こんにちはでこです!!
発売から少し経過してしまいましたが、でこのトレンドは紛れもなくNCT 127の最新フルアルバム・NCT #127 Neo Zoneです。
全曲のティザーMVが発売前に公開されるというトンデモ施策をぶち込んできただけあって、楽曲1つ1つにかける気合も桁違いだった今作。これは初聴でしっかり感想・解説を残しておきたいと思い、Twitterに長々と綴っていた文章全曲分を記事にまとめました!
曲ごとのニッチな聴きどころだったり、なおスキルを磨き続けるイリチルメンバーの凄みについて何やかんや言っています。さらに、アルバムを通しで聞いてみた結果はたと気づいてしまった、フルアルバムという作品に見えるイリチルの世界観(妄想127%)についてなど。
【2021.5.6 追記】記事の軽量化を行いました。
- NCT #127 Neo Zone 全曲解説をまとめるにあたって
- 1. Elevator (127F)
- 2. 영웅 Kick It
- 3.꿈 Boom
- 4.낮잠 Pandora’s Box
- 5. Day Dream 白日夢
- 6. Interlude: Neo Zone
- 7.뿔 MAD DOG
- 8. Sit Down!
- 9.메아리 Love Me Now
- 10.우산 Love Song
- 11.백야 White Night
- 12. Not Alone
- 13. Dreams Come True
- 【考察】楽曲の調号の話:NCTの世界観との関連性?
NCT #127 Neo Zone 全曲解説をまとめるにあたって
例の如く全く先入観を持たない状態で聴きたかったので、フルで聴き終わるまで極力全ての情報をシャットアウトしていました。とはいえ、MVが先行して配信されていたので厳密には初聴ではないですが…視覚情報シャットアウトして集中して聴きこんだのは初ということで…
曲によっては解説の体をなしていない、感情だだもれの感想もありますがご了承ください…!
【2021.5.6 追記】軽量化に伴い、ツイートの内容を一部加筆修正しつつ箇条書きで記載しました。当時の原文は下記ツリーからご確認いただけます!
えへへ。。。。。たのしみ。。。。。。。。。。。。。。。。。。初聴感想ツリーはじめますね。。。。。。。。。。。。。。。。。。☺️ https://t.co/vSnGNwVlkj
— でこでした (@decoranger_neo) 2020年3月6日
Neo Zone 収録曲全曲、先行MV公開(狂気の沙汰)
残念ながら特設ページは閉鎖してしまいましたが、今回のアルバムのPRの一環として、全楽曲のティザーMVをファンがシェアすることでポイントが貯まり、条件をクリアした楽曲からボーナスコンテンツが公開されるという大々的な企画が打ち出されていました。
MVは現在もYouTube上から視聴可能!下記リンクからも見られます。
NCT制作陣からのおまけコンテンツ:原題が違って面白い話
カムバ当日から楽曲は配信されていたものの、今回のアルバムはメンバー全員から「「「「「「「「「買って!!!!!」」」」」」」」」とせがまれたため買いました、パッケージ。
「沢山の愛と関心をお願いします!!」「応援してください!!」はよくあるけどここまで露骨に自分たちで買ってくださいと販促するアイドル・NCT 127、推すしかないでは アイドルは商業っ気あってなんぼよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!2形態ポチー
— でこでした (@decoranger_neo) 2020年3月4日
にやにやしている pic.twitter.com/q7GqJRmtqy
— でこでした (@decoranger_neo) 2020年3月11日
というのは半分冗談で、ブックレットにしか載っていないアレを確認したくて買いました。そう、クレジットです。コーラスは誰が歌っているんだろう、作詞は誰が手伝ったんだろう、、そんな情報を楽しみに読んでいると、目に留まったのがOriginal Titleの文字。
あとブックレットに全曲の原題ついてるのめちゃくちゃ面白いね!!!!英雄の原題まんまBruce Leeで笑ってしまった あとNot Aloneが当初真逆の意味だったりとか pic.twitter.com/1Fk5tQHKur
— でこでした (@decoranger_neo) 2020年3月16日
なんと、楽曲が作られる過程で変化する前の原題が載っていました!!当初の楽曲の意図が透けて見えるのでとても興味深かったです。せっかくなので以下の楽曲解説の項にも載せておきます。9曲目以降はやたらとLoveを主張していることに気づいたり。
1. Elevator (127F)
原題:One More Time
- 一曲目から最高なんだよ〜〜( ;∀;) 頭がエレピの音色で始まって、ちょっとずつチェンバロっぽい音色に変えながらイントロの印象付けてる・・・
- あっ!出た!伝家の宝刀半音下げB♭(Aメロ入り直前の音)たまらん!
- ああああ最高のベースラインと対極のあま〜いドンヒョクの歌い出しどおおおおsimple〜の息の抜き方天才過ぎない?いつ誰に倣った?てかいつ成人した?(いつまでもショタだと思うな)
- その後は安定のVoラインの皆さん…
- からの!テーマの!メロ!好きじゃん左耳のベース5連符永遠に摂取したいじゃん
- そして私がティザーの時点で耳から離れなくなった大天才中本悠太パートですよ 大事なことだからもう一度言うね?D-B♭-Aの!!!!!!♭を!!!!!!!ありがとうな!!!!!!!!!!そのフラットに127億ウォン払った
- 2番になると裏のトラックがより縦重視の細かい動きになるね…シンセブラス天才…
- だあああああああまた天才の中本パートが来てしまった好きでええええええまじで チンチャ この曲の暖かいレトロ感には 中本テイルの包み込む太い声質が合うんだって
- ラップ前の伸ばしはドヨンかな?どよちも声太くなったよねええ、、、
- Cメロ以降、トラックがリズムとエレピだけになることによって全員の声の輪郭が明確に聴こえる…
- イリチルメンバーは揃いも揃って個性的ではっきり誰か認識できる希有な声質揃いだから他に何も入れなくたって最高のスパイスになるんでしょ?知ってた 塩胡椒だけで良いって
- ダーーーー〜!!!!!!!最後の畳みかけ!!!!!One more time!!!!!!ユニゾンここまで取っておいたのねずるいね( ;∀;)イリチルはユニゾンの使い所がほんとにうめえ思考停止ユニゾンとは訳が違う( ;∀;)
- アウトロ部分でマークのラップ入るの新鮮だな…いいな…マークとタンバリンって合うな…
- あッ最後美味しいジェで終わった!!!!美味しいところ持って行きやがって!!いい声してんな!!!!!
- トラック最後まで超シンプルだった…
2. 영웅 Kick It
原題:Bruce Lee(まんまwwwwwwww)
韓国語題訳:英雄
- ギターの歪みめちゃくちゃ極悪だけど何踏んでんのかな、メタルゾーンかな、ボスのあの黒いやつ★後述します
- 歌番組見てるとアドレナリンが出まくるせいで気づかなかったんですが歌パート切り替わるまでトラック超絶シンプルですね???その分リフレイン*1の後半はメインとは別で音程のついてるリフレインいるの凄いな…これちゃんと生歌してたら激ってしまう…
- MVと対照的に曲にブルースリー以外の中華要素なくない?って言ってる人いたけどBメロとか超エスニックじゃないですか???右耳で鳴ってる旋律、夢中夢のメロディで使われてる音と同じ音だよね?
- 綺麗なメジャー調の裏でベースラインぐるぐる動かした後、半音で動かして不穏な雰囲気に誘ったと思ったら一気にベースライン削ってスネアだけ露出させるのニクい…すごい…これだけお膳立てされたらそりゃサビでまたドーパミンでてしまう…
- サビ後半の盛り上げナナナでしていくあたりチェリボム要素ある
- ラップ後のジャニパートで入る쉿!がいいよね ここしっかりでかく鳴らしてくれてる音楽番組は信用できる
- 2番サビはナナナ入るタイミング早いのか!!その後すぐ浮遊パート繋がるけどここの作り方もまんまチェリボムだな…
- ラストのリフレインでテイルさんとヘチャンが行く上のメロディライン、音の外し方が純粋な三度上とかじゃない複雑な音運びなの本当にすきなんですよね…というかSM曲じゃないと聞けないこの音運び…極めに極めると最終的に到達するのがEXOのObsessionラストで思いっきり音の運び変えるチェンベクなんですよ…あれほんとうにすき…伝わるかな…めちゃくちゃいいですよね…★後述します
★補足のコーナー
「ボスのあの黒いやつ」はこれのことです。多分メタルゾーン系の歪みだと思うんだよね・・・プロだからもっと音作り凝ってるとは思うけど・・・
「Obsessionで音の運び変えるチェンベク」はラスサビの上ハモのことです。リンク押すとその直前から再生されます。たまらんよな
余談①:英雄MV初見感想
これは チェリボムの方程式をより分かりやすいコンセプト、より大衆の耳にも引っかかる形で、かつイリチルらしさの醍醐味でもあるユニゾンとダンスブレイクを存分に活かした最高の曲です‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️ワワワワワオワオワワワワワオワオヤァー‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️
— でこでした (@decoranger_neo) 2020年3月4日
サビにあたる部分で天才ボーカリストたちをこんなに贅沢に使って本当にいいんですか⁉️⁉️⁉️⁉️⁉️⁉️⁉️⁉️⁉️⁉️歌ってないけど⁉️⁉️⁉️⁉️⁉️⁉️⁉️⁉️⁉️⁉️
— でこでした (@decoranger_neo) 2020年3月4日
ビジュアルはね〜〜!!!!!!!!!!!ユテ見ちゃうよねーーー!ーーー!!!ーー!!ーーー!!!ーくそ!!!!!ー!!!!!推しがかっこいい!!!!!!!!!!!!!!!ユタのおなか見ていいの!!?!??!!!???ヨンホはインナーいらない!!!!!!!!!!!!!!
— でこでした (@decoranger_neo) 2020年3月4日
英雄MV、頭だけ出てきたきりいなくなるこの人結局誰?サロンパスの青い人? pic.twitter.com/MG3f2fdqzQ
— でこでした (@decoranger_neo) 2020年3月5日
こいつ、はるおっていうらしい。身長185cmなのでチャニョルです。先輩の友情出演。
余談②:悠太とジョンウのボーカリストとしての個性と可能性の話
MV公開翌日、思うがままに悠太とジョンウの歌声についてつぶやいたら思っていた以上の反響をいただきました。ありがとうございます、、誤字ばかりですみません、、、
【2021.5.6 追記】加筆修正しました。元のツイート群はこちらからご確認ください。
◇◆◇
この2人、多分パートが今まで多くなかったから気づかれてないだけで、めちゃくちゃイリチル内だと個性的かつ聞き応えのある歌を歌える特性の持ち主だと思うんです、と英雄を聴きながら思いました。
「歌のうまさ」とはなにも高い声を出せたりロングトーンの肺活量が凄かったり音程が正確だったりすることだけではなくて(勿論それも大事なスキル)。グループアイドル内で必須な要素に「耳の良さおよび引っ掛かりのあるテクニック」があると思っていて、それが露骨に出るのが「語尾の処理」。
限られた自分の尺を耳に留めてもらうためのテクニックは沢山あるんだけど、今回悠太とジョンウがね〜〜〜上手いんですよ〜〜〜!!
まず悠太、1番Bメロの「Baby we go wild/127 squad」の語尾!
このフレーズF♯の連打からいきなりオクターブ下がる難しいラインなんだけど、wild/squadで落とす時に喉に引っ掛けて軽くグロウルっぽくしてるんですよね!!!!
これ耳に留まりやすいだけでなく、過度な跳躍で喉痛めないための歌唱テクニックなんです。極端な例だとスクリーモ歌手のシャウト・グロウルで、イリチルだとテヨンが使いこなしてる(リミレスのラップパートの低音部とか)。
元々使えてたのかどうかは検証しないとわかんないけど、努力で得たテクニックだとしても、デモ音源の耳コピだったとしても、再現できる人は意外に多くないからそれだけ歌うときの息のコントロールができてる証拠!現に同じパート2番で歌ってるヘチャンは喉にあまり引っかけてないから違いがわかりやすいです(これはヘチャンの音感が正確だから普通に当てられてるということでもある)。
で次がジョンウ。
1Bのこの部分なんですけど、語尾の音の上げ方を直前に歌ってるテイリヒョンと比べて欲しいんです!!!!
Bの伸ばしから上に上がる動き、テイルさんはしっかりF♯に着地してるのに対してジョンウはわざと音程を定めずにギュイっと上げてるんですよ!!!!!!!!!
これ、ファンクやソウル歌うキッチュな80年代女性ボーカリストに見られがちなテクニックで(chicとか)、音程バシッと当ててるテイルさんのほうが凄いだけかと思いきや、意外とできる人が少ないらしいんですよね!!!ジョンウの艶のある中高音ボーカルともマッチしてて、短いパートながらすごく存在があります。
2人とももっともっと歌割ふえてくれ〜!!!!!!!
3.꿈 Boom
原題:Boom(なんで弟グルのタイトルと被せた????)
韓国語題訳:夢
- アコギ+マクリ=勝ちof勝ち
- エレピのコード弾き=勝ちof勝ち(この音色よく聴くやつ、なんだっけ、他の曲でも耳に残った覚えある、80年代くらいのやつ、ネオゾンのレトロコンセプトに合ってて好き)
- テヨンの音程付きラップ=勝ちof勝ち(特に맘이でF♯に上ずるとこ)
- Aメロジェヒョン=いつものやつ、好き、ずるい
- エレピの音色なんだっけほんと…スティーヴィー…?ハービーハンコック…?ベースラインのBCDEGEDBはSir Duke (Stevie Wonder)みある
- ジェヒョンの後誰?入りどよちっぽいけど순간の口の閉じ方はテイルさんかなあ えっまさか悠太!?流石に違うよね!?!?★後述します
- Bメロのヘチャン上手いな〜、、、、널 떠↑のオク上を平然と跳躍したと思ったら을と리の間を微妙〜〜に引っ張って을ㄹㅣくらいで発音してるからグルーヴのリズムが聞いてて気持ちいい…ドリショで踊ってるところ見ても思ったけどさてはめちゃくちゃリズム感いいな???レイドバック最高では???
- からのあっこっちが悠太かな??ってことはさっきの誰だ??ジャニ!?!?!?後で歌割調べよ…(聴きながらいちいち止めて都度ツイート打ってるからくしゃくしゃですいません)
- ドヨン超良い〜、、、、決してスカンとバカ抜けする声もなければ声量が大きいわけでもなく(ここは絞ってるだろうけど)、かといってスジュのイェソンさんみたいな泣きのボーカルでもないんだけど、透明声のはずなのに溶け切らずに耳に留まる…滑らかな中にさざ波みたいな心地よいざらつきが含まれてる気がする…最後の나〜とか顕著に…!
- 後ろの空間系との声のバランスもちょうどいい ミックスすごい
- プラック音のテーマとダウナーなベース気持ちいいな〜〜って浸ってたんですが待って??????????????????????????????????????????ブレイクからの復帰何????????????????????????えっ待って食べてたフォー吹き出したんだけど待ってこれ多分なんかの声録音したやつ、減衰系を逆再生してませんか??????????????????????????????????????????この一拍のためにわざわざその音用意したの??????????????????????????????????????????頭抱えてる
- 2Aヘチの裏で文末に上のコーラス被せてる声、超女性声の柔らかなタッチに聞こえるんだけどもしかしてこれジョンウだったりする?ドヨンとかテイルさんでこういう角のない歌い方あんまり聞いたことない…좋아がちょ〜ぅぅあみたいに聞こえる、아の角…天才は誰かな〜〜〜
- この曲普段の曲よりも1番と2番歌ってる人変えてることが多いから聴き比べるのたのしいな
- ジェヒョンがレイドバックさせようとして읏는が鼻詰まりみたいな発声になっちゃってるの可愛いな愛おしいな uxtuって難しいよね分かる分かる★後述します
- Cメロで変化つけるために三連符の連続にするのよくあるしキャッチーだしレイドバックの勢い操るにはちょうどいいのわかるけど・・・私は聴き逃しませんでしたよ!!!!!!!두드리고 있어のあと!!!!!!!半音上げたでしょ!!!!!!!A♭マイナーにしたでしょ(コード名は自信ない)!!!!!!!!!!!!!
- しかもこの後の譜割も意図的に不自然にしてるでしょ、頭から4拍でカウントとってたらマークが入るところで完全に拍感とアクセントがバグる…これバンドでやると絶対最初上手くいかないやつ…ここまで強調するなんて相当大事な歌詞乗せてる?後でググる
- 聴き心地のいい音が続くのに이 모든 게 멈춰진 순간でまたダウナー系に引き戻してくるあたりイリチルだよね好きです
★補足のコーナー
ベースラインが似てるな~と一瞬よぎったのがこの曲。稀代のアーティスト、スティーヴィー・ワンダーの名曲です。
マジレス本当に恐れ多いんですが……읏는の発音は普通に話す場合も은는になるんです……発音の規則で次の音の子音がㄴだとその前の音のパッチムのtはnに変わるんですよね…知っていたらすみません土下座します……スマンです…
— 壁紙 (@kadomawoshutoni) March 10, 2020
フォロワーさんに私のポンコツハングルスキルをご指摘いただきました・・・!ジェヒョン鼻づまりの理由にますます納得。
4.낮잠 Pandora’s Box
原題:Pandora's Box
韓国語題訳:昼寝
- もう一音目で確信した私はこのアルバム全部好き
- というかかなり音作りのコンセプトはっきりしてる(2000年代以前によく使われてた音色を散りばめてある)のに英雄っょぃ。。。。。
- この曲もヘチャンのグルーヴが活きてるなあ…と思ってたらBメロで急にリズムの取り方ガラッと変わるのびっくりするわ 急に4つ打ちエレクトロミュージックの時代が来た
- と思いきやサビがまた違う曲みたいになる…展開怒涛では?うーーーーんなんかつぎはぎに感じてしまう、、、、
- あっでも2番!!2番いい!!これ冒頭ジャニからのジェ?低音2人繋ぐことって今までそんなに多くなかったから新鮮だけどめっちゃいい
- BAGCAGDCAEDCのところ上手いな〜!!よくこれだけ不安定に動いてしっかり音程当たるな〜!!生歌聴きたさ〜!!!!
- てかここまで来ると1番とまるで別物の曲だなあ 空間系シンセにパーカッションのリズム…からの頭のリズムパターンに戻るのか!!なるほどね 構成ムッズ
- サビの声の割り振りは結構いつものイリチルって感じで耳障りがいい分、サビ後半の裏で出てくるシンセの尖った対旋律がアクセントになってて良いね!これ生でやるなら絶対ジャパフュー的にショルキー背負ってドヤ顔しながら弾きたい・・・あ〜〜でも丸い方の音色がRolandでソロ用のNORDかな〜〜!!(やりもしないコピバンの話をすな)
- 個人的にマークのラップはゆったりとした大枠の流れでグルーヴを、テヨンは尖ったリズム感で怒涛のフロウを感じたいから、この曲のラップメイキングと裏のトラックのブレイクのタイミングは大正解大感謝
- そして…噂には聞いていました…ヨンホの英語ラップ…良いです…良いです…なんだかんだ低音ラッパーのいないイリチルには最適だと思います(ドリムはジェミンが低めでいいよね)
- テイリヒョンのラスサビ前フェイク〜〜!!!たっっっか!!!流石に相当高いからか普段より喉を閉めてるような発声だけど、後半は一音下がっただけなのにしっかりビブラート入ってるあたりどんな喉の構造してるん?ちゃんと技巧的に操れる最高音がDなのかな?Simon SaysもDからの上昇だったはず いやすげえ〜!!
- アウトロの超わかりやすくコード外してきて強制的にエモくする流れは嫌いじゃないです!!!単純なので
5. Day Dream 白日夢
原題:Dreamin(Dreamingって曲もうあるもんね・・・)
- イントロ すき でこ 空間 すき
- うわ〜〜〜!!!!これ歌うのめちゃくちゃ難しいやつ!!!ドラムのテンポ感タメすごい…
- あとイリチル曲にしては珍しくボーカルが全くなじまずに浮き出て聞こえるのはどうしてだろう エンジニアの違いかな
- メジャーとマイナーを細かく行ったり来たりする音運びで浮遊感出してるの上手いなあ・・・まさに夢心地、白昼夢の最中って感じが音からもわかる 夢中夢で使われてた弦っぽい音使われてるし世界観繋がってるのかな…
- サビ前のドヨン天才じゃない?????????これこそまさにさざ波のボーカルって感じ
- サビの折り返しで入る掛け合いのフレーズ、音の上がり下がりと調号のつくつかないが超複雑なのに歌いこなしてるのすごいなあ これだれかな…イリチルメンバー、メインボーカル以外もみんな歌上手くなってるしラップラも平気で歌うから加工で声質揃えられるとたまにだれかわかんない…
- サビの裏で右耳に鳴ってる鍵盤の音いいな〜〜ってかこのレイドバックしたトラックきもちいい〜〜
- 待って今2番に天才がいた Not tired tired tiredのところやばくない?????いっこいっこのreに揺らぎを持たせてほんの数ミリ単位で拍感をずらしてる……これやれって言われてできるもんじゃない……
- その後は中本だろう 知ってるぞ 中本ええ声だもん
- あっジェヒョンがファルセットしてる珍しい!!!!ちょっと声細くなってる結果めちゃくちゃ甘いいいじゃん!!!!
- ラスサビの折り返しでタム回し変わってるの芸コマだなあ
- 最後のコードがわざとちょっと投げっぱなしなのも込みでこの曲好きですうん
6. Interlude: Neo Zone
原題: Interlude: Neo Zone
- Regularの時も思ったけどイリチルさんのインタールードって不穏ですよね!!!いいですね!!
- 不安定なストリングス、調律が微妙に外れたアップライトピアノの打鍵音、トラックの不備かのような音の途切れ…からの重低音の応酬…!デカい箱で聴きたすぎる
- そんな中一瞬だけ入るメジャー調のパワーコードがめちゃくちゃアクセントになってるし、この不穏な音の中あえてカッティングをぶっこむ決断したトラックメイカー狂ってて称賛の拍手を送りたい 編曲者名のクレジット帰ったらちゃんと確認しよう
- 最後!!!!!no more trauma!!!!!!!!!!ヨンホーーーーーーーーーーーッッッッッッ!!!!!!!!!!!!パッケージのシールにも書いてあったくらいだしこのフレーズアルバム全体のテーマなんだなあ、、、トラウマ考察班出てきたら教えてください、、、(世界観考察がてんでダメなオタク)
7.뿔 MAD DOG
原題:Made of Dough (Dough、スラングで「お金」という意味らしい)
韓国語題訳:角(つの)
- 中華!!!!!!!胡散臭くてあやしい中華や!!!!!!!!!!!!!!あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜これはダメですマッドシティ以上に合法シャブですダメです最高です脳みそラリってしまう中身のあることが何も言えねえ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!
- マクのね〜〜トラップのリズムの取り方(三音目を省いた三連符)がね〜〜たまんないですね〜〜!!!!!!!めちゃくちゃ綺麗なカナディアンイングリッシュ発音だから全ての音符が弾丸みたいに飛んでくる すごい タイトなリズム感もすごい すごいしか言えない すごいすごい
- doomでdopeな重低音(あたまがわるい)の後に急にトーンが穏やかなマクリパートくるの良い…Joppingと同じく2番頭が似合うマーク…
- ア!?!?!?!?!?!!?!?!?!?!?!!?!?!?!?!?!待ってドヨンテイルえっえ!?!?!?!?!?!!?!?!?!?!?!!?!?!?!?!?やばい……参謀とボスが出てくるなんて聞いてないです……攻撃力ブッパの番犬2人ってことなの……すご……えええええええこれライブ演出楽しみすぎるやばいすごい最初謎にソロで踊っていなくなるジェヒョンよりかっこよく演出されるでしょ絶対!!!!!!!(悪口)
- テヨンのフロウから勢いつけて最後トラックがぶっ壊れるところ最高にブチ上がるけど生で聴いたら記憶飛ぶんだろうなあ(ネオシティUnder Coverの記憶がない人)
- こうして比べるとマクラップはAメロやアウトロで曲全体の流れや空気づくりを、テヨラップは完璧な舞台で魅せることに特化してて違いが面白い…
8. Sit Down!
原題:Sit Down!
- インタールード明けから2曲連続治安悪いのヤバ…ラップラ曲かと思ってたら普通に違ってわろた
- ボーカルライン4者4様だけど、一番この曲消化できてるのどよちだね、、、自身の声の特性とバックトラックとのバランスを全部計算して、声に圧をかける部分、空気を含ませるところを操って短いフレーズなのに凄みや威圧感を出してる…
- そのあと!!!!電子タムのあとのエレピ!!!!一瞬鳴るやつ!!!!!!!!!!鳴らし方の塩梅天才すぎじゃん上原ひろみかよ
- サビのトンチキアルトサックスいいね、アルトサックス入ると耳に残るけど大概トンチキだよね
- ていうかさ……sit downって……どう考えてもs*** downって言ってますよね……韓国人特有の発音の苦手さのせいにしちゃいけないよだって英語話者3人もいるでしょ知ってるからね……
- 散々悪口で煽った後にジャニのスーパーお説教タイム始まるのヤバイ、謝るしかできない ごめんなさい
- 例によって2番頭がマークの空気づくりラップ(最高)ですね、、생각해で一瞬音程上がるところにエフェクトかけてるのめちゃくちゃめちゃくちゃツボだしマクの声にはエフェクトが合うんですね!!!!!
- 待ってその後の3度ハモ誰??ジェド??ジャニド??えっしかもその後ラップえっ誰えっえっ
- I smell some jealousyってフレーズたまんねえな、、、、、、、、、、、、、、なんという皮肉、、、、、、、、その後のHeavenとHighway入ってるところもきっと自曲もじったニヒルな歌詞なんでしょまだ調べてないけど、、、、、
- Cメロはお得意のメジャー移行で一瞬希望見させてからのまた落としてくるの怖 凄 最高 サイコパス
9.메아리 Love Me Now
原題:Love Me Now
韓国語題訳:山びこ
- あっ…これは…いいですね…!?イリチルがここまで爽やかなハウス出すのめちゃくちゃ珍しくない!?!?コンサートではキー同じだしSummer 127と繋いで爽やかアイドルしてほしい〜!!
- 全体的にリバーブ深めにかかってて浮遊感ある、流行りの音だね
- Aメロ終わりのヘチさんフェイクがいいですね
- そっからのBメロにフルートのリフが!!!!いるじゃないですか!!!!!フルート入ってる曲は名曲だってBTS*2とATEEZ*3が教えてくれましたからね…
- ア〜〜〜ほらオクターブハモリまでしちゃってるほらもうはいこれ名曲でしょどう考えても生で聴かざるを得ん
- ここまでサビが全部ユニゾンの曲もなかなかないね!!イリチルはユニゾンが良いって自分たちで分かってるから(?)美味しいところでいつもくれるけど、たまの収録曲だし思考停止ユニゾンするのもこれはこれであり 声の溶け合い方が一級品だ…
- 全体的にやっぱりテイルさんが大きめにミックスされてる気がするけど、その後の다시 love ne love me now〜で音域が下がるパート、ジャニさんの声意外と強めに聴こえない???私の耳がヨンホボイス拾ってるだけ???
- マクは音程のついたラップも器用にこなして上手だね〜ニコニコ
- …してたら待ってまままままままままままイテヨンでええええええええええ広がるようなリバーブに合わせた低音ささやきラップでえええええええええええええええええええ入り方天才じゃん??????
- そっからシームレスにヘチャンボーカルに繋がるのも何???????すご…
- この曲フェイクといいCメロの主要なメロといい結構ヘチャンに重要なパート振ってあるね、わかる、わかるよその気持ち、リバーブ深めの曲とヘチャンボイスめっっっっぢゃ相性良いもんね
- あーーーーーー!!!!ラスサビのブレイク!!!!!!トラックの作りは控えめだけど現場では絶対ガッツリブレイク入れてくるやつ!!!!!この曲は思考停止草鈍器ぶん回し曲ですね決まり
10.우산 Love Song
原題:Luv Song
韓国語題訳:傘
- 曲調は割と正統派なファンクなんだけど、使ってる音が耳馴染みのない音ばっかりだ 右耳でカラカラ鳴ってるパーカスなんだっけ…あの乾いた木の実の殻みたいなのがいっぱいくっついてるやつ…名前忘れた…★後述します
- 電子音の感じは70-80年代っぽいね、これもレトロ枠だ
- ファンクにはテイリヒョンのボーカルだよねわかる!!!!!普段より母音のアの発声をaeに寄せてて、わざとファンクにより合うチープで平たい声にしてるのがテクニックの妙って感じ
- からのヘチャンですよ〜〜私ヘチャンボーカル好きなんだろうな、、、、예상하지の圧かける歌い方上手くない?????他グルで申し訳ないけどこれ防弾のクオズが上手い(上手くなった)レイドバック強めの歌い方、HOMEでやってるやつ、グルーヴ感がないとできないやつ!!やっぱりドンヒョクリズム感いいな?★後述します
- Aメロ終わりのジェヒョンすご…feelingの伸ばしがあり得ん動きしてるんだけど…5回聞き直してやっと音取れた…C〜E♭〜D♭CB♭CA♭か…フレーズ終わりで声量絞ってるのにここまで♭多いメロばしっと当ててくるの、しかも音のコントロールがし辛いイの発音で、、ジェがピアノやってるのは知ってるけど相当相対音感がきちんと頭に入ってて尚且つ喉が強くないと再現できないじゃん、、お見それしました、、
- ユタのボーカルの特徴は良くも悪くもあんまり口開けてないことなんですよね 日本人的というか…(日本語は口開けないで話せる言語って言われてる) この曲みたいにBメロとかでトラックが薄いところに乗せるには声質の良さが聴こえやすいからいいけど、もう少し喉開いて腹筋で声出せるようにならないとあの数多いるイリチル超絶ボーカルチームからサビのメインパートは奪えないかな…!声質はいいから頑張ってほしい……その証拠に直後に続くテイルパートではトラックが厚くなってる(水に沈んでいくような音とか)けど声が負けてないんだよね ユタがんばってくれ〜!!!!!
- 2番頭ジョンウ!?!?!?!?!?!めっちゃいいじゃん!!!!!!ジョンウはさっきテイルさんのところで言及した「平たい母音ae」を元々使うボーカリストだから声質が明るくてこの曲の雰囲気に自然と合ってる、超いい、もっとパートくれ
- ジャニマクテヨのラップはもう良さみがすごくて言語中枢オーバーヒートしちゃったから具体的な感想はちょっとごめんなさい ドゥンドゥンドゥンのイテヨンで死んでしまいました 跳ね方天才か??え??
- 他の曲然りイリチルって歌がつよつよのつよだし、SMって悲しい哉ラップがあまり重視されない構成の曲が多いが故に、テヨンとマークというラッパー2人は革新的な存在だと思っている 現にこの曲も本当に限られた尺しか与えられていないながらこれだけ耳に留まるフレーズを生み出していて・・・さらにそこに英語話者でまた違ったリズム感を持つジャニが今作から本格的に加わったわけで…ク〜〜〜!!!!(大の字)
★補足のコーナー
木の実の楽器。チャフチャスと言うらしい。
レイドバックを多用したBTSの楽曲、HOME。リズムの揺らし方が器用です。
11.백야 White Night
原題:Feels Like Love
韓国語題訳:白夜
- 正統派なピアノバラードかと思ったら、Bメロ頭で入ってくるベースが想定してたジャズベとかウッベかと思いきやまさかの重め電子音で椅子からひっくり返った…
- な、なんか不思議な曲…憂いが90年代ポップスみある、初期KinKi Kidsみたいな…ってかあれだ、わかった、山下達郎 ピアノと電子音の混じり合い具合が達郎みある ヤマタツがジャニーズに楽曲提供した感!!(硝子の少年とか)(伝われ) 2番に入る前のシンセのジャジャン!!!とかまさにそれよ 平成初期の音
- 2番で지울 수가 없을까って歌ってるの誰だ?ㄹの発音が超英語的、rじゃん
- その後のドンヨンくんいいですね!!!!!!ドヨン、Neo City Originツアー通じてかなり歌声にハリが出た気がする 生で聴いた時鳥肌立って涙止まらないくらいの声量だったけどこの曲も要所要所でそれが活きてる、聞き応えがすごい
12. Not Alone
原題:Feel It Alone
- イントロ聴いた瞬間ドリムっぽい!!って思ってたらヘチャン入ってきたからドリムだ!!ってなった(違います) メジャーの♯調でEDM的な盛り上がり方するとドリム感が出るのかな…
- 曲調は浮遊感あるのにボーカルエフェクトは微かにディレイかけてるくらいでほぼ生声だから凄く耳の近くで歌ってるように感じる ASMRじゃん(違います)
- サビの展開意外だ〜!もっと大爆発するかと思ったらずっとメロウな曲調が続いてる、、トラックの音量や厚みは大して変えることなく、歌う人を物理的に増やすことで耳に留まるようにしてるのがイリチルみあるなあ
- ここ!!!!!!않아で!!!!!中本の声が一瞬エッジボイスになってる!!!!!!!えっこれ意図的かなそれとも偶然かないいぞもっとやれ★後述します
- そのあとのブレイク普通に美味しいね、いいね、ブレイク活かすなら個性的な声乗せる方がいいからヘチャン選ぶのは大正解だと思う
- Cメロ明けのジェヒョンのSo just、すごい、凄い、このアルバムの中で好きなパートトップ3入る、凄い、ここまでずっとインテンポで歌い繋いできたのに急にテンポ感を崩して、歌うというよりは語るように入ってくる…英語の発音は言わずもがな良いし…一番キメになるパートを敢えて外してきたの、凄い
★補足のコーナー
エッジボイスとは、音程を移る際に一瞬喉に引っかけるような音を出して発声するテクニックの一つ。耳に留まるだけでなく、色っぽさや中性的な魅力を出すことができます。
13. Dreams Come True
- きたきた〜〜!!!!!ザ・レトロ!!!!!ピアノにシンセにボーカルに中音域もりっもりですね!!!!!大喧嘩してるわ!!!!!低音無くない!?!?!?!
- ピアノのフレーズがちょいちょい歌の旋律なぞってるんだね、MV出た時点じゃ全然気付かなかった
- サビに入るとシンセブラスまで入ってくるのやばいwwwwww音域が大喧嘩してるwwwwwww
- あっでもそのあとのマクパートからはちょっと引き算してるね、そうすることで逆に聴かせたいところが際立つってことか〜、、、なるほどね、、、
- 2サビ直前のピアノのコード弾き、있을 테니の裏で鳴ってる音凄くない?ぱっと聴いてコード名分からないからもどかしいけど絶対ここ敢えて外した音使ってる気がする、そう考えるとただレトロなだけの曲ってわけじゃなくてコンテンポラリーな音使いもしてるのかな…
- Cメロ入るとようやくベースが目立ってくるね、テヨンのラップも音低めだしメリハリついてて良い
- 要素盛り盛りだったネオゾンを締めくくるのがこの曲なの、シンプルで味気ないかと思いきや聴き込んでみたら全然そんなことなかったし寧ろごった煮だった…イリチルの良い意味での「まとまり」と「まとまらなさ」を両方捨てずに、かつ多くの人に抵抗なく入ってくるポップス持ってきたのが流石!!
【考察】楽曲の調号の話:NCTの世界観との関連性?
13曲中10曲が◯◯の曲!
一通り楽曲を聴き込んだ後、音を止めずに流れで聴こうと思い頭から再生してはじめて気づいたことがあります。
このアルバム、13曲も収録されている中で不自然なほどに♯調の楽曲が多いです。色をつけた楽曲、実に10曲が該当します。
- Elevator (127F): D major
- Kick It: F♯ minor
- Boom: G major
- Pandora's Box: C major
- Day Dream: E major / E minor
- Interlude: Neo Zone: F♯ minor
- MAD DOG: B♭ minor / D♭ major*4
- Sit Down!: G♯ minor (一部A♭ major)
- Love Me Now: A major
- Love Song: A♭ major / B major
- White Night: B♭ major
- Not Alone: A major
- Dreams Come True: E major
♯系の調とは、楽譜に書き起こしたときに♯がつく調のこと。主にはピアノの黒鍵にあたる音のことです。下の図を参考にしてください。
引用元:【理論がわかると楽器がおもしろい】楽器を始める人のための基礎知識[07]
詳しい理論がわかっていなくても、なんとなく曲調から「明るい」「感動的な」…などの印象を受けることがあると思いますが、それを大きく左右するのが楽曲の調号。曲の中でスムーズに転調したり、曲を切り替えたりする繋ぎの際に重要になってきます。
私が趣味でまとめているK-Popプレイリストを作る際も非常に重要視しています。詳しくは↓
レトロでおしゃれな楽曲から尖ったトラップナンバーに到るまで、多種多様な楽曲が収録されていながら全体的に統一感があるように感じるのは調号がある程度統一されているからだと、通して聴いて気づきました。果たしてこれが意図的なものなのかどうか・・・
調号にまつわるマニアックなお話
Day Dream ~ Interlude: Neo Zoneの繋ぎ
明るい曲調のDay Dreamからおどろおどろしい曲調のInterlude: Neo Zoneに切り替わるポイントなんですが、上の初聴感想でも触れた通り、Day Dreamの最後の最後の和音が解決しない投げっぱなしで不穏な音なんですよ、、
曲単体で聴いた時は(´-`).。oO(不思議な終わり方だなあ)と思っていたに過ぎなかったんですけど、流れで聴いてみると納得…!この不穏さがInterludeへの橋渡しだったんですねえ〜〜〜〜
Love Me Now ~ Love Song ~ White Nightの繋ぎ
Neo Zone内唯一の♭系major調楽曲、White Night。♯調の楽曲が多い中で、♭調の楽曲の特徴であるエモーショナルさが光りますが、そこに繋ぐ流れも上手い!
群を抜いて爽やかな楽曲・Love Me Nowと直接繋いでしまうと耳が驚いてしまいます。そこで間に挟んでいるのが、曲中で♯調と♭調を行き来する面白い作りの楽曲・Love Songです。これによりスムーズに橋渡しをしているんですね〜〜〜!ちなみにこの曲、目まぐるしく調号の位置が変わるからめちゃくちゃ歌うの難しいと思う。
調号に秘められたNCT世界観の謎?
※ここから先は根拠の一切ない妄想127%にてお届けしますので、あくまでもただの小噺程度に聞き流してください!!!!!※
前述の事実に気づき、ふと(´-`).。oO(イリチルの楽曲ってこんなに♯調多いのデフォだっけ・・・?)と立ち返りました。比較対象として、Neo Zone以前に発売された1枚目のフルアルバム・NCT #127 Regular-Irregular-を聴いてみた。ら、
気が付いてしまいました。
- City 127: B♭ major
- Regular: D minor
- Replay (PM 01:27): A♭ major
- Knock On: E♭ major
- No Longer: D♭ major
- Interlude: Regular to Irregular: B♭ major → F♯ minor
- My Van: F♯ minor
- Come Back: E minor
- Fly Away With Me: E♭ major
- Run Back 2 U: E major / C♯ minor
Interludeを境に、がらっと♭調から♯調に入れ替わってる(Fly away with meは例外だけど)。。。。。
Interludeのタイトルは、Regular to Irregular。日常から、非日常へ。現実から、夢の世界へ。
・・・もし、もしも楽曲のキーが、NCTの世界観である「夢」のヒントだとしたら?
仮にRegular=現実=♭調、Irregular=夢=♯調だとしたら。
頭の良いシズニのみなさまによるNCT考察を見るに、「夢」に紐づいて「薬(ドラッグ)」という暗喩が随所に含まれているみたいで。
♯調の楽曲の特徴は、解放感・高揚感。「薬による現実逃避」「夢の中での解放」・・・?
Interlude: Regular To Irregularで着地するキーはF♯ minor。これ、Kick ItとInterlude: Neo Zoneと同じです。
つまり、Neo Zone入りしている彼らは夢の中で・・・
最後の曲のタイトルがDreams Come True・・・
信じるか信じないかは皆さん次第ですミニアルバムとかシングルは検証してないし!!!!!!
【完】!!!!!!!!!!!!!!!!!(逃亡)
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