こんばんは、でこです。
プレイリスト解説もようやくラストスパートですね!どんどん行くよ!
1〜17曲目、18〜34曲目の解説はそれぞれリンク先からご覧ください。
プレイリストはこちらから。
35〜43曲目:圧巻のクオリティ!SMタウンへようこそブロック (feat. JYP)
始めに言っておくと、SM楽曲を固めようと思ってた訳ではなくて、自然な流れを作って蓋を開けてみたらSMタウン状態だった、っていうのが正しいです。SMTOWN2019の後に曲追加しまくったから数が多いことは確かなんだけど。
プレイリスト作りにおいて、テンポ・テンションを上げていくことは容易いんですよ。盛り上がるタイトル曲はめちゃくちゃ多いので。ただスローテンポの曲を聴かせたいとなると必然的にBPMを落とさなければならず、勢いを殺さずスムーズに繋げていくのがまあ〜〜難しいんですよね。なのでハイテンションなだけじゃない、ある種玄人向けのラインナップが豊富なSM楽曲は凄いなあと思うわけです。
前置きが長くなりましたが、まずはこちら!
35: The Chance of Love-東方神起
Oh Myとの繋ぎめちゃくちゃ良くないですか!?最初この曲聴いた時、バイオリンやチェンバロが合いそうなBメロの不可思議な感じに一発で惚れたんですけど、同時に他の曲と合わなさそうだな〜〜って心配したんです。ちょっとケーポップとしては異色の音作りですよね。嵐の「時計じかけのアンブレラ」思い出した。
なんですけどそこは流石のクオリティ、サビの裏拍で刻み続けるシンセサイザーの音色が電子音を多用する今のケーポップ「らしさ」をきちんと消化してくれているおかげで、ゴリゴリのダンスチューンなOh Myとも不思議なくらい自然に繋げることができました。ので全然私が威張れることでも何でもないんですけど、この絶妙に早くも遅くもないテンポ感の2曲を見つけたことだけは褒めて欲しい(欲しがるな)
36: Gravity-EXO
EXO、タイトル曲は一通り聴き込んでたんですけどこの曲はSMタウンで聴くまで知らなくて。ダークトーンかつ疾走感のある曲調がEXOには珍しいなと思いました。ぐっと抑えた曲調でサビまで走り続けて、チャニョルのラップでそれが解放されるっていう構成も面白いなあと(失礼ながらEXOはラップで勢いをつけるタイプのグループじゃないと思ってました)。
イントロにSEこそ入ってますが、The Chance of Loveの終わりの音とこの曲の終わりの音は同じF♯/G♭ですね。前者は♯調、後者は♭調の曲だけどうまいこと繋がりました。
37: 4 Walls-f(x)
これが出た2015年のケーポップって、今よりまだヨジャグルの多様性がなくて「エネルギッシュ/キュート系(ヨチン、レドベル他)」か「セクシー/オンニ系(AOA、ワンダーガールズ他)」に大別されてたみたいですが(主観)(異論は認める)(おこらないで)、その中に超異質なディープハウス曲をぶっ込むf(x)オンニ。痺れる。Cメロでのメジャー転調は希望の光が差す。
SMタウンでの神秘的なパフォーマンスが本当に素敵で、えぷ勉強するモチベが爆上がりした矢先でのアンバールナ契約満了…………おいらは泣いただ………これからは事務所にとらわれずステージが出来るオンニ達を見たいだよ…………
38: BOOM-NCT DREAM
SMマンネグルの最新曲、キヨキヨな雰囲気を脱した彼らの魅力が末恐ろしくてピックアップしました。ドリムはイリチルに比べてメンバーの声の系統がはっきり分かれてて彩りを感じる。
曲を通して使われてる丸っこい音、あれプラック音って言うんですね。数年前のエドシーランあたりから流行ってるってテレビで言ってた。こうやって最近のトレンドの音も取り入れつつ2015年の4 Wallsとも違和感なく繋がる、曲自体のポテンシャルがすごい。やっぱどこまで行ってもSM曲=パフォーマンスを魅せる曲、って共通項がある気がします。
39: What a life-EXO-SC
EXOのでっかわふわふわめちゃくちゃかわいいラッパー2人のユニット曲ですね〜〜!MVでチャニョルがちっとも踊ってくれないところが好きです!
プラック音繋がりで持ってきました。BOOM然り次のNever Ever然り、この音使うと曲にほんのりリゾート感?レゲエ感?南米感?が出ますね。プラック音=弾く音、だけどちょっとスティールパンの音色にも似てる気がする。それがSCの2人にとてもマッチしてて、コンセプトと楽曲の合致が上手く行った例だと思います。SMはいいプロデュースをするね〜〜〜〜〜〜さっきからSMを褒める会になってるな〜〜〜〜〜〜ウーン
40: Never Ever-GOT7
残り10曲の大台に乗りました。この流れで突如JYPからの刺客が登場します。GOT7はLullabyが凄く好きで最近聴き始めた新参なんですが、思いの外エモい楽曲が多くてびっくりしてます。ユギョムの声が好き。もっと掘りたい。
この曲もイントロのプラック音が特徴的ですね〜〜、でもそれ以上にサビの緩急がすごい。JBの鼻にかかったような高音Vo、カツーン!と抜けてきてトラックとの掛け合いがまあ気持ちいい気持ちいい。EDMのジャンル詳しくないからこの曲調を何と形容するかわからんですがとりあえずエモいから勝ち
41: MOVE-TAEMIN
ダークトーン御大・テミン。ダウナーだけど静かな炎が揺らめくような曲のトーンがぴったりですね…
ここから更にBPMを落としにかかります。ともすれば冗長になりそうなこの絶妙なテンポ感でも確かな盛り上がりがあるのは、ラスサビで効果的に使われてるコーラスとテミンさんの透明感のあるお声が上手くマッチしてるからかな…天才……
余談ですが、私よりよっぽどKポを聴き込んでる旧来の知人がこの辺りの繋ぎを凄く気に入ったよと連絡をくれました。具体的な感想くれるのめちゃくちゃ励みになります。ありがとうオブザワールド。
42: UN Village-BAEKHYUN
このプレイリストで一番テンポが落ち着くポイントに来ました。流石は天下のEXOメインボーカル、19曲目のHey Mama!とは全く違う発声法を華麗に使いこなして気怠げで空気を含んだ独特の浮遊感を表現してます。ベッキョンの発声については興奮気味にツイートを投げまくったほど興味津々。いつかちゃんと聴き込みたいボーカリストのひとりです。
発声のポイントを「後ろ」に持ってきてたっぷり歌ってるし、ぱっと思いつかないけどロック調の曲を歌わせたらきっとまた違うアプローチで歌うんだと思う
— でこ (@decoranger_neo) 2019年9月14日
だからベクの声ってパッと聞き分けられるようになるまでちょっと時間がかかったんだけど、色んなジャンルを歌いこなさなきゃいけない(続)
あっあとSMタウンで演ってくれたマークのラップが入ったバージョン音源化してくれませんか〜〜偉い人〜〜〜〜!!スパエムのボーナストラックとかでいいよ〜〜〜〜〜〜!!
43: Jet Lag-NCT 127
30分近く続いたSMブロックを締め括るのはNCT 127のバラードナンバーです。この記事を書いてるつい1日前に参加したイリチル日本1stペンミで確信しました、マジでイリチルは声質の揃い方が神。こういうシンプルでボーカルの魅力を余すところなく聴ける曲こそ真骨頂な気がします。本当にこのアルバム凄い。何度でも言う。
UN Villageが仄暗い中で灯るガス燈なら、Jet Lagは肌寒い冬の朝日みたいな雰囲気を感じます。夜明け。朝ぼらけ。ある種Kポップらしからぬ、心地良いスローテンポのユニゾンをゆっくり堪能して欲しいです。
44〜50曲目:感涙必至の名曲オンパレードブロック
ここからはラストに向けてエモーショナルな楽曲でどんどん畳み掛けて行きます。今回の記事はブロックが2つしかないですね、今気づいたけど。上手く大きな流れを作れたってことにします。Be positive.
44: Fine-NU’EST
前2曲からどうラストに向けて上げて行くかの選曲に悩んだんですが、エモーショナル特攻隊長ことNU’EST(※諸説あり)の中でも爆発力のある一曲を繋ぎました。マイナーの♭調はもれなくエモい!!!!半端ない音圧!!!!バカでかいスピーカーで浴びたい!!!!!!!
40曲目のNever Everと緩急のあるサビの作りが似てますね。これなんて言うんだろう。フューチャーベースとも違うよね、、、?教えてくれた人にはお礼としてTHE BOYZ・ハンニョンのつり目なのに甘い顔立ちという絶妙なバランスが如何に魅力的かをお伝え差し上げますのでふるってご応募ください。
ハンニョンのつり目なのに甘い顔とかいう絶妙なバランスはつくづく惚れ惚れするね 造形美 済州の奇跡 https://t.co/GNP5SztuHl
— でこ (@decoranger_neo) 2019年9月10日
ハンニョンはこんなに甘々フェイスなのにつり目なのがたまらん、って前もツイートしましたっけ? https://t.co/kUtnnYxg8t
— でこ (@decoranger_neo) 2019年9月14日
45: You Are-GOT7
畳み掛けますガッセ。ガッセは音作りもボーカルも空間系の奥行きがとにかく凄い。そして左耳で微かに、でも確かに鳴り続けるギターリフ。こんなのエモくならざるを得ない。そして記事を書く過程で聴き直して気づいたけど、ラスサビ前の数小節だけにストリングスかアコギかを弾く荒い音が入ってますね!?ハ〜〜〜〜〜〜芸こま!!!!!
曲のトーンは決して明るくないけど、マイナー調のFineからA♭メジャーにしっかり移行しております。いよいよクライマックス感が出てきました。
46: Highway to Heaven (English Ver.)-NCT 127
もう!!!!!イントロのファーーーーーーーで!!!!!!!!優勝!!!!!!!!!だ!!!!!!!!!!!!!!!
ほんっっっっっっっっっっっっっっっっっとに大好きな一曲です。永遠に語れる。ペンミで演ってくれて………文字通り死んだ………
この曲を狂ったようにリピートしてまとめたツイート群を精製して近々記事を上げます。なので取り敢えず繋がりのことだけ触れると、You Areが持つ空間系の奥行きもボーカルの空気感も生ギターのリフもぜ〜〜んぶ受け継いだ上で大爆発させてます。大勝利案件。要はこういう曲が好きなんですよ私は〜〜〜〜〜〜〜〜ウエ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン(頭抱)
【追記】記事上がりました!!!
47: SPARK-JBJ95
Highway to Heavenのトンデモ空気感(語弊)に繋げられるイントロはこれしかありませんでした。これでもかと広がるリバーブ。ケンタの透明感あるボーカルとサンギュンの耳に引っかかるような声高めのラップ。JBJ95の持つ清涼感がカンストしてる名曲ですね、、、、当初は一曲目をこれにする予定でした。
JBJ95は全てのタイトル曲が正のエネルギーで溢れてて、辛いことがあった時はすぐ縋りたくなります…曲調から滲み出る青春。2人の魅力を存分に味わえるからやっぱりデュオはいいですね。
48: No Air-THE BOYZ
正のエネルギーと言えば、光の戦士ドボイズを忘れてはいけません。爽やかさ大爆発のEDM、ジャンルとしてはムーンバートントラップに分類されるのかな。
電子音とボーカルがパッチワークのように合わさってずっと隙間なく曲が展開していくんですが、上げに上げた勢いがCメロの低音ラップで最小限に収束する構成が美味しい美味しいポイントです。ラップを包み込むようにこれでもかと広がるエフェクトのかかったシンセの白タマ…からのブレイクでのボーカル露出…そして……テーマ回帰〜〜〜〜〜!!!!!!!!最高だ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!
そしてノエアの見所といえばやっぱりダンス!!!解説はここから!!!
49: 별자리-AB6IX
どう考えてもAB6IXライブの最後これで締めてファン号泣のやつ。打ち込みドラム、特にスネアにかかるリバーブがいいですね。サビ前のI’ll be your shining\パアアン‼︎‼︎/がとにかくチェゴい……ここを叩くだけのボランティアがしたい……
AB6IXのこのアルバム、収録曲の振れ幅がすごいです。流石エリート新人グループ。次のカムバ楽しみだな〜〜!10月マジでハイローもびっくりの大戦争になりそう、財布の紐を固く結べ
50: Answer:Love Myself-BTS
皆様はお気づきでしたでしょうか、ここまで不自然なほどにBTS楽曲が入ってないことに…
Kドル沼にドブンしたきっかけの最推しグループはBTSなんです。故に全ての曲をアーティスト単位で聴いてるので、一部のコラボ曲を除いて原則BTS楽曲はプレイリストに入れないというルールでこれまで作ってきておりました。
でも破っちゃった。おいおい。だって별자리聴いたらこの流れはもうLove Myselfするしかなくない…?だってキーがD♭メジャーですよ?曲終わり曲始めもD♭で繋がるし?屈指のエモキーで泣かせにきてますよね?という訳でルールはズブズブです。あーあ。
Kポに限らず、私は普段全くと言っていいほど歌詞を聞きません。語呂とか発音とか、ボーカルも楽器の一部として聴きます。例えそれがアーティストにとっては不本意だとしても、、申し訳ないとは思ってるけど。
なんですけど、この曲は流石に意味を調べました。RM国連スピーチでも使われた2番Bメロのメッセージが余りにも心に響いてしまった。
昨日、間違いをおかしてしまったかもしれません。でも、昨日の私は、私です。今日の私も、過ちや欠点を伴ったままの私です。明日は、ほんのちょっとマシになっているかもしれませんが、それも私です。これらの過ちや欠点が、私という人間であり、私の人生という星座の中の輝く星なのです。ありのままの自分を、過去の自分を、そして将来なりたいと願う自分を、好きでいることができるようになりました。
偶然か必然か、49曲目の「별자리」とは「星座」の意。輝くのは君か、或いは僕か、なんて野暮ですね。おもいおもいの89番目の星座があるべきだと思います。
ちなみにこの記事をあげた9/24は、なんと国連スピーチ日からちょうど丸一年にあたる日でした。偶然にもほどがある。
というわけで!最後にクソポエマー人格が出てきたりしましたけど!50曲完走お疲れ様でした〜〜〜〜!!!!!やった〜〜〜〜〜〜!!!!!!!
しっかり3時間弱もあるプレイリストを聴ききって下さった方々、本当にありがとうございます。勿論断片的に楽しんでいただいた方も大歓迎です。どのあたりがお気に召したでしょうか?
【追記】
プレイリストはその後どんどん増殖を続け、2021年を迎えた今その数は4倍以上に。全曲解説・・・とまではいきませんが、いろんな楽しみ方ができるプレイリストを下記の記事で紹介してます!こちらも合わせてお楽しみください!
おわり