でこです、こんにちは。何事も勢いなのでプレイリスト早速解説に進みます！
前回の記事はこちらよりどうぞ、プレイリストの作り方とかを書いております。サブスクで好きな音楽を好きなだけ聞いちゃおうの会はじめます。
今回取り上げるプレイリストはこれ！
1〜5曲目:過ぎ行く夏に思いを馳せるグッバイサマーブロック
なにせ50曲もあるのでいくつかのブロックに分類されます。ブロック名はテンションでつけたので後から恥ずかしくなってしれっと変えるかもしれない。わはは
プレイリスト作りのマイルールを何個か設けていて、一曲目はグループの最新曲・韓国語曲・インパクトのある曲、と決めてます。３時間近いリストの一発目大事よね、ってことで今回選んだのがこちら！
1: D.D.D-THE BOYZ
もともと気になってたドボイジュ、サマソニ2019で見られることになり予習したら全力の若くて爽やかなエネルギーに陥落した。新人グループたるもの光属性であれ！！！！！！って気概を感じる。なのでこの後もちょいちょいドボ曲入ってきます。個人的な流行りに中身が左右されまくっている。中でもこの最新曲D.D.D、バランスが心地よくて大好きです〜〜今年の夏の一曲選ぶならこれ、決まり。
曲掘り下げての好きポイント解説やり始めるとマジで書き終わらないので、特に気に入ってる曲はいつかきっと別記事を上げます。
2: ICY-ITZY
今年の夏、間違いなく最大ヒットのICYを持ってきました。音楽番組何冠だっけ…？スケールが違いすぎる。ITZY聞いてないKポオタ一人もいない気がするレベル。
ここのつなぎはビート感の一致ですね～。分かりやすい四つ打ちダンスミュージック。低音強めのスピーカーで聴くと幸せになれるやつです。加えてキーの話、この曲はベースとなるキーがAマイナーなんですが、AマイナーはCメジャーの平行調、つまり♯も♭もつかない特殊な調。どの調からも違和感なく繋げられるのでプレイリスト作りには重宝します。ちなみに1・2番のAメロとCメロはしれっとAメジャーに移調してますね、ITZYはDALLA DALLA然りスムーズに移調して盛り上げる曲の作り方が上手いな～！
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3: HIT-SEVENTEEN
四つ打ちのビート感を引き継ぎつつ、がっつりテンポを上げた序盤の第一ピーク。ｾﾌﾞﾁｾﾌﾞﾁｾﾌﾞﾁｾﾌﾞﾁﾊｯ!!ｾﾌﾞﾁｾﾌﾞﾁｾﾌﾞﾁｾﾌﾞﾁﾊｯ!!
ブロック毎にピークの楽曲を作るとメリハリが出るので聴いてて飽きてこないです。ただしピークの基準はド主観なのでただただ私が好きなだけの曲だったりする。おいおい。
4: Text Me Back-THE BOYZ
若干テンポを落とし、更に爽やかモードへギアチェンジ。ちょいちょいドボ出てきますとか言ってたけど４曲目の時点で既に２曲目…ごめんなさい…光の戦士・THE BOYZは明るいダンスチューンの権化なので…
キーはDですね。♯調のDを用いることで、もともとドボイズが持つ明るい魅力が一層引き出されています。
5: Up-IZ*ONE
TXTくん目当てで行った東京ガールズコレクションで初めてこの曲を聴いたんですが、本当に透き通った清廉なイメージ通りのパフォーマンスで超良かったです。ジャンル的にはトロピカルハウスの延長なのかな…？とにかくアイズワン曲は音程が高くてすごい。
余談ですがこのプレイリスト、私の聴き方が偏ってる所為でヨジャ曲が50曲中7曲しかないんですよ。本当に申し訳ないと思っている。
6～13曲目:緊張感張り詰めるダークトーンブロック
6: 0 Mile-NCT 127
はい！！！！！ここ！！！！！大成功ポイント！！！！！！！
一曲前のUpとこの曲のイントロ聴き比べてみてください、メロディーラインの音の運びが似てますよね！？BTSの握手会当選率より遭遇確率の低いと噂の(噂の？)ニアピンメロディーライン！！！ざっくばらんに曲を集めているので意図したわけでは決して無くて、整理する段階で発見するアハ体験の快感はひとしおです。
さらには、音の運びだけじゃなくて構成楽器も似てるんですこの２曲。メロディーラインはどちらも丸みを帯びたシンセサイザーの音色が特徴。F♯メジャーからDマイナーへ難なく展開できました。ちなみに私はこういうデジタルファンクにめっぽう弱い。加えてオクターブでのコーラスがめちゃすこです。語ります、いずれ。
7: Famous-TAEMIN
同じテンポ感の曲で一気にダークな装いとなりました、テミン御大の最新ソロ曲・Famous。大きい会場でのダンスパフォーマンスを想定した楽曲だからか、バスドラムのビート音がとってもソリッドな仕上がりですね。
先日初めて参戦したSMTOWNで天下のエッセムエンタの爆風を浴びた結果、この後も続々と当日披露された曲が放り込まれています。意図したものかは分からないけど、SM楽曲はやっぱりどこか共通項があって繋ぎやすい。
8: Look-Red Velvet
という訳でSM第2弾、レドベルです。Famousにも増してリズムトラックがめちゃくちゃタイトな音色でさらに緊張感が高まる。一方でボーカルにはリバーブ処理がされているので不思議な浮遊感があります。
共通のビート感以上に自然な繋ぎをもたらしてるのが、FamousアウトロとLookイントロに共通するウィスパーボイス。歌い方のアプローチが同じなので自然に耳に入ってくるんです。細かいポイントだけど聴いてほしいこだわりのひとつ。
9: One More Night-PENTAGON
しばらくマイナー調の曲が続きます。Lookとはテンポ感は勿論、曲のダブ感っていうのかな…拍感がすごく似てるんですよ。ツッッッッッパアーーーーーみたいな(伝われ)
どこか畳み掛けてくるような感覚、どちらの曲にも多用されている16分音符+休符の連符が大きな要因ですね〜〜！一小節が♪♪/♪♪♪/♪♪♪/♪♪♪/♪♪♪/♪♪(ほんとは16分)(伝われ)の固まりに区切られたフレーズは、音の頭が表拍と裏拍を行ったり来たりするので、真っ直ぐ一定間隔で歩く感じとはちょっと変わったリズムの取り方になります。一曲目、D.D.Dのイントロのリズムもやってることは一緒で頭出しのタイミングがちょっと違う。
ペンタゴンの過去楽曲については以下の記事からどうぞ！
10: WHO DO U LOVE? (feat. French Montana)-MONSTA X
先ほどと同じ♭調の曲。さらにリズムパターンも前述のLook、One More Nightと同じ23332連符(誰か正式名称教えて)をちょっとアレンジした拍感がベースですね。ただ、同じリズムパターンの曲は確かに繋ぎやすいんですが、ずっと続くと冗長になって曲が耳から零れ落ちてしまうので切り替え時が大切かな。
この辺りからはかなりダウナーな曲が続いていきます。例えるなら新月の夜、丑三つ時、って感じ(は？)
モネクのおしゃれ楽曲、こちらの記事でガッツリ取り上げてます。
11: Movie Star-CIX
落としたテンポを引き上げていきます。リズムパターンも変わるこの曲、要所要所にブレイクが入っていたり、シンプルな四つ打ちかと思ったらAメロでひねってきたり、曲のテンションが決して高くない分飽きさせないように相当工夫されてる気がする。流石デビュー一発目のタイトル曲なだけあるなって感じ。
トラックと全く関係ないけどCIXの皆さん、踊ってる時の圧すごくないですか？(え？)
12: Drip Drop (Japanese Version)-TAEMIN
ダークトーンブロックピークの曲！このブロックは正直テミンさんの天下だと思ってます。真っ暗闇の中、ロープをぴんと張り詰めた上で鋭いスポットライトに照らされながら舞う雰囲気って言えばいいのかな……切れ味のいいレイピアみたいな……そんな緊張感を表現できる稀有なオーラの持ち主って感じ。SMTOWNで見たスルギとのペアダンスは圧巻だった。あとは今回のプレイリストには入れてないけどWANTとかも凄く張り詰めてて好きです。
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正直に言うと未だにMovie Starのイントロと間違えそうになるくらい似てる印象の曲。雫が落ちる音とか(どっちが先か後かなんて話は野暮なのでしません)。ただテーマに入ってから一気にビートが跳ね出す辺りやっぱり最終的なアプローチは違ってて、、これだからケイポッピはやめらんねえんだよな〜〜〜〜！
13: Truth-東方神起
これまでの打ち込みダンスサウンドから一転、東方神起大帝による生バンドR&Bナンバーを。Drip Dropとは一見かなり違う系統の曲ですが、跳ねるようなシャッフルビートを多用しててノリは似てたりします。あとは押し殺したような声と息遣いとか。
あとこれは多分私の耳がポンコツなだけなんですが、C♯メジャーのキーって凄く不思議で、C♯とD♭どっちのスケールにも聴こえるんですよね〜〜……他の半音系は割とこれ！ってのがあるんですけど、、、聴いてて自信失うのがこのキーです、、、
14〜17曲目:生楽器多用のオーガニック/ヒーリングブロック
前の記事で少し話題にあげたオーガニックゾーンがここです。生楽器系、しかもアコースティック系の曲はリズムの取り方がダンスミュージックとはまるで異なるので、Kポップのプレイリストに取り入れるのはかなり至難の業でした。
ここを上手く成立させられた功労者は間違いなく13曲目のTruth。0 Mileもそうだったけど、ブロック毎の橋渡しをしてる曲は雰囲気を切り替えてくれるので凄く助かってます。やっぱSMのトラックメイキング力伊達じゃないわ。
14: Gwichanist-Park Kyung
これタイトル、要は「大丈夫マン」ってことなのかな。かわいいかよ。大丈夫マン。
ビート感を引き継いで一気に空気感を変えてみました。前ブロックが陰ならここからは一転して陽ですね〜〜。このプレイリスト、頭からぶっ通しで聴いてもらえるのが勿論一番嬉しいんですがそんな３時間も聴いてられないわよってのも当然だと思うんで、例えば休みの日の昼下がりにちょっと音楽が欲しいな〜って時とかはここのブロックを流してもらえるときっとQOLが上がると思います。生活に寄り添うK-POP。
15: Don’t Need Your Love-NCT DREAM & HRVY
ここまででは初めてのGメジャー曲、やっぱり陽のエネルギーが段違いです。アコギを筆頭としたオーガニックな構成楽器に加えて、少しダンサブルな要素を加えるビート音やシンセの音色も心地いい。
この後もどんどんNCT楽曲が出てくるんですが、彼らの強みは多重ボーカルだと思ってます。個性的な声がぶつかるユニゾンは曲を台無しにすると思ってる過激派なので(おちついて)、彼らのように個性はありつつも共通の透明感があるボーカルグループは、ある種楽器の集合体のように声で遊ぶことができるのでとっても貴重。それ故の聴き心地の良さですね〜〜。
この曲を演ってくれた天才コンサート：THE DREAM SHOWのレポは下記記事から。生歌唱ならではのポイントをまとめてます。
16: 1, 2-LEE HI (feat. CHOI HYUN SUK)
アコギ主体のサウンドが続きます。前回のブログで、
生楽器系の曲めちゃだいすこまるなのですが如何せん他の曲との流れの相性が悪くて泣く泣く次のリストに後回しした曲もあり…
【でこ】お勧めK-POP:50選プレイリストとその解説① - 集合知
って書いたのがこの曲のことでした。ボサノヴァ的なリズム感はなかなか他の曲とはめるのが難しくて……かといってこの曲を一曲目にするのもまた違う……みたいなことをしてたら前回のリストには収められませんでした、、
今回は前後の曲とリズムの跳ね方が共通していたので上手く流れに乗せられました。前も後ろもNCT。NCTの曲のバリエーションの多さほんとすごい。ちなみに、同じアーティストの曲は連続させないっていうマイルールを設けてるのでNCTの間に挟めたのは良かったです。正確にはドリムとイリチルだから別なんだけど、なんかこだわりたかったので…とはいえマイルールなので直ぐブレます。現にプレイリスト2にはU→127の流れがある。おい。
17: Paper Plane-NCT 127
前項でほぼ話しちゃったよ。
この曲が入ってる"NCT #127 WE ARE SUPERHUMAN"、マジで一曲も捨て曲がない神アルバムでびっくりしました。しばらくの間タイトル曲のSUPERHUMANだけしか聴いてなかった自分を殴った。どの曲も全く毛色が違っていて、このPaper Planeは、アコギのリフとメンバーの声の重なりを活かしたアンプラグド感が魅力です。本当はアルバム全曲突っ込みたかったけど流石に芸がないので、ひとアルバムにつき3曲までと決めております。後々出てくるHighway To Heavenは英語のシングルバージョンなので計3曲ですね、セーフ(マジか)
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全曲上手く繋いで作ってるつもりなので「キリのいい」箇所はない（ことにしたい）んですが、流石に6000字に迫る勢いの中まだ2/3も残ってるので一旦ここまでとさせてください。前中後編か…超大作…
さぁーて！来週のサザエさんは！タラちゃんですう！！！！！この後の18曲目からは、どんどんテンションが上がっていって50曲中一番盛り上がるブロックに突入するらしいですう！！！！！！！！！！！懲りずに読んでくださいですう！！！！！！！！！！！！さて次回は！！！！！！！！！！「カツオ、4人目のEXO-CBXに」「イクラ、早熟のニュージャックスウィング」「激情の波平」の3本です！！！！！！！！！！！！！！！！！！来週もまた見てくださいね〜〜〜〜！？！？？！？！？？？！？？？ジャンケ
続きはこちら→
おわり
