵の三角形がたまりません。
Cメロ明け〜ラップパート。Cメロでおもむろに3グループに分かれたと思えば、ジェイコブ→ソヌ→エリックと歌い継ぐ流れできっちり次の位置へ視線誘導し、瞬く間に3グループが入れ替わります。エリックにズームしたカメラが引くと、ソヌの後ろにいたはずのヨンフンとジュヨンがいつの間にか加わっていて毎度驚き。そうこうしているとラスサビに向けて気づいたら全員スタンバイしているのでまた驚き。
緻密な視線誘導が組まれている証拠に、こちらのワンカット映像と見比べてみてください。寄りの近さの違いこそあれど、ほとんどダンスプラクティスとカメラワークの差がありません。
歌番組の収録前には事前に練習映像を提出すると言いますが(よくアイドルが名前入りゼッケンつけた練習映像見ますよね、あれです)、一度の放送で10組近いグループが出るとなると、全てのソロパートをカメラで抜くのは至難の業。推しの美味しいパートが抜かれていなくてもやもやした経験は誰もが味わったことがあるはず…
事務所としても本来一番見てもらいたい部分を抜いてもらえないのは不本意なわけで、その解決策の一つがカメラ・視線誘導テクニックだと言えると思います。見せたいものをあらゆる手を尽くして強調することで、カメラも抜いてくれる・視聴者も気づいてくれる・事務所も思惑通りの映像を見せられる、ウィンウィンウィンの構図が出来上がるわけです。振り付けって奥が深いね
その2:「全員センター」が可能にする、戦闘力の集中&最大化
No Airのダンスを語るにおいて、このパートを語らずんばそれはNo Airではありません。
ありとあらゆるドボイズの中で不動の一位を誇る一番好きな瞬間です ノエアの横一列 pic.twitter.com/IWMg7iZXpP
— て”””””””””””””こ (@decoranger_neo) March 28, 2020
イケメン大博覧会
えっすごくない!?!?!?!?!??!???!?!?!?とんでもなくない!?!?!????????これはスマホの画面割れた
アイドルの横一列はこの世の何よりも美しいと相場がすでに決まっているのですが(引用元:のん)、ここまで素材の良さをあますことなく有効活用した振り付けは過去にあったでしょうか。私は知らない。だってこんなのどう考えたって一人一人にカメラ寄らざるを得ないじゃないですか 許されるならコンサートでステージの上登って一人ずつポーズ決めていく横を順番に通り過ぎたいよゼロ距離で そういうファンイベントやってくれないかな このカメラワーク通りにドボイズの横を歩くだけのイベント軽率に全貯金突っ込んだ
「全員センター」の肩書きの破壊力がいかにとんでもないか伝わりましたでしょうか。
大騒ぎはこれくらいにしておいて…先ほどの視線誘導の話を思い出してください。いくらカメラワークを誘導してあげたからといって、もし一人でもパフォーマンスが浮いていたら、意図したセンターの子ではなく後ろのメンバーに目線が行ってしまう可能性は十分考えられますよね。緻密なダンスのユニゾンなんてなおさらです。
こんなにオーラのある男どもが集まっているのにきちんと「背景」になれるのは、「静」を表現できる実力の高さであり、かつ全員が11人を差し置いて一人のセンターになれるだけの求心力の高さの証。
某シティsmドルと集め方は似てるグループだと思うんだけど、全員主人公素質かつ「オーラを自在に出したり消したりできる」っていうのがドボの最強の強みだよねなんて思ったり。(大手ドルはおそらく練習生の過程で協調性の方が強く求められてくのだと思う)構成の妙ももちろんだし、本人たちの素質…現
— スヤ (@hyuuunygyoyo) March 30, 2020
すやによるありがたい進言。
つまり、THE BOYZの魅力を最大限に引き出しているのはメンバー自身、全員のビジュアル&ダンスポテンシャルの高さなんですよね!!!!全員が同じ100フルマックスの戦闘力を持ち合わせていることによって、低い水準に平均化されない。それにより、ある一人を目立たせる時は計1,200の戦闘力が一人に一極集中し、またある時は12人全員が束になって一糸乱れぬ動きをすることにより100が12乗=1,000,000,000,000,000,000,000,000の戦闘力が生まれます。ドボイズすごいでしょ
余談:音楽番組ごとのカメラワークの違いについて
No Airの分析を行なうにあたり、それはもうスマホが燃え上がるほどカムバ映像を見倒しました。見すぎて常に脳内ではダンスプラクティスと同時再生していました。狂ったように投稿したツイートを載せておきます。サムネメンバーがヒョンジェかヨンフンの2択しかないの笑った。顔がいい(それはそう)
なお、いずれもこのカムバに限った話です。番組ごとのカメラワークの特性といっても、扱うアーティスト・生放送か収録かどうか・スタジオか中継か歌謡祭か…といったいろんな要因が作用するのであくまでも余談としてお読みください。
THE SHOW (SBS)
THE BOYZ, No Air [THE SHOW 181204] https://t.co/1ggfCjUcyG
— て”””””””””””””こ (@decoranger_neo) April 6, 2020
基本ワンテイク中心に作ってるから本編も見やすいね のぴのぴの手パタパタとジュヨンの👌追尾するあたり変態性あって良いです
SHOW CHAMPION (MBS)
Show Champion EP.294 THE BOYZ - No Air https://t.co/tIMepDfxTk
— て”””””””””””””こ (@decoranger_neo) April 6, 2020
ショチャンは良くも悪くもスイッチング芸だね〜〜ヌニスミマミで3人バチーン!抜いたのはすごい あとめっちゃ引きの画が多いもはや引きすぎ、カメラの小技も多いけどヨンフンの手に合わせて一瞬パン振ったのは流石に笑った
M COUNTDOWN (Mnet)
[THE BOYZ - No Air] KPOP TV Show | M COUNTDOWN 190103 EP.600 https://t.co/1UnDrQyeLt
— でこ (@decoranger_neo) April 25, 2020
Mカはカムバ一発目のセット込みで撮り慣れてるからか、背景や照明をきちんと映し込む引きや足元からのあおりが多いね スイッチミスもなくて見やすい、コンサートカメラが上手そう
[KCON 2019 NY] THE BOYZ - No AirㅣKCON 2019 NY × M COUNTDOWN https://t.co/oQCONsQaiL
— でこ (@decoranger_neo) April 25, 2020
と思ってたらあった やっぱり見やすいね、流石KコンMAMA撮り続けてるだけある
MUSIC BANK (KBS)
THE BOYZ(더보이즈) - No Air [Music Bank / 2018.12.07] https://t.co/7xa89CDgxF
— て”””””””””””””こ (@decoranger_neo) April 6, 2020
ミュバンは割と押さえるところ押さえてて見やすい イケパラ前で間違えて先にそぬぬ抜いちゃったのと分量少ないエリギがんばってユニゾンで抜いたら屈んじゃったのかわいい、許した
THE BOYZ(더보이즈) - No Air [Music Bank / 2018.12.14] https://t.co/jMFKsP0XEB
— て”””””””””””””こ (@decoranger_neo) April 6, 2020
やっぱ曲が同じだと週変わっても撮り方は似るね、この日コンディションも最高だな…ファルソロは抜いて欲しかったけど!!!!!バミューダ来ると軽率に寄りがちだからヒョンジェソロで引きで耐えたのは偉い
↑曲=局のミスです。カムバ映像だとこの日のが一番好き。
ショー!音楽の中心 (MBC)
The Boyz - No Air [Show! Music Core Ep 616] https://t.co/LfMN7BOpH0
— て”””””””””””””こ (@decoranger_neo) April 6, 2020
尺削ってやがる…😇ってのはさておきあまりにもズーム芸一辺倒すぎて酔ってしまった コブ兄の天使笑顔抜いたのは良かったけど、、でも何より音 音がすごい めっちゃ生 すごい ウマチュンって全部そうなのかな
音楽中心はボーカルの被せ禁止という情報を得ました。
人気歌謡 (SBS)
THE BOYZ - No Air [SBS Inkigayo Ep 986] https://t.co/FqByuI38V4
— て”””””””””””””こ (@decoranger_neo) April 6, 2020
SBSのカメラワークうんちだな😇😇ヨンフンが好きなのはわかったからちょっとは落ち着いてくれ
人気歌謡はMCにモネクのミニョクとNCTのジェヒョンというビジュアルメンを起用し「顔がいい音楽番組です!」と言い張るだけあって、スタッフが高確率で面食いなんじゃないかと睨んでいる。前任はセブチのミンギュだった。
その3:逸材の中でダンスラインを張る3人の凄さとは
全員ダンススキルが相当高いTHE BOYZの皆様ですが、その中でも確固たる実力を持つダンスライン:キュー、ジュヨン、そして元メンバーのファル。この章では、三者三様のダンスの特徴を素人目線ながらダイマさせていただきます!ドボイズダンスラインはいいぞ
絶対的ダンスエースの風格、キュー
上述のNo Airユニゾンダンスパートでも、11人を引き連れてセンターで踊っていたのがTHE BOYZのダンスエース・キューくんです。
- 曲の世界観を消化する表情管理の豊かさ
- 長い首・腕・脚による振りのインパクト
- 大人数センターに置いた時の圧倒的な華
彼の特徴を一言で挙げるなら「魅せ方の天才」。曲ごとの世界観を完全に消化しているので、表情管理の徹底ぶりは12人中トップだと思います。身長は決して高い方ではないながらも、頭が小さく、首・腕・足が長いため、同じ振り付けを踊った時のインパクトが強く、センターに立たせた時のオーラがすごい。大人数のグループダンスでも埋もれないどころか、全員の一体感を最前線で引っ張る圧倒的な華の持ち主です。
爽やかなコンセプトの多い自分たちの曲もさることながら、先輩グループのダンスをカバーさせればキューの右に出る者はいません。自らのダンスの特徴を残しつつ、曲ごとの世界観を表情一つで表現できる彼の魅力をぜひ堪能してください。
↓選抜メンバーによるダンスカバー企画動画。赤髪マッシュがキューくんです。LOVE SHOTとFIREの振れ幅の広さがすごい。
↓アイドルダンスでは見られない、ソロダンサーとしての本領を発揮しているのがこちらの動画。アイソレーションを多用した身体中の筋肉と関節を自在に操るアニメーションダンスとコミカルな表情作りが、スーパーマリオのBGMとマッチしていて1分半があっという間に感じられます。
立つだけで威圧感を与えられるストリートダンサー、ジュヨン
ダンスのために引き締められた「線」の体格の持ち主をキューとするならば、対照的な「面」の体格を持っているのがジュヨンです。でこの推しの一人です
- 体格の良さを存分に生かした筋肉質でパワフルなダンス
- 圧倒的ビジュアルから放たれる背徳的な色気
- 手がでかい(最重要)
デビュー前はダンスチームを結成してストリートで踊っていたジュヨン。ヒップホップ調のダンスが似合う、メンバー随一の恵まれた体格の持ち主です。センターに据えることで、キューとは違った威圧的な印象を観衆へ与えることができるのが最大の持ち味。重心を高め低めと自在に操り、ステップは軽やかながらも筋肉質でずっしりとした力強いダンスは生で見た時の見応え抜群…!
デビューして暫くはまだまだ純朴な少年の印象が強かったジュヨンですが、ここ1年くらいで大人の色香漂う魅力的な青年へとグングン成長していて怖いです。ビジュアルラインの役割を余すことなく発揮しています。2019年秋リリースの日本オリジナル曲・TATTOOを機に、今年2月のカムバ曲・REVEALで魅せたTHE BOYZの新たなクールコンセプトの中核を担っているのは間違いなくジュヨンと言っていいでしょう。
↓REVEALのジュヨン個人カメラをどうぞ。憂いを帯びた刺すような眼差しと、首筋から溢れ出る色気が実にたまらんパラダイス
あとジュヨンはとにかく、手がバカでかいです。
上記のREVEALで手をくわえる振り付けや、No AirのOKサインの振り付けなど、要所要所の手振りがとにかく映える。動画のみならず一瞬の静止が魅力的に映る、個人的な最推しポイントです。
↓そんなジュヨンさんが片手でキャンディを43個掴む衝撃映像はこちらから。以下の動画すべて、押したら当該箇所から流れるようにリンク貼ってるので軽率にみてね
本能の赴くままに踊るダンスの化身、ファル
残念ながら2019年秋にグループを脱退してしまった、THE BOYZダンス三銃士のリーサルウェポン・ファル。キュー・ジュヨンの二人とはまた違った独特の空気感の持ち主でした。
釜山出身のファル。彼自身がロールモデルとして名前を挙げるBTS・ジミンと同じく、釜山芸術高等学校に主席入学するほどの舞踊の実力の持ち主です。バキバキと踊るストリートダンス気質の強いキュー&ジュヨンとは異なり、しなやかな緩急が特徴的なダンサー。もともと持っている鋭い眼光は、ダンスになるとその鋭利さを増し、一瞬でもカメラに抜かれようものなら見る人全員の視線を強奪します。
ジュヨンを含めた他のメンバーからも、「No Airはファルの曲」「動きや表情作りを参考にした」と言われていたファルのパフォーマンス。その言葉通り、彼が踊っている様はさながらダンスが彼に憑依する次元を超え、彼自身がダンスとなっている…と表現するのがふさわしいくらいです。コンサートで披露したさよならひとり(テミン)カバーは息を呑むような美しさで…まさに「天衣無縫の極み」状態でした。また踊ってる姿が見られることを信じたい。
↓やっぱりファルの魅力はNo Airに詰まっている。
↓自他共に認めるBTSファンのファル。リレーダンス企画で自分の番に血、汗、涙が回ってくるや否や、水を得た魚のように生き生きと踊っていました。ちなみにその後に流れたThe Boys(少女時代)のタイミングではこっそり後ろで「俺やで」アピールするキューファルがとてもとてもキヨ
補足:ジェイコブのダンスはいいぞ委員会
上に挙げたダンスライン3人以外にも、ダンス企画で選抜されることの多いメンバーは他にもソヌ・エリック・ハンニョン・ヒョンジェあたりがいるんですが、中でも私が個人的に勧めたいのがジェイコブのダンスです。
私が生でTHE BOYZを初めて見たのは2019年夏のSUMMER SONICステージでした。当時まだメンバーを完全には覚えておらず、つい人数の多さに圧倒されてしまったのですが、中でもひときわ目を引いたのがジェイコブのダンスだったんです。決して身長が高くないながらも、とにかく腕と脚の使い方が美しい。跳ねるように曲のリズムを体現する弾力と、腕脚のしなやかさが共存していて軽率に沸きました。
歌割りに個人差があるからどうしてもソヌに視線奪われがちでした あのバブ顔から??あのラップが??歌も歌えて踊れるし…何…
— でこ (@decoranger_neo) August 18, 2019
ジェイコブは思ってたより華奢で腕脚が長過ぎしなやか系ダンサー、すき 笑顔可愛すぎてハイ天使〜〜!って終始騒いでごめん でも英語話すとイケ過ぎてまた騒いでごめん
中でも圧巻なのが、2019年夏カムバ曲・D.D.Dのソロパートです。ツーエイト(=8カウント×2) と決して長くないパートながら、歌とダンスが全く違うリズムを刻んでいるんですよ。とんでもないリズム地獄パート。
これだけだと何やってるかわからんが過ぎたので、図解しました。
ピンクが歌のリズム、オレンジ・青が手・足の動くタイミングです。ダンスは主に8ビート(1カウントを2分割=0.5カウントでリズムを取る)で刻んでいるのですが、一方で歌は変則的な付点8分音符のリズム(8ビートのリズム+半分=0.75カウント)でメロディラインが構成されている結果、異なる二つのリズムが同時に進行するポリリズムのような状態が生まれています。
上のリズム譜は16ビート(1カウントを4分割=0.25刻み)で書いています。こうしないと歌とダンスのリズムが揃わないから。しかもよくよく聞くとジェイコブパート裏のトラック、うっすいリズム音と後半のシンセ以外空白しかありません。すなわち、トラックの中では一切鳴っていない16ビートのカウントを身体で感じ取らないと歌とダンスのビートを両立させられないんです。鬼の所業
これを涼しい顔で歌いこなしているジェイコブのリズム感、やばい。他のパートは1番と2番で歌っている人が異なるのにも関わらず、このBメロ入りのパートだけは1番も2番もジェイコブが担当しているのが何よりの証拠ではないでしょうか……
THE BOYZの群舞を存分に味わうコーナー
さてさて、ここまできたらもうドボイズの虜になるのは時間の問題です。No Air以外にも見応えのある群舞は盛りだくさん!以下にいくつかピックアップして紹介させていただきます。
咲き乱れる花々のような可憐さ!Bloom Bloom
先ほどダンスプラクティスの比較として挙げたBloom Bloomには、ドボのアイドル性がこれでもかと詰まっています!
- 歌唱者を中心に置いて全員が取り囲む花びらフォーメーション
- パン!パン!という音に合わせて後列のメンバーが一人ずつジャンプ!
- Cメロで4人ずつアピールするパートは毎回ランダムで遊び心満点
ブルンブルンはニューによる姫モーメントが大爆発してる曲でもあります。とってもお気に入り。
背景どころかセットにまで化ける!Giddy Up
初のカムバック曲としてリリースされたGiddy Up。まだまだ幼く個性も控えめな彼らですが、その解像度の低さを逆手に取った一体感と若くてフレッシュなエネルギーが見ものです!
- 最後までほぼ12人で完遂する、大所帯ゆえの迫力ある構成
- 西部劇のガンマンを彷彿とさせるユニークな振り付け
- 歌唱者以外が舞台装置に化ける衝撃の1サビ前フォーメーション、通称「サボテンカウボーイダンス」(!?)
歌を捨てた12人の本領発揮…!2018年末歌謡祭スペシャル
最後は2018年末の歌謡祭用に用意されたスペシャルパフォーマンスの振り付け映像です。12人全員のダンス平均値の高さが大爆発したイントロは必見…!
- 歌を捨てるとここまで踊れる…!机を用いた衝撃のイントロダンス
- No Airダンスブレイク(死)からのデビュー曲・Boyリミックス、静寂からの解放で全人類大号泣案件
- 大迫力のカノン*2とダンスブレイクが見どころのRight Hereスペシャルver.
何を隠そう、でこのドボイズ落ちきっかけはRight Hereだったのでした。当時はただただ人数の多さに圧倒されて誰一人認識できなかったのが懐かしい、、、
おわりに:そもそもTHE BOYZは音楽が良い
ここまで読んでくださった方ならもう立派なTHE B*3予備軍ですね、ありがとうございます!!
そもそも私がTHE BOYZに惹かれたのは良質な楽曲の数々のおかげ。ここで紹介しきれなかった楽曲もたくさんあるので、ぜひこれを機に聞いてみてくださると嬉しいです。
ダンスに関しては素人同然の知識量しかないので、とにかくここがいいぞと言い続けるだけの記事になってしまいましたが…普段は音楽の話をメインで書いているのでいつかまたドボの楽曲にも焦点を当てて色々と話したいなと思ってます〜!下記の記事にはNo Airの楽曲解説が載っているのでよかったら併せて読んでみてください。
顔だけじゃ無いよ!ドボイズ!Road To Kingdom楽しみだね〜〜〜〜!
おしまい!